浸水したクルマ、どうする?
災害後の対処法-浸水後のクルマ-
クルマが一般的に走行可能とされている水深は、乗用車であればドアの下端まで。そのため、冠水路など浸水リスクのある場所では無理のある運転をしないように。また、万が一浸水した時のために、正しい対処方法を知っておきましょう。
水がひいてもエンジンはかけない!
エンジン故障や、電気系統のショートなどによる車両火災を防止するため、浸水したクルマはエンジンをかけない。速やかにロードサービスや販売店に電話を。
ハイブリッド・電気・水素自動車の場合
ハイブリッド車や電気自動車、水素自動車は、高電圧のバッテリーを搭載している。高い基準の安全対策が行われているが、念のためむやみに触らないように。
それ以外のクルマの場合
発火のおそれがあるので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外そう。更に、外したターミナルがバッテリーと接触しないよう、テープなどを巻いておこう。
一番大切なことはクルマを浸水させないこと。豪雨の際には、アンダーパス(立体交差)や電車のガード下など高低差のある場所には進入せず迂回しましょう。