サイバーエージェント代表取締役社長 藤田晋

いろいろ乗ってきた。 でもこれに落ち着いたんだよ

アルファードを社用車としているサイバーエージェント社長の藤田晋氏。すっかりお気に入りとなったそのきっかけは、とても「意外」なものだった。対談では、その意外な動機に端を発する藤田氏とアルファードのとても近い距離感が展開されていく。数多くのサービスを生み出し続け、勢いの衰えを知らない同社のリーダーは、常に多忙を極めていることは想像に難くない。クルマの中でも仕事をこなしているからこそ、より快適な空間を高い次元で求める。アルファードでの移動は唯一と言っていいリラックスできる時間なのだろう。対談では、その多くの時間を割き、快適な空間について感じるままに印象を披露していただいた。さらに話題は、同社が目指し実践してきた成長の要因と、アルファードがつくりあげてきた共通するイノベーティブの話に広がっていく。出てくる言葉に進化の要因が感じ取られるのは必然の流れと言っていいだろう。

三浦(以下三):こんにちは。藤田さん、よろしくお願いします。今回、実際にアルファードを見ていただき、新しくなった部分や変更点などを説明させてもらいましたが、その第一印象はいかがでしたか。藤田(以下藤):よろしくお願いします。今、弊社では社用車としてアルファードを使用しているのですが、僕が乗っているモデルよりも顔がグッと精悍になっていたのが、印象的でしたね。三:社用車として使用しているというのは、どのような理由から選ぶに至ったのか教えていただけますでしょうか。藤:実は、僕の周りの元気な経営者たちは、皆アルファードに乗っているんですよ。真似をしたわけではないのですが、実際に乗っている人の話を聞くと、『飽きのこない洗練されたデザイン』や『居心地の良い広々とした空間』など口を揃えてその良さを教えてくれるんです。そんなにいいならと自分も乗り始めるようになりました。三:アルファードの広い室内空間はセダンタイプにはなし得ない、心の余裕も与えてくれるのかもしれません。藤:そうですね。確かに天井の高さやシートの快適さに関しては、個人的にはセダンの高級車よりも良いものに座らせてもらっている感じがします。このクルマの車内は家に居るのと同じ感覚なんですよね。それくらいくつろげるということです。三:後席に乗るという感覚で言うと、高級セダンが当たり前の時代からアルファードはミニバンタイプで高級感を打ち出した最初のモデルとなり、まさにイノベーションを起こしたといえます。これらは藤田さんの経営学に通じる部分はあると思いますが。藤:新しい時代の高級車は、高い完成度や過不足のないデザインを実際に実現していて、そこに納得をした消費者が乗るようになっているのかなと感じます。昔は人との違いや目立ちたいという感覚で選んでいたものが、現在はクオリティの高いものを選ぶようになってきていますよね。我々の事業としては、近未来のサービスを作るという感じではなく、今欲しいものから一歩進んだものを作ることを大事にしています。イノベーティブなものは、奇抜なアイデアから生まれるというよりも、改善の積み重ねから生まれてくるものだと僕は考えていて、急激に何かを大きく変えるのではなく、着実に進化をさせていくことが大事なんですよね。三:普段からアルファードに乗られているときに、藤田さんはどのような機能を使っているのかを聞かせてください。藤:まず、シートヒーターはリラックスできるので良く使っていますね。長距離移動の時はオットマンも。車内ではスマートフォンで自社のサービスをチェックしたり、書類を見たりしています。この空間は快適で慣れてしまうと病みつきですね。三:藤田さんのようにいろいろ経験されてきた方が行き着いたクルマかもしれません。藤:僕はこれまでスポーツカーやセダンにも乗ってきましたし、後部座席に乗るクルマも色々と経験してきましたが、結果アルファードに落ち着きました。目立ち過ぎず周囲に威圧感を与えるのが嫌で、そういった意味でこのクルマは快適。また今は派手なクルマや豪華なものを身につけるのがカッコイイ時代ではないですし、世の中の空気感を捉え、華美でなく、それでいて美しいアルファードは本当に良くできていると思います。バランスが取れていて、居心地もいい。そういう意味で僕にとってちょうど良いクルマなんです。三:最後に、藤田さんが『ちょうど良い』と思うクルマ、アルファードを他の人たちにも手に入れて欲しいと思われますか。藤:アルファードは確かに一般的には高価だとは思いますが、家族とのレジャーや恋人とのデート、またビジネスなど幅広いシーンで快適に使えますし、乗っていてとても気持ちの良いクルマなので、他の人たちにも是非乗って欲しいと思いますね。

