100枚以上のヘッドライト写真を持ち歩く男。 | HEN-AI C-HR 02 | ヘッドライト設計チーム代表 岩村 勇介 「やりたいと思ってたことは、やりきりました」

ヘッドライト設計

クルマの前方を照らす、対向車の視界を遮らない。機能要件はもちろん、デザイン的な要求も大きい、ヘッドライト。クルマの目、とも言われ車両の表情を決める大切なパーツである。

細部でも全力投球。
全長5cmのロゴに、新技術投入。

C-HRのヘッドライトの脇には、C-HRのロゴがあしらわれている。

「金属の陰影で描かれているように見えますよね。ここにも新しい取り組みがあるんです」

当初は従来のシボ加工(金型に凹凸を作り薬剤によって表面を荒らす工法)によって生み出す色合い、陰影でロゴを描こうとしていたが、その方法では文字のエッジが緩いという問題があったという。

「C-HRの鋭いイメージがそんなところで崩壊しては困りますから」

その緩さが、許せなかった岩村。なんと、シボ加工とペイント加工を合わせるという工夫で、エッジのたったロゴ描写を可能にしてしまった。

誰もがなんとなしに見るだけの、ロゴの描画方法というディティールまでこだわり抜かれたヘッドライト。おそらく、これが前例となって他の車種でも使われていくだろうと岩村は語った。

ヘッドライトをサイドから撮影。右端に、C-HRのロゴがあしらわれているのがわかる。

ヘッドランプの端にあしらわれたロゴ。このために開発された新技術の賜物。

ヘッドライトは、消えている時も格好良くないといけない。

ヘッドライトの下層ライトも、こだわりのパーツだ。

中層パーツ同様、ギリギリまで広げた体積を押し出して、美しいラインを描いている。実はこのパーツ、表面の不透明度を高く透かして見える部品を明るく作り出されている。

「消している時と点けている時、どちらでも印象が変わらないようにしようと思ったんです」

前例がないほど巨大な今回のヘッドライト。クルマの顔つきを大きく変える力があるだけに、点けた時と消した時で、搭乗者の好みに合わなくなる可能性があった。消した時でも、ダイヤモンドシェイプを強調することができるよう、下層部にはマスキング蒸着を施し、ラインの印象が残るように工夫した。その他、中層ライトは透過度を上げ、黒い輪郭が浮かぶようにし、サイドの鎧戸のようなあしらいは光源を用いずに設計してある。

C-HRのヘッドライトは、光るから格好良いのではない。ラインが美しいから格好良いのだ。すなわち、点ける前から格好良いライトが、実現されているということだ。

消している時も、ライン(表情)が残るような設計。C-HRのヘッドランプは、使用時以外も格好良い。

その他の偏愛

  • HEN-AI C-HR 01 ボディで走りの質を作り込む男。 ボディ剛性評価チーム代表 天野 克彦
  • HEN-AI C-HR 04 30μmが我慢できない男。 シフトノブ設計チーム代表 野間 友貴
  • HEN-AI C-HR 03 デザインから空気の流れを見る男。 空力性能開発チーム代表 楢崎 昭尋

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