笑顔の花冠プロジェクト

カローラ花冠パレード 出発式レポート

日本全国を1周する
カローラ花冠パレード出発式

3月6日、「カローラ花冠パレード」の出発式が行われました。カローラ花冠パレードは、お客様と全国トヨタカローラ店74社の販売店とトヨタ自動車が、一緒になって、カローラの語源である「花冠」をかたどった4つのバトンを、カローラが産声を上げた【トヨタ自動車 高岡工場】から、現在の生産工場である【トヨタ自動車東日本 宮城大衡工場】へ。約半年をかけ、日本全国を巡り、全国を1つにつないでいく取り組みです。出発式には、歴代のカローラ開発責任者(チーフエンジニア)、全国トヨタカローラ店74社の代表者、高岡工場の従業員など約1,700人が集い、出発式を盛り上げました。

「カローラ花冠パレード」出発式
ダイジェストムービー

メーカー、販売店が、笑顔の花冠プロジェクトに掛ける想い

メーカー代表として挨拶に立ったトヨタ自動車 佐藤常務役員は、「発売後1年で10万台、わずか6年で100万台を突破し、33年連続ベストセラーカー受賞など歴史に残る記録をつくり、大衆車=カローラを確立しました。現在、国内のカローラのオーナー様は140万人。50年間、本当に多くのお客様の支えがありここまで来ることができました。このプロジェクトを通じて50年の感謝を多くのお客様にお届けし、日本全国を笑顔で溢れさせ、日本を元気にしたいと思います」と、「笑顔の花冠プロジェクト」に掛ける想いを語りました。

また、全国トヨタカローラ店を代表して、トヨタカローラ新大阪 久保社長は、「50年の間に誕生しては消えて行くクルマが多い中、カローラというクルマが世の中に存在し続け、今も光り輝き続けていることに感謝します。(これからも)メーカーと販売店が一緒になり、ニーズを把握し、カローラを良いクルマにし続け、お客様の笑顔のためにカローラと共に街いちばんで愛されるお店になるよう一所懸命努力します」と宣言しました。

カローラがヒットし50年の礎になった理由。
そして生誕100年に向けての決意

出発式では、歴代のカローラ開発責任者(チーフエンジニア)及び、カローラを管轄するMid-size Vehicle Company President吉田専務役員が集い、カローラにまつわるトークも開催。2代目、3代目の開発責任者であるトヨタ自動車 佐々木顧問は、なぜ初代カローラがヒットしたのか、3つの成功理由を語りました。「1つは、80点主義+αと言う開発思想。クルマのサイズ・性能・耐久性など、合格点の80点では平凡なクルマになってしまう。+αのスポーツ性を加え商品力を高めたことにある。2つ目は+100ccの余裕。100cc加算でエンジンパワーに2割3割の余裕を持たせ、スポーティな走りを実現したこと。3つ目は、全国トヨタカローラ店が店舗を増やし、販売戦力を強化してくれたこと」と、ヒットした要因を披露。その開発思想は、今も脈々と受継がれていることをアピールしました。

さらに、Mid-size Vehicle Company President吉田専務役員は、「今、カローラは世界中のお客様に愛され続ける大衆車であり、この大衆車であるという使命は、ずっと変わりません。時代に合わせるのではなく、時代を先取りし、進化し続けることが長く愛される理由です。今年は、次の100年に向けた大切な第一歩です」と、激励と共に新たな挑戦への決意を述べました。

4つの花冠が、全国に向けて出発

メーカーと販売店の想いをのせた4つの花冠は、最初の寄港地であるトヨタカローラ中京 山本社長、トヨタカローラ愛知 服部社長、トヨタカローラ名古屋 後藤社長、トヨタカローラ愛豊 寺町社長へと手渡されました。そして多くの人に見守られながら、「笑顔」で全国を繋ぐ旅へと出発しました。各社では、オーナーミーティングや、花にちなんだ店舗イベントが実施される予定です。ゴールでは、4つの花冠に多くの人の想いが込められた、カローラ生誕50年の「感謝の大輪の花」を咲かせることでしょう。