笑顔の花冠プロジェクト

トヨタカローラ福島

全国を巡った花冠が最後の経由地、福島に到着

今年の3月から日本中を巡った花冠が、いよいよ最後の経由地であるトヨタカローラ福島に到着。トヨタカローラ富山からの受渡式が7月28日に行われました。

初代と2代目カローラが見守る前で、受渡式が行われた

式典は2台の初代カローラ、1台の2代目カローラが並ぶ店内で、波恵ダンス・カルチャーパークによるダンスパフォーマンスからスタート。普段はトヨタカローラ福島の社員として働く女性ふたりがメンバーに含まれ、元気いっぱいのパフォーマンスを見せてくれました。
これに続いてトヨタカローラ富山から、トヨタカローラ福島へと花冠の受け渡し。販売店で最後のバトンを受け取ったトヨタカローラ福島の佐藤社長は、「花冠の裏に各社の想いを込めたメッセージがびっしりと書かれていて、驚きました。車名が社名になっている、我々カローラ店の熱い気持ちを感じました。その想いとともに、アンカーとしてこの花冠を大衡工場へと届けます」と、その想いを熱い口調で語られました。

会場には長くカローラをご愛顧いただいている2名のオーナー様にも、来賓としてご来場いただきました。赤いボディカラーの初代のオーナーである中島さんは「この車は、このお店で父が買ったものです。母が使っていて、それから姉、免許を取ってからは私が乗ってきました。私は今、最新型のカローラに乗っていまして、普段この車を家の車庫で、大事に保管しています。父はこの赤い色がとても気に入っていましたね」と懐かしそうに話されました。

トヨタカローラ福島では花冠が到着した翌日の7月29日に、「花冠 夏祭りファミリーDay」を全店舗で実施。夏祭りをテーマに縁日のような催しが各店で行われ、大いに賑わいました。

父が生涯愛した、2代目カローラ/佐藤富美子さん

モスグリーンの2代目カローラは、佐藤さんのお父様が購入され、8年前にお亡くなりになるまでずっと乗ってこられた大事な愛車。
「父が持った車は、この1台だけなんです。それはそれは、大事に乗っていました。父の運転で山に釣りや山菜採りなど、あちこちに出かけました。車内に入ると今でもあのころと同じ匂いがして、それを嗅ぐといろいろな思い出がよみがえってきます」と語られました。そして、お父様がいかにこの車を大事にしていたかを物語るエピソードも聞かせてくれました。「父はこの車を、ほかの人には運転させませんでした。でも、私が免許を取り立てのころに運転させてもらったことがあって、側溝にタイヤを落としてしまったんです。それからは二度と、ハンドルを握らせてくれませんでした(笑)」。

お父様が亡くなられたあと、家族のあいだではこんな話もあったそうです。「大事に乗ってくれる人に譲ろうかという話も出たのですが、父の思い出を残しておきたいとの母の想いを尊重して、手放さないことにしました。母の顔を見ると、そうして良かったなと思います」。お父様が生涯愛したカローラは今、佐藤さんのご自宅の車庫で大切に保管されています。佐藤さんはこの車を見るたび、そこにお父様がいるような気持ちになられるそうです。

受渡式

トヨタカローラ富山の代理 トヨタ自動車 高橋地区担当員から、トヨタカローラ福島 佐藤社長へ 14:00~ オープニングダンススタート
14:10~ 受渡式
14:30~ オーナー様インタビュー(壇上)
14:40~ 写真撮影
15:30 終了