サイバーエージェントを1998年に創業し、2000年に史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場。1998年の創業から一貫して、インターネット産業において高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」を会社のビジョンに、代表取締役社長であると同時に、インターネットテレビ局「AbemaTV」の総合プロデューサーを務める。アルファード所有。

編集者 福留 亮司

細部に宿るこだわりが見える、秀逸な日本プロダクト。

ファッション誌、時計誌の編集者・ライターとして数多くの上質なアイテムを見続けてきた福留亮司氏。アルファードに出会い、出てきたその言葉は、プロダクトとしての車と時計に通じる共通の世界観だった。

「うん、いいですね」という自然な言葉で始まる対談は、しだいに福留氏の蓄積されたデザインに関する情報とアルファードの個性が絡み合ってくる。ひとつのブランドというのは、優越感、満足感に浸れることが大切であり、アルファードはすでにそのブランドを作り上げたと言える。きちんとつくる、と福留氏は日本のものづくりを評する。そのしっかりとしたベースから高級ミニバンというジャンルさえ作り上げたことを高く評価。ファーストモデルの重要性を時計になぞらえ、進化したアルファードに同じ素性を感じ取っていた。そして福留氏の話は、さらに深く時計とクルマの共通するブランド力について私見を披露していく。

三浦(以下三):こんにちは。福留さん、よろしくお願いします。早速ですが、時計やブランドに精通している福留さんから見て、今回の新型アルファードは、ズバリ、どのような印象を受けましたでしょうか。福留(以下福):よろしくお願いします。そうですね、まずはシャープで純粋にカッコイイなと思いました。フロントグリルの細かいところまでしっかりと作り込まれているのも良いですね。神は細部に宿るではないですが、時計も同じく、ディテールまで綺麗に仕上げられていると、全体的な見た目や印象も変わってくるんですよ。三:目つきが鋭くなっているヘッドライトにも堂々とした雰囲気があります。福:そうですね。デザインでも洋服でも差し色を入れたりしますが、そうするとデザインが生きてくるんですよね。それに近い印象があります。三:サイドや、リヤパートについてはいかがでしょうか。私個人の意見としては、後ろ姿も大切だと考えていて、自分が乗っている、また所有している満足感とは別に、人に見られるというステータスがあると思うんです。それを象徴するのが後ろ姿だと考えているのですが。福:サイドに関しては綺麗なつやに上質さを感じました。時計でいえばダイアル部分でしょう、その部分が広くて綺麗だと上質に見えるんですよね。後ろ姿については、見られるステータスというのは同感ですね。運転をしていると自然とクルマの後ろ姿を見ていますしね。以前、クルマの撮影をしている著名なカメラマンから聞いたことがあるんです。クルマは斜め45度から見る姿が一番セクシーで、そのように見えたクルマは全体的にもセクシーだというんです。僕はアルファードにそれを感じました。三:時計のジャーナリストとして、福留さんがアルファードに乗るときに着ける時計を選ぶとしたら、それはどのようなものですか。福:そうですね…。実は、時計の世界で1970年代にデザイン的な革命が起こったのですが、それは、これまで高級時計の基本であった、丸い時計に革のベルト、そして金のケースという概念を変えるもので、ステンレススチールにブレスレットが付いた当時スポーツウォッチのジャンルにあった組み合わせを、高級時計として発売したら、それがヒットし現在は一つのカテゴリーとして確立されたんですよね。そこが今回、高級ミニバンという新しいジャンルを切り開いたアルファードに似ているなと思ったので、このクルマにはステンレスの時計を着けて乗ってみたいですね。三:ところで、室内の印象はいかがでしょうか。福:高級感がありますね。ダッシュボードもレザー仕様、まず目に入る部分で高級な雰囲気を感じさせてくれるのは印象がいいですね。運転中はクルマの外側は見られないので、自分の周りで高級ということを感じられるこの内装は乗っていてテンションも上がるでしょうね。メーターが大きく見やすいのもいい。こういう視認性が高いというのは良いことだと思います。時計の世界でも針は重要で、そこで時計の良し悪しも分かるんですよ。シートのオフホワイトやベージュ、ブラウンという色使いもラグジュアリーな感じがするし、さらに座り心地やフィット感もいい。クルマの座り心地は時計の着け心地と同じく、とても重要ですからね。三:福留さんがアルファードを所有したら、どのような格好でどんな場所に行ってみたいですか。福:そうですね。夜にビシッとジャケットを着て、ちょっと高級なレストランやコンサートへ行ってみたいですかね。大人な雰囲気で使ってみたいと思います。

