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DIY等での電装品取付時のご注意
はじめに(電装品トラブル、車両火災を起こさないために)
電装品を取付ける際、配線の接続/取り回し不良等があると、電装品起因の思わぬトラブルや、最悪の場合車両火災に至るおそれがあります。また、電装品自体のトラブルにより発火に至ったケースも報告されております。
当ページでご紹介している内容はあくまで一例となりますので、不安な場合はお近くのトヨタのお店にご相談ください。
引用元:国士交通省自動車交通局 “自動車の不具合による事故・火災情報における車両火災に関する調査実施報告書”平成23年6月発行
クルマの電気回路
クルマの電気回路の基本
クルマは、金属のボデー全体がマイナス配線(アース)となっているため、補機バッテリから電源を供給するプラス配線の芯線がボデーに接触するとショート(短絡)が発生し、発煙/発火に至る可能性があります。
クルマの電気回路イメージ
クルマの電気回路とヒューズの働き
電装品取付関連の火災
電装品本体
電装品本体からの発火 ― 特に注意 ―電装品自体からの発火により火災に至るケースが報告されておりますので、電装品購入の際には、慎重に選択しましょう。
適切な電装品を選択するために認証取得(PSEマーク等)の有無等を確認し、信頼できる電装品の購入を心がけましょう。
トヨタ純正用品であれば、トヨタの販売店、またはトヨタ指定サービス工場で取り付けることで保証が付きます。詳しくはトヨタ純正用品HPをご確認ください。また、用品適合は以下の用品適合検索システムを利用し、ご確認ください。
配線・端子
配線干渉等によるショート火災 ―特に注意―配線のエッジ部・加熱部・回転体への干渉や、配線の固定不良による干渉、配線の蓋部や可動部 等での挟まりによって、ショートする恐れがあります。
ショートによる火災を起こさないために- 干渉がある場合は、干渉を防止する措置の実施が必要です。適切な保護材を選定し保護することも効果的です。(※1)
- 配線が走行中の振動等で揺れて干渉が発生しそうな箇所は、車両ハーネス等にまとめるなどして、可能な限り揺れないようにすることが有効です。(※2)
- 蓋だけでなく、締付ビスやガーニッシュでの挟み込みがないことの確認が必要です。
いずれの場合も、不安な場合はお近くのトヨタのお店にご相談ください。
使用する電装品に対して電気容量が著しく小さい配線や、サイズの異なる端子での接触不良は火災の原因になるおそれがあります。
配線の線径と電気容量の関係は右図のように、同材質であれば、細ければ許容電流は小さく、太ければ大きいですが、配線ごとに許容電流は異なるため、使用する配線の許容電流をお確かめください。不安な場合はお近くのトヨタのお店にご相談ください。
端子のサイズがあっていなかったり、端子が面でしっかりと接触しておらず接触面積が小さい場合、端子が過熱し火災の原因になるおそれがあります。不安な場合はお近くのトヨタのお店にご相談ください。
接触不良によって、過熱し発火のおそれがあります。原因としては、コネクタの半嵌合、端子締結不良、ねじり結線などが挙げられます。
接触不良による火災を起こさないために- コネクタは節度感のあるところまでしっかりと差し込み、接続後、コネクタ接続状態を確認することが重要です。(※3)
- 丸端子等の締結後は、端子部を上下に揺さぶって締結状態を確認することが重要です。 (※4)
- ねじり結線はせず、エレクトロタップ等の適切な部品の使用が有効です。 (※5)
端子部が発熱する
ねじり箇所が発熱する
エレクトロタップは純正配線から電源を取り出す際に便利ですが、使用方法を間違えると、火災の原因となるおそれがあります。
エレクトロタップ適用サイズと取付先配線の線径が不一致の場合火災の原因となるおそれがあります。
取り付けが不十分(カチ音がしない等)な場合、火災の原因となるおそれがあります。
芯線がアルミの配線には通常のエレクトロタップは使用できません。アルミ配線か否かは外観ではわからないため、不安な場合はお近くのトヨタのお店にご相談ください。
配線を固定・束ねる際の注意配線を固定・束ねる際の注意事項として、以下などが挙げられます。
- 束ねる際の過密、過度な曲げや折れによる過熱
- 結束バンド等での配線固定時の配線傷付きによる過熱
- 配線が長すぎる場合は、適度な長さに切ってから取り付けることが有効です。
- 切ることができず、やむを得ず束ねる際には、過度な曲げや折れが発生しないように優しく束ね、熱がこもるような過密な状態にならないようにすることが有効です。 (※6)
- 結束バンド等はきつく締めすぎないこと、また、結束バンド余剰分のカットが有効です。(※7)
電装品、配線の保護
絶縁、防水処理絶縁、防水処理が不十分な場合、以下のようなことが起こるおそれがあります。
- 芯線むき出し状態での使用によるショート
- 電装品本体や配線接続部への水入りショート、腐食による過熱
- 芯線がむき出しになっている場合、絶縁性テープ(自己融着 テープ等)での保護が有効です。(※8)
- 電装部品やコネクタが水のかかりにくい場所への設置が有効 です。(※9)
- 雨水や飲み物が掛かりやすい部位は、防水処理(自己融着 テープ等)が有効です。不安な場合はお近くのトヨタのお店にご相談ください。
適切にヒューズが設置されていない場合、以下のようなことが起こるおそれがあります。
- ヒューズを電装品の近くに設置すると、ヒューズよりも電源側でショートした際、火災に至る可能性があります。(※10)
- 電気容量が過大なヒューズの取付はヒューズが切れずに火災に至る可能性があります。(※11)
- ヒューズを可能な限り電源側に設定することで、ショート時 にヒューズが先に切れて火災防止に寄与します。(※12)
- 指定容量のヒューズ取り付けが重要であり、指定ヒューズで ヒューズが切れた場合、ヒューズ切れ要因を解決してから取り付けないとトラブル再発や車両火災に至るおそれがあります。
不安な場合にはお近くのトヨタのお店にご相談ください。
その他の電気関連火災
- バルブの容量(W数)が異なるものを使用すると、ランプユニット本体が異常過熱して発火するおそれがあります。
- バルブ取付部の形状が異なるものの使用や斜め挿入などによるロック不良があると、走行中にバルブが外れ、点灯で高温になったバルブがバンパーなどの樹脂部品に接触して発火するおそれがあります。
- ランプ類のバルブ交換は、お近くのトヨタのお店にご相談ください。
- ご自身で実施される際は、取扱説明書を参照の上、取扱説明書記載の容量のバルブを取り付けてください。また、斜め挿入などによるロック不良に注意して正しく取り付けてください。
[参考] HID, ハロゲンランプのバルブ温度
点灯時約500°C以上(樹脂部品の発火温度 400°C程度)
近年、車内に置かれたリチウムイオン電池を搭載した電化製品(モバイルバッテリ、電動工具、ワイヤレスイヤホン等)からの出火と推定される火災が見られ、独立行政法人 製品評価技術基盤機構(NITE)や各自治体の消防からも注意喚起が行われています。
リチウムイオン電池搭載製品による車両火災を防ぐには車内にリチウムイオン電池を搭載した製品を放置しないでください。特に、車内の温度が高まる夏場の放置や直射日光が当たる場所(ダッシュボード上等)への放置はしないでください。
詳しくは以下<ご参考>の各種HPをご覧ください。
<ご参考>