点検

点検と整備はドライバーの義務です

点検・整備は、例えるならクルマの健康診断です。メンテナンスを怠ると思わぬトラブルが発生し、重大な事故につながる可能性があります。トラブルを防ぐために最も有効な手段が点検・整備です。クルマの点検・整備には、 12ヶ月および24ヶ月ごとにプロの目でしっかりチェックする「定期点検・整備」と、ドライバーがクルマに乗る前や降りた後に行う「日常点検・整備」の2つがあります。どちらも法令で定められていて、ドライバーの義務となっています。

法令では以下のように、クルマのユーザーに対して安全のための点検や整備を行うことを定めています。

【ユーザー保守管理責任(道路運送車両法 第四十七条)】
自動車の使用者は、自動車の点検をし、及び必要に応じ整備をすることにより、当該自動車を保安基準に適合するように維持しなければならない。

販売店で実施する定期点検について

安全で快適なカーライフをお楽しみいただくために、トヨタのお店では法定点検・整備のほか、トヨタオリジナル点検・整備を実施しています。
日頃なかなか見ることのできないクルマの下まわりを含め、プロのスタッフが点検します。

日常点検、法定点検・整備、トヨタオリジナル点検・整備の実施時期説明図

無料点検と法定点検

定期点検・整備には以下の4種類があります。適切な時期にお近くのトヨタのお店で点検・整備を行ってください。

  • 点検時にはメンテナンスノートをご用意ください。
  • 一部対象外の車種があります。詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。
  • 新車1ヶ月無料点検
    新車1ヶ月無料点検
    トヨタのクルマをお買い上げいただいたお客さまを対象に、新車登録より1ヶ月または走行1,000kmのどちらか早い方で行う点検です。
  • 新車6ヶ月無料点検
    新車6ヶ月無料点検
    トヨタのクルマをお買い上げいただいたお客さまを対象に、新車登録より6ヶ月で行う点検です。
  • 法定12ヶ月点検
    法定12ヶ月点検
    12ヶ月毎に行う法令で定められた点検・整備です。外から見ることのできない部品を取り外したり、テスターを用いて排気ガスの状態等をチェックするなど、プロによる確実な点検を実施します。
  • 法定24ヶ月点検
    法定24ヶ月点検
    新車登録より36ヶ月(以降24ヶ月毎)で行う法律で定められた点検・整備です。外から見ることができない部品を取り外してチェックしたり、テスターを用いて、排気ガスの状態等をチェックするなどプロの目でしっかり点検します。

トヨタオリジナル点検

お客さまに代わってクルマの点検をお引き受けする安心メニューです。

メンテナンスパックについて

トヨタオリジナル点検と法定点検をパックにしたおトクなメニューです。

エコUPケアと10ミニッツサービス

クルマと地球のことを考えたトヨタならではのサービスメニューです。
日頃のカーケアのニーズにお応えする、お客さまのカーライフを楽しく、快適にする為の「早くて・安くて・効果的」なサービスメニュー、それが「10ミニッツサービス」です。

  • エコUPケア
    エコUPケア
    クルマと地球のことを考えた、トヨタがおすすめする「エコ商品」やトヨタ独自の「エコ診断」をご紹介します。
  • 10ミニッツサービス
    10ミニッツサービス
    クルマのケアを短時間で済ませたい。そんなあなたにピッタリなカーケアメニュー、それが10ミニッツサービスです。

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ドライバー自身で実施する日常点検について

ドライバー自身で行う点検・整備は、突然のトラブルを防止するたものものです。
長距離走行や洗車・給油時、季節の変わり目などを目安に実施します。

日頃の点検・整備でトラブルを防ぎましょう

点検・整備とトラブルに関するアンケート調査の結果では、3人に1人の割合で、ドライバーがなんらかのトラブルを経験しています。そして、そのほとんどが日頃の点検・整備により防げるトラブルです。

点検・整備ってどうするの?日常点検と定期点検の違い

クルマの点検・整備には、ドライバーがクルマに乗る前や降りた後に行う「日常点検・整備」と、12ヶ月および24ヶ月ごとにプロの目でしっかりチェックする「定期点検・整備」の2つがあります。どちらも法令で定められていて、ドライバーの義務となっています。

メンテナンスについて、くわしくお応えします

クルマを安全・快適にご使用いただくために、機械や部品が正常な状態を維持できるよう消耗部品の点検や交換、整備をすることをメンテナンスといいます。思わぬ故障や万が一の事故を防ぐためにも、早めのメンテナンスでクルマをリフレッシュしましょう。

長期使用車にお乗りの方へ

クルマは、長期間の使用により摩耗や劣化する部品などがあります。ベルトやホースなどのゴム部品が硬くなったり、サスペンションなどの可動部品にがたつきが出る場合があります。大切なクルマをこれからも安全にお乗りいただくためにも、トヨタのお店にご相談ください。

日常点検の手順

日常点検・整備は、長距離走行の前や洗車、給油時等を目安にドライバーご自身が実施できる点検です。また、走行中でも普段と違う、ニオイや音、振動などを感じたら早めに点検しましょう。
また、異常な点があった場合や、自分で点検するのが不安な方は、お近くのトヨタのお店へご相談ください。

  • STEP1 ボンネットを開けて (エンジンルーム内)
    STEP1 ボンネットを開けて (エンジンルーム内)
    ブレーキの液量、バッテリーの液量、エンジンオイルの量、冷却水の量、ウインドウォッシャーの液量
  • STEP2 クルマのまわり
    STEP2 クルマのまわり
    タイヤの空気圧、タイヤの亀裂、損傷 タイヤの溝の深さ・異常摩耗 ライト・方向指示器の汚れ、損傷
  • STEP3 運転席に座って
    STEP3 運転席に座って
    駐車ブレーキ機構の引きしろ、エンジンのかかり具合、異音、ブレーキペダルの踏みしろ。
    ウインドウォッシャー(洗浄液)の噴射状態、ワイパーの払拭状態、ライト・方向指示器の作用
  • STEP4 走行して
    STEP4 走行して
    ブレーキの効き具合 エンジンの低速および加速の状態 異常が認められた箇所
  • プラスカンタン点検
    プラスカンタン点検
    カンタンにできる点検・整備