団塊世代の高齢化による本格的な介護社会の到来が目前に迫り、重要な問題となっている”老人介護“の未来。その介護に「笑い」を取り入れた独自の取り組みを実践しているのが「笑う介護士」として多方面で活躍を続ける袖山卓也さん。介護のキーワードはその名の通り「笑い」。三大介護から大きく飛躍し、毎日10時間のレクリエーションの実施、入居者のわずかな変化にも対応する日替わり介護など、日々の生活の中に「笑い」を取り込んだ介護を実践する。喜び、楽しみなど人としての当たり前の感情をもって日々を過ごして欲しいからだ。袖山さんは入居者も介護士も共に笑い合いながら連鎖的に幸福が広まってゆく環境づくりにも力を注ぎ、2005年には特別養護老人ホーム「メリーホーム大喜」(名古屋市瑞穂区)の開設に至る。その後も次々と施設開設をしながら自身の経験から生まれた介護理念と、その実践ノウハウをより多くの人に伝えようと、日々奮闘している。