ファッション誌の編集に携わり、「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。また、毎年、スイスのジュネーブ・バーゼルで開催される時計の見本市を取材し、ブランドが持つ文化から時計の機能にいたるまでその造詣は深い。ファションも含めたライフスタイルの分野において雑誌を中心に多くのメディアで活躍する。

東京フィルハーモニー交響楽団 広報渉外部 部長 松田 亜有子

静寂と音楽、ふたつの上質な時がこの最高の席にある。

国内外の一流の音楽家と数多く接している、東京フィルハーモニー交響楽団の広報渉外部 部長 松田亜有子氏。アルファードとの接点は、必然と心遣いから始まった。

一流の音楽家たちは、私たちが感じる優雅な印象とは違い、日々めまぐるしくスケジュールをこなしているという。空港からリハーサル会場まで直行することが多く、そんな彼らのために松田氏はアルファードを用意した。ゆったりとしたシートに身を置きリラックスできることはもちろんだが、同時に打ち合わせも必要で、大空間を要する静かなクルマを選択するのは必然だった。今回の対談で松田氏は、より深くアルファードに接した。外観、内装、それは同氏が長く携わってきたクラシック音楽の世界と共通する上質な世界だ。音楽家たちの疲れを癒やし、最上の音楽を届けてもらうための心遣いに応えられるアルファードの魅力は、松田氏の「気持ちを豊かにしてくれる」という言葉に置き換わっていく。

