第16回 トヨタ 夢のクルマアートコンテスト

第16回日本コンテストINDEX

7歳以下部門入賞作品

いきものたちをまもるくるま
松木 結夢

ネットのニュースなどで、動物がクルマにひかれて死んじゃっていることを知って悲しかったです。みんな友だちだから、これ以上傷ついてほしくなくて、このクルマを考えました。人も動物も植物も、みんな安全に笑顔で元気にくらしてほしいです。お姉ちゃんが目指している生き物を保護する人の仕事をわたしの絵で手伝いたいです。

ピカピカくらげのぽよぽよくるま
松井 平

えんそくで見たクラゲがとてもきれいだったから、クルマになったらいいなと思いました。

がんばれ!みつばちさん!
河畑 杏音

みつばちさんのいのちはみじかいけれど、たくさんの生きものの未来をつなぐために、いっしょうけんめいにおしごとをしていることをしりました。そのみつばちさんが、お天気のよくない日でも、少しでもおしごとがしやすいようにするにはどうしたらいいかをかんがえていたときに、おもいつきました。

8〜11歳部門入賞作品

助けにいくよ!スパイダーカー
永井 秀弥

インターネットのゲームの中で知り合いになった言葉のわからない国の子とまたゲームをしたかったのに、つながらなくなってしまったときに、もしかしてゲームのできないことになってしまったのかと思ったのがきっかけです。ヨーロッパでは戦争が起こっていて、大人が戦っているだけじゃなくて、ぼくみたいな子供も大変なことになるんだと、すごくこわくなりました。地球温暖化の影響で異常気象も多く発生していて、洪水や台風、干ばつや大雪で困っているたくさんの人のなかに、あのとき一緒にゲームで遊んだ友たちがいるんじゃないかと思ったら悲しくなりました。誰とでもつながれるインターネットの中のような所が現実にあって、安全で自由に遊んだり、すごせたら皆が元気になってくれるんじゃないかと思って描きました。

レインウォーターカー
井上 陽斗

雨が降っているときに、雨水が流れていくのを見て、もったいないと思いました。学校でSDGsの目標について勉強したので、この雨水をクルマのエネルギーとして使いたいと思いました。

ゴミから出来たSDGsの車
宮原 善久朗

SDGsの本を読んで、13番目の目標「気候変動に具体的な対策を」が気になり、自分にも何かできないかと思い、空気をよごさないクルマをつくりたいと考えました。

12〜15歳部門入賞作品

パラレル竜宮クラゲカー
今里 莉子

家族で水族館に行ったとき、不思議な光に包まれ流れに身をゆだねているクラゲに吸い寄せられました。まるで、水族館の中と外では時間の流れ方が違うようでした。ふと隣を見ると、いつも忙しそうな母が時間を忘れたかのように見入っていて、その横顔がずっと心に残っていました。母はよく「時間がほしい」と言っています。きっと世界中に時間に追われて心が休まらない生活を送る人がたくさんいるはずです。でももし、この世界と並行して存在するパラレル世界に行けたら…そのときに感じたことをもとに、このパラレル竜宮クラゲカーを考えました。

励ましをエネルギーに変えるくるま
坂本 美由紀

私には人に相談できない悩みごとがありました。悩みを相談できなかったら、心も重いですし気持ちも晴れません。それに自分が言いたいことを言えず、心の中にしまいこむのはとても辛くしんどかったです。でも、そのとき私はこの悩みを抱えている人は自分だけじゃないと思いました。もし私以外にもこの悩みを抱えている人がいたら、その人たちが集まって励まし合い、みんな笑顔になって悩みがふき飛ぶようなクルマを作りたい!!と思ったのがきっかけでした。私と同じ気持ちの人々が集まったら、今悩んでいることも話しやすいし心強いと思います。

時間点滴車
吉倉 花菜子

私のお母さんは、朝から夜遅くまで忙しく働いていて寝る時間も短くて、小さい頃から「時間がない」と言っていて、私の時間を代わりに分けられたらいいのにな、と思ったのがきっかけです。それに私が病院に行ったときに点滴を打ってもらったら、すごく楽になって点滴みたいに時間を与えて楽にできたらいいなと思ったからです。

団体賞

兵庫県
伊丹市立桜台小学校

団体賞に選んで頂き有り難うございます。 自動車工業について学習する中で多くの人たちが世界の未来のことを考え、車開発が進んでいることを学びました。「環境に優しいってどういうことだろう」、「家族のみんなが喜ぶクルマってどのようなものだろう」、「体の不自由な人にも安心して乗ってほしい」など、一人一人が真剣に考える姿が印象的でした。子どもたちに未来や世界のことを考えるすばらしい機会をいただき感謝しています。

奈良県
橿原市立真菅小学校

真菅小学校の5年生では総合的な学習の時間でSDGs観点を取り入れた「未来にあったら良いな」と思う車を考え、スライドにまとめる学習をしました。そこで、トヨタ夢のクルマアートコンテストに出会い、また貴社のSDGsの取り組みを調べていくにあたって、大変参考になる部分が多く応募しました。子どもたちは楽しんで取り組んでいたので、受賞できてとてもうれしいです。

福岡県
学校法人冨永学園 春日小鳩幼稚園

このたびは、団体賞をいただきまして誠にありがとうございます。現在、当園に在籍している子どもたちは、2040年に20代を迎えます。この2040年とは、ロボットと共存する時代と言われています。それらの時代を見据え、当園にはAIロボットがいます。ロボットネイティブ時代という新たな地球の未来を担う子どもたちの創造性や表現力を絵画教育を通じてこれからも育んでいきたいと考えます。

愛知県
知立市立知立小学校

知立市や近隣の市町には自動車関連工場が非常に多く、子どもたちにとっても「車づくり」は身近なテーマです。「将来は車に関係する職業につきたい!」と夢を持っている子も多くいます。そのような中で、今回のコンテストは子どもたちの自由なアイデアを存分に発揮する非常に良い機会となりました。存分に夢を広げ、楽しみながら作品を描くことができました。団体賞という名誉ある賞をいただけて光栄です。ありがとうございました。

埼玉県
久喜市立砂原小学校

この度は団体賞に選出していただき、ありがとうございます。本校では、探究学習、STEAM教育に取り組み、自分のアイディアや考えを表現する活動を重視しています。自由にイメージを膨らませてクルマを描き、想像力を育むというねらいを知り、本校の子どもたちに取り組ませたいと思い、応募しました。制作中、自分のアイディアを誇らしげに紹介し合う姿が印象的でした。素晴らしい機会をいただき、ありがとうございました。