トヨタは、「トータルクリーン*1」をめざしています。
「トータルクリーン」を基本理念に、環境に配慮したクルマづくりを進めています。生産から廃棄にいたるトータルライフの視点により、環境への取り組みのひとつひとつをすべての過程で連携させ、クリーンなクルマづくりをめざします。さまざまな環境目標を、バランスを取りながら達成し、総合的に環境性能の向上を図ります。

2005年からEco-VAS*2を導入し、環境配慮設計をさらに強化。
- *1.トータルクリーン:「開発・生産・使用・廃棄」のすべての過程で環境との調和を図ることを意味します。
- *2.Eco-VAS[エコバス]:Eco-VehicleAssessmentSystem。車両開発責任者が企画段階で生産、使用、廃棄にいたるLCA(ライフサイクルアセスメント)の考え方を踏まえた環境目標値を設定。全開発プロセスを通じて目標達成状況をフォローして、確実な達成を図る総合的な環境評価システムです。
全ライフサイクルでのCO2排出量が少ない、次世代エコカー。
プリウスPHVは、素材製造、車両製造、走行、メンテナンス、廃棄・リサイクルの各段階で排出するCO2を、同クラスガソリン車に比べて約43%低減。プリウスと比較しても、ライフサイクルでのCO2排出量はプリウスPHVが約9%下回っています。また、太陽光、風力など再生可能エネルギーを活用して発電した電力を利用する場合は、EV走行部分のCO2をさらに低減可能です。
【プリウスPHVのLCA評価*3(CO2の例)】

- *3.トヨタの取り組み範囲において、資源採取から廃棄・リサイクルまでの各段階で、クルマが環境に与える要因を定量化し、総合評価する手法(LCA『ライフサイクルアセスメント』:Life Cycle Assessment)で評価しました。自動車の生涯走行距離10万km(10年)をJC08モードで走行した場合の結果です。LCA評価結果は指数で示しています。
限られた資源の有効利用のため、独自のネットワークでバッテリーの回収とリサイクルを行っています。
■取り外し
バッテリーの取り外しが、
安全・確実に行われるよう、
設計面での配慮や、マニュアル
の提供を行っています。
バッテリーの取り外しが、
安全・確実に行われるよう、
設計面での配慮や、マニュアル
の提供を行っています。
■リサイクル
バッテリーに含まれる、
レアメタルなどの貴重な
金属類の回収・再資源化にも
取り組んでいます。
バッテリーに含まれる、
レアメタルなどの貴重な
金属類の回収・再資源化にも
取り組んでいます。
■回収
修理交換部品を運んだ
トラックの帰り便を
多く利用して、CO2排出
の抑制に努めています。
修理交換部品を運んだ
トラックの帰り便を
多く利用して、CO2排出
の抑制に努めています。
■リビルト/リユース
使用可能なバッテリーは
ハイブリッド車の修理交換にも
活用し、家庭用の電源として
再利用することも研究しています。
使用可能なバッテリーは
ハイブリッド車の修理交換にも
活用し、家庭用の電源として
再利用することも研究しています。
- ■詳しくは、こちらをご覧ください
- http://www2.toyota.co.jp/jp/news/10/10/image/nimh_500k.asx
リサイクル性に優れた素材や、環境調和型素材を多用しています。
プリウスPHVでは、リサイクルし易い素材であるTSOP(Toyota Super Olefin Polymer)をバンパーカバーやピラーガーニッシュなどの内外装部品に積極的に使用。また、再生可能な植物資源から造る石油資源の節約やCO2排出抑制に効果のある「エコプラスチック」も、スカッフプレートやシートクッション(運転席)などに採用しています。
スカッフプレート
シートクッション(運転席)
バンパーカバー