三浦(以下三):こんにちは。新しくなったアルファードを一緒に見ていただきましたが、松田さんの目にはどのように映りましたか。松田(以下松):よろしくお願いします。まず本当に美しいクルマだと感じました。そして頭に浮かんだのはグランドピアノ。フロントグリルの部分が88鍵の鍵盤に、また大きくて美しいクルマのボディラインがグランドピアノの天板に見えたんですよね。美しい音色が聞こえてきそうな、繊細で深いクルマなんだろうなと感じました。三:グランドピアノは存在感があるとともに、ひとつひとつの作り込みも繊細ですよね。ピアノやオーケストラと一緒で、クルマのデザインも繊細な作り込みと全体との調和あってこそ、上質に感じられると僕は思うのですが。松:本当にそうですね。オーケストラの交響曲も、基本のメロディラインがあって、そこに数十人もの楽器が繊細に織り込まれ、調和し、観客に届くということでは同じだと思います。それと、実は、クルマで一番見られているという後ろ姿。アルファードの後ろ姿を見たときに、パッとコンサートのことを思い出しました。オーケストラ、コンサートホール、ステージ、 2000人のお客様がいらっしゃる中で、常に指揮者というのは、背中を向けて、その音楽をリードしているんですね。三:後ろ姿も印象的ですね。そんなグランドピアノや指揮者を連想させるアルファードですが、松田さんは、仕事ではこのクルマをどのように使い、またどんな印象を持たれていますか。松:アルファードは、主に海外の著名な音楽家たちを東京に迎えるときに使用することが多いですね。海外から来られる方たちは、長時間のフライトで疲れていることが多く、そんな時、アルファードのようなゆとりある室内空間を持つクルマだとリラックスをしていただけるんですよね。また空港からそのままコンサートホールへ直行することが多いのですが、車中で楽譜を広げながらリハーサルの打ち合わせをするという場面もあって、そんな時もこのような空間があると、打ち合わせもスムーズに進めることができる。素晴らしいクルマだと感じています。三:大空間はアルファードの個性ですよね。また音楽家の方たちは、きっと音に敏感で、クルマの静粛性の高さというのも大事だと思うのですが。松:その通りです。音楽家は音が勝負の世界に生きている方たちなので、コンサート会場に行くまで頭の中では音楽が流れているものなんです。ですから移動の車には静寂性が大事です。我々は移動中の時間でも音楽家がパフォーマンスを発揮できる環境作りに努めていて、その意味でもこのクルマは最高ですね。三:オーケストラは上質なイメージがあります。その上質を体験することはどういうことでしょうか。松:たとえばベートーヴェンの第九は、指揮者が何度演奏しても楽譜から発見があるというんです。長い時を経ても愛される一流の曲、一流の楽器はいつまでも面白さを教えてくれるものです。今回アルファードを体験して、知れば知るほど魅力が分かってくる、上質とは、一流とはそういうものかもしれません。三:アルファードはその室内にも上質な世界があります。松:実際に乗って感じるのは、室内の広さや移動中の静かさに加えて、シートの上質さや読書灯などの装備。まさに「移動楽屋」であるということ。あまりに気持ちよくてそのまま寝たいほどでした(笑)。個人的には、世界の交響楽団も一楽団に一台持っていてもいいのかなと思うくらいです。三:最後に、松田さんがアルファードに乗り、音楽を聞きたいなと思った時は、ぜひこの後席に座ってみてください。開発スタッフのオススメの場所なんです。松:なるほど。この席がコンサートホールでいう「最高の席」という訳ですね。VIPシートですね、まさに。

長岡リリックホールにて企画・広報に携わり、その後、東京フィルハーモニー交響楽団にて広報渉外部 部長に就任。「東京フィル創立100周年記念ワールドツアー」 「日韓国交正常化50周年記念公演」広報統括責任者、「日中国交正常化45周年記念特別演奏会」実行委員会の事務局長を務める。 活水女子大学音楽部ピアノ・オルガン学科卒。

レーシングドライバー 三浦健光

緊張しますが、なんだかとてもわくわくしているんです

レーシングドライバーとして世界を転戦する三浦氏は、〈三人のプロフェッショナル〉との対談に胸を躍らせる。THE LEADING LUXURYのコンセプトで他の追随を許さないアルファード。全域において感じる上質、とは三浦氏の言葉だが、対談ではそれぞれの分野で活躍される方々の感性が、その言葉を独自の捉え方で裏付けるものとなった。

時代を牽引する経営者、多方面で知見を持つ編集者、そして一流の音楽家と接点を持ち自身もピアノと人生をともにしてきた方。それぞれが皆、それぞれの視点でアルファードと接した。三浦氏の説明で3人に新しい気づきがもたらされ、そのきっかけが新しい接点を生む。この共鳴がアルファードをさらに上質な世界のものとした。「アルファードに興味を持つ多くの人の参考になる」三浦氏はこの対談の魅力をそう評価した。

大胆に、前へ。旧型と比較する。
インタビュー04 写真01
インタビュー04 テキスト
インタビュー04 写真03
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いろいろ乗ってきた。
でもこれに落ち着いたんだよ。
サイバーエージェント 代表取締役社長
藤田 晋
サイバーエージェントを1998年に創業し、2000年に史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場。1998年の創業から一貫して、インターネット産業において高い成長を遂げる会社づくりを目指し、「21世紀を代表する会社を創る」を会社のビジョンに、代表取締役社長であると同時に、インターネットテレビ局「AbemaTV」の総合プロデューサーを務める。アルファード所有。

三浦(以下三):こんにちは。藤田さん、よろしくお願いします。今回、実際にアルファードを見ていただき、新しくなった部分や変更点などを説明させてもらいましたが、その第一印象はいかがでしたか。

藤田(以下藤):よろしくお願いします。今、弊社では社用車としてアルファードを使用しているのですが、僕が乗っているモデルよりも顔がグッと精悍になっていたのが、印象的でしたね。

三:社用車として使用しているというのは、どのような理由から選ぶに至ったのか教えていただけますでしょうか。

藤:実は、僕の周りの元気な経営者たちは、皆アルファードに乗っているんですよ。真似をしたわけではないのですが、実際に乗っている人の話を聞くと、『飽きのこない洗練されたデザイン』や『居心地の良い広々とした空間』など口を揃えてその良さを教えてくれるんです。そんなに良いならと自分も乗り始めるようになりました。

三:アルファードの広い室内空間はセダンタイプにはなし得ない、心の余裕も与えてくれるのかもしれません。

藤:そうですね。確かに天井の高さやシートの快適さに関しては、個人的にはセダンの高級車よりも良いものに座らせてもらっている感じがします。このクルマの車内は家に居るのと同じ感覚なんですよね。それくらいくつろげるということです。

三:後席に乗るという感覚で言うと、高級セダンが当たり前の時代からアルファードはミニバンタイプで高級感を打ち出した最初のモデルとなり、まさにイノベーションを起こしたといえます。これらは藤田さんの経営学に通じる部分はあると思いますが。

藤:新しい時代の高級車は、高い完成度や過不足のないデザインを実際に実現していて、そこに納得をした消費者が乗るようになっているのかなと感じます。昔は人との違いや目立ちたいという感覚で選んでいたものが、現在はクオリティの高いものを選ぶようになってきていますよね。我々の事業としては、近未来のサービスを作るという感

じではなく、今欲しいものから一歩進んだものを作ることを大事にしています。イノベーティブなものは、奇抜なアイデアから生まれるというよりも、改善の積み重ねから生まれてくるものだと僕は考えていて、急激に何かを大きく変えるのではなく、着実に進化をさせていくことが大事なんですよね。

三:普段からアルファードに乗られているときに、藤田さんはどのような機能を使っているのかを聞かせてください。

藤:まず、シートヒーターはリラックスできるので良く使っていますね。長距離移動の時はオットマンも。車内ではスマートフォンで自社のサービスをチェックしたり、書類を見たりしています。この空間は快適で慣れてしまうと病みつきですね。

三:藤田さんのようにいろいろ経験されてきた方が行き着いたクルマかもしれません。

藤:僕はこれまでスポーツカーやセダンにも乗ってきましたし、後部座席に乗るクル

マも色々と経験してきましたが、結果アルファードに落ち着きました。目立ち過ぎず周囲に威圧感を与えるのが嫌で、そういった意味でこのクルマは快適。また今は派手なクルマや豪華なものを身につけるのがカッコイイ時代ではないですし、世の中の空気感を捉え、華美でなく、それでいて美しいアルファードは本当に良くできていると思います。バランスが取れていて、居心地もいい。そういう意味で僕にとってちょうど良いクルマなんです。

三:最後に、藤田さんが『ちょうど良い』と思うクルマ、アルファードを他の人たちにも手に入れて欲しいと思われますか。

藤:アルファードは確かに一般的には高価だとは思いますが、家族とのレジャーや恋人とのデート、またビジネスなど幅広いシーンで快適に使えますし、乗っていてとても気持ちの良いクルマなので、他の人たちにも是非乗って欲しいと思いますね。