ピラーガーニッシュ
車両仕様 |
車両型式 | DLA-ZVW35 |
|||
|---|---|---|---|---|---|
| エンジン | 型式 | 2ZR-FXE | |||
総排気量
L |
1.797 | ||||
| 燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | ||||
| 駆動装置 | 駆動方式 | 前輪駆動 | |||
| 変速機 | 電気式無段変速機 | ||||
| 車両重量 kg |
1,430〜1,440 | 1,400〜1,420 | |||
環境情報 |
燃料消費率 |
プラグインハイブリッド燃費 (複合燃料消費率) *4 (国土交通省審査値) km/L |
57.2 | 61.0 | |
| CO2排出量*5 g/km |
41 | 38 | |||
| ハイブリッド燃費 *4 (国土交通省審査値) km/L |
30.8 | 31.6 | |||
| 電力消費率 (国土交通省審査値) km/kWh |
8.08 | 8.74 | |||
| EV走行換算距離 (等価EVレンジ、 国土交通省審査値) km |
24.4 | 26.4 | |||
| 参考 | ― | ||||
| 主要燃費改善対策 | プラグインハイブリッドシステム、アイドリングストップ装置、 電気式無段変速機、可変バルブタイミング、電動パワーステアリング |
||||
| 排出ガス | 認定レベルまたは 適合規制(国土交通省) |
SU-LEV *6 *7 | |||
| 認定レベル値 または 適合規制値 (g/km) |
CO | 1.15 | |||
| NMHC *8 | 0.013 | ||||
| NOx | 0.013 | ||||
| 参考 | 九都県市指定低公害車の基準に適合。 | ||||
| 車外騒音 | 適合騒音規制レベル
dB-A |
加速騒音規制値:76 | |||
エアコン冷媒使用量(冷媒の種類)
g |
470(代替フロンHFC-134a) | ||||
| 環境負荷物質削減 | 鉛 | 自工会自主目標達成(1996年比1/10以下) | |||
| 水銀 | 自工会自主目標達成(2005年1月以降使用禁止) | ||||
| カドミウム | 自工会自主目標達成(2007年1月以降使用禁止) | ||||
| 六価クロム | 自工会自主目標達成(2008年1月以降使用禁止) | ||||
| 車室内VOC*9 | 自工会自主目標達成 | ||||
リサイクル 関係 |
リサイクル し易い材料を 使用した部品 |
TSOP*10 |
バンパーカバー、ピラーガーニッシュ、フロントグリル、 モールディングロッカーパネル |
||
| TPO*11 | 運転席SRSエアバッグ | ||||
| 樹脂、ゴム部品への材料表示 | あり | ||||
| 環境調和型素材 (エコプラスチック) |
スカッフプレート、シートクッション(運転席) | ||||
| リサイクル材 の使用 |
RSPP *12 | フロアサイレンサー | |||
| リサイクル ポリプロピレン |
エンジンアンダーカバー、リヤシートサイドカバー、 フロントシートシールド |
||||
- *4.燃料消費率は、定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。なお、複合燃料消費率とはプラグイン燃料消費率とハイブリッド燃料消費率を複合して算出する代表燃料消費率です。また、JC08モード走行は10・15モード走行に比べ、より実際の走行に近くなるよう新たに設けられた試験方法で、一般的に燃料消費率はやや低い値になります。
- *5.走行時の排出量。発電に伴うCO2排出量は含まれません。
- *6.JC08モード走行
- *7.平成17年基準排出ガス75%低減レベル
- *8.NMHC:Non Methane Hydrocarbons(非メタン炭化水素)
- *9.VOC:Volatile Organic Compounds(ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエンなどの揮発性有機化合物)
- *10.TSOP:Toyota Super Olefin Polymer
- *11.TPO:Thermo Plastic Olefin
- *12.RSPP:Recycled Sound-Proofing Product
装備類の詳しい設定につきましては、諸元表および主要装備一覧表、取扱説明書をご覧ください。
- ■ボディカラーおよび内装色は、撮影および表示画面の関係で実際の色と異なって見えることがあります。
- ■写真は機能説明のために各ランプを点灯させたものです。実際の走行状態を示すものではありません。
- ■写真は機能説明のためにボディの一部を切断したカットモデルです。
- ■画面はハメ込み合成です。