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細部に宿るこだわりが見える、
秀逸な日本プロダクト。
編集者
福留 亮司
ファッション誌の編集に携わり、「エスクァイア日本版」副編集長を経てフリーに。また、毎年、スイスのジュネーブ・バーゼルで開催される時計の見本市を取材し、ブランドが持つ文化から時計の機能に至るまで、その造詣は深い。雑誌を中心に多くのメディアで活躍する。

三浦(以下三):こんにちは。福留さん、よろしくお願いします。早速ですが、時計やブランドに精通している福留さんから見て、今回の新型アルファードは、ズバリ、どのような印象を受けましたでしょうか。

福留(以下福):よろしくお願いします。そうですね、まずはシャープで純粋にカッコイイなと思いました。フロントグリルの細かいところまでしっかりと作り込まれているのも良いですね。神は細部に宿るではないですが、時計も同じく、ディテールまで綺麗に仕上げられていると、全体的な見た目や印象も変わってくるんですよ。

三:目つきが鋭くなっているヘッドライトにも堂々とした雰囲気があります。

福:そうですね。デザインでも洋服でも差し色を入れたりしますが、そうするとデザインが生きてくるんですよね。それに近い印象があります。

三:サイドや、リヤパートについてはいかがでしょうか。私個人の意見としては、後ろ姿も大切だと考えていて、自分が乗っている、また所有している満足感とは別に、人に見られるというステータスがあると思うんです。それを象徴するのが後ろ姿だと考えているのですが。

福:サイドに関しては綺麗なつやに上質さを感じました。時計でいえばダイアル部分でしょう、その部分が広くて綺麗だと上質に見えるんですよね。後ろ姿については、見られるステータスというのは同感ですね。運転をしていると自然とクルマの後ろ姿を見ていますしね。以前、クルマの撮影をしている著名なカメラマンから聞いたことがあるんです。クルマは斜め45度から見る姿が一番セクシーで、そのように見えたクルマは全体的にもセクシーだというんです。僕はアルファードにそれを感じました。

三:時計のジャーナリストとして、福留さんがアルファードに乗るときに着ける時計を選ぶとしたら、それはどのようなものですか。

福:そうですね…。実は、時計の世界で1970年代にデザイン的な革命が起こったのですが、それは、これまで高級時計の基本であった、丸い時計に革のベルト、そして金のケースという概念を変えるもので、ステンレススチールにブレスレットが付いた当時スポーツウォッチのジャンルにあった組み合わせを、高級時計として発売したら、それがヒットし現在は一つのカテゴリーとして確立されたんですよね。そこが今回、高級ミニバンという新しいジャンルを切り開いたアルファードに似ているなと思ったので、このクルマにはステンレスの時計を着けて乗ってみたいですね。

三:ところで、室内の印象はいかがでしょうか。

福:高級感がありますね。ダッシュボードもレザー仕様、まず目に入る部分で高級な雰囲気を感じさせてくれるのは印象がいいですね。運転中はクルマの外側は見られないので、自分の周りで高級ということを感じられるこの内装は乗っていてテンションも上がるでしょうね。メーターが大きく見やすいのもいい。こういう視認性が高いというのは良いことだと思います。時計の世界でも針は重要で、そこで時計の良し悪しも分か

るんですよ。シートのオフホワイトやベージュ、ブラウンという色使いもラグジュアリーな感じがするし、さらに座り心地やフィット感もいい。クルマの座り心地は時計の着け心地と同じく、とても重要ですからね。

三:福留さんがアルファードを所有したら、どのような格好でどんな場所に行ってみたいですか。

福:そうですね。夜にビシッとジャケットを着て、ちょっと高級なレストランやコンサートへ行ってみたいですかね。大人な雰囲気で使ってみたいと思います。

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静寂と音楽、ふたつの上質な時が
この最高の席にある。
東京フィルハーモニー交響楽団 広報渉外部 部長
松田 亜有子
長岡リリックホールにて企画・広報に携わり、その後、東京フィルハーモニー交響楽団にて広報渉外部 部長に就任。「東京フィル創立100周年記念ワールドツアー」 「日韓国交正常化50周年記念公演」広報統括責任者、「日中国交正常化45周年記念 特別演奏会」実行委員会の事務局長を務める。活水女子大学音楽部ピアノ・オルガン学科卒。

三浦(以下三):こんにちは。新しくなったアルファードを一緒に見ていただきましたが、松田さんの目にはどのように映りましたか。

松田(以下松):よろしくお願いします。まず本当に美しいクルマだと感じました。そして頭に浮かんだのはグランドピアノ。フロントグリルの部分が88鍵の鍵盤に、また大きくて美しいクルマのボディラインがグランドピアノの天板に見えたんですよね。美しい音色が聞こえてきそうな、繊細で深いクルマなんだろうなと感じました。

三:グランドピアノは存在感があるとともに、ひとつひとつの作り込みも繊細ですよね。ピアノやオーケストラと一緒で、クルマのデザインも繊細な作り込みと全体との調和あってこそ、上質に感じられると僕は思うのですが。

松:本当にそうですね。オーケストラの交響曲も、基本のメロディラインがあって、そこに数十人もの楽器が繊細に織り込まれ、調和し、観客に届くということでは同じだと思います。 それと、実は、クルマで一番見られているという後ろ姿。 アルファードの

後ろ姿を見たときに、パッとコンサートのことを思い出しました。オーケストラ、コンサートホール、ステージ、 2000人のお客様がいらっしゃる中で、常に指揮者というのは、背中を向けて、その音楽をリードしているんですね。

三:後ろ姿も印象的ですね。そんなグランドピアノや指揮者を連想させるアルファードですが、松田さんは、仕事ではこのクルマをどのように使い、またどんな印象を持たれていますか。

松:アルファードは、主に海外の著名な音楽家たちを東京に迎えるときに使用することが多いですね。海外から来られる方たちは、長時間のフライトで疲れていることが多く、そんな時、アルファードのようなゆとりある室内空間を持つクルマだとリラックスをしていただけるんですよね。また空港からそのままコンサートホールへ直行することが多いのですが、車中で楽譜を広げながらリハーサルの打ち合わせをするという場面もあって、そんな時もこのような空間があると、打ち合わせもスムーズに進めることができる。素晴らしいクルマだと感じています。

三:大空間はアルファードの個性ですよね。また音楽家の方たちは、きっと音に敏感で、クルマの静粛性の高さというのも大事だと思うのですが。

松:その通りです。音楽家は音が勝負の世界に生きている方たちなので、コンサート会場に行くまで頭の中では音楽が流れているものなんです。ですから移動の車には静寂性が大事です。我々は移動中の時間でも音楽家がパフォーマンスを発揮できる環境作りに努めていて、その意味でもこのクルマは最高ですね。

三:オーケストラは上質なイメージがあります。その上質を体験することはどういうことでしょうか。

松:たとえばベートーヴェンの第九は、指揮者が何度演奏しても楽譜から発見があるというんです。長い時を経ても愛される一流の曲、一流の楽器はいつまでも面白さを教えてくれるものです。今回アルファードを体験して、知れば知るほど魅力が分かってくる、上質とは、一流とはそういうものかもしれません。

三:アルファードはその室内にも上質な世界があります。

松:実際に乗って感じるのは、室内の広さや移動中の静かさに加えて、シートの上質さや読書灯などの装備。まさに「移動楽屋」であるということ。あまりに気持ちよくてそのまま寝たいほどでした(笑)。個人的には、世界の交響楽団も一楽団に一台持っていてもいいのかなと思うくらいです。

三:最後に、松田さんがアルファードに乗り、音楽を聞きたいなと思った時は、ぜひこの後席に座ってみてください。開発スタッフのオススメの場所なんです。

松:なるほど。この席がコンサートホールでいう「最高の席」という訳ですね。VIPシートですね、まさに。

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