ICE(GASOLINE) HEV
想像を超える燃費の良さと静かで余裕ある走りで移動の疲れが減った

想像を超える燃費の良さと
静かで余裕ある走りで
移動の疲れが減った

2023.06.09

和歌山県の山中、世界遺産の熊野古道にほど近い本宮で暮らす利根川さんにとって、クルマは毎日の生活に欠かせない必需品です。HEV(ハイブリッド車)のシエンタのモニターを始めて約1カ月、率直な感想を聞いてみました。

ご利用いただいている車種
HEV シエンタ
  • グレード
    G
  • ボディカラー
    ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉
  • 主なオプション装備
    アクセサリーコンセント

1,800km走行して
給油はまだ2回
圧倒的な燃費性能に驚く

電動パワートレーンの違いを感じていただく今回の企画。利根川さんには、エンジンと電気モーターがそれぞれ得意な領域を補い合って走るHEVのシエンタをモニターしていただいています。毎日の生活の中で使う中で、ガソリン車と違うHEVの特性が見えてきました。

——利根川さんは初めてのHEVとのことですが、シエンタはどのようにお使いですか。

利根川:いつも通り、家族の送迎や買い物などにフル活用しています。前回もお話ししましたが、週末は娘の習いごとのために隣町まで片道60㎞を往復します。それから妻の通院があり、それは反対の隣町まで片道50kmの往復を3回ほどしました。そう考えると、移動は普段より少し多めかもしれません。もちろん、片道10km先の温泉にも毎日通っています。
1度長距離も走りました。大阪で打ち合わせがあったので、ついでに妻の実家にも寄ったのです。それは往復で350kmくらいの距離になりました。行きは田辺市に出て高速道路を使うルートで距離は200km程度、帰りは山越えルートを選び約150kmを走りました。

1,800km走行して給油はまだ2回圧倒的な燃費性能に驚く

——これまでのクルマと一番大きな違いを感じた部分は、どんなところでしょう。

利根川:一番は、燃費ですね。実はクルマをお借りしてから今までで約1カ月弱、約1,800kmほど乗りましたが、まだ2回しか給油していないんです。これまでは、隣町に出かけたら必ず満タンにするようにしていました。自宅近くのガソリンスタンドはどこも夜間は営業していないので、突発的な出来事に備えて、常にガソリンに余裕を持っていたかったのです。でもシエンタは1回の満タンで800km以上、試していませんがおそらく1,000km近く走れるので、そこまでする必要がありません。
おかげでガソリンスタンドの営業時間をあまり気にしなくなりました。ガソリン残量や航続距離の心配は本当に減りましたね。自分のクルマでは満タンで450〜500km程度の感覚でしたので、知らず知らずのうちに給油タイミングに気を遣い、ちょっとしたストレスになっていたことに気付かされました。実はシエンタに最初に給油したのはモニター開始から2週間近くたった後で、すごく久しぶりに感じました(笑)。

静かな車内と
走りの余裕のおかげで
移動の疲労感が明らかに少ない

——日常で使う中で、燃費以外の部分で感じたことはありますか。

利根川:とにかく静かだということですね。まずシステムを始動してもエンジンがかからないから静かですよね。最初の頃は「もう動けるんだ」という驚きがありました。
走行中も静かなので、声を張らなくても話し声が車内でよく通るのがいいですね。リアシートの子どもたちが見ているタブレットの音なども、これまでのクルマなら全然聞こえてこなかったけど、シエンタなら聞こえます。「その続きはどうなったの?」など、話題や雰囲気を共有できるようになりました。

妻は、車内で音楽を聴いたときに感激していました。クルマが静かだから、これまで聞こえなかった音が聞こえるんですよ。「こんなピアノの音が入っていたんだ」と驚いていました。
走りに関しては、とにかく大きなクルマに乗っているような余裕を感じます。山道の上り坂や、高速道路の追い越しなどでアクセルを踏み込んだとき、自分のクルマだと「ちょっと無理させすぎているかな」という気になることがあります。でもシエンタはモーターの力も借りているからか、平気な顔をしてスーッと加速するので疲れがありませんね。

静かな車内と走りの余裕のおかげで移動の疲労感が明らかに少ない

すっかり家族になじんだ
シエンタの「白太郎」で
もっと長距離走行も試してみたい

——大阪の往復はいかがでしたか。

利根川:これまでより明らかに疲労が少ないように感じました。田舎で長い距離を走るときは、いろいろなことに気を遣うんですよ。ちょくちょくコンビニに寄って子どもたちの気を紛らせたり、給油タイミングを考えたり。でもシエンタはリアシートにUSB端子があって長時間タブレットを見られるので、子どもたちの気が紛れる状態をつくれます。また燃料の残量を気にすることもなく、走りにも余裕があるので気楽に運転していられるんですね。そういうさまざまなポイントが組み合わさって、疲労感の少なさにつながっているのかなと感じました。

あとは、まだ触っていませんが、シエンタには緊急ボタン(ヘルプネット)がついていますよね。これも心強いです。ほとんどクルマが通らない山道もこちらにはたくさんありますから、万が一単独で事故を起こしたときにボタンひとつでオペレーターの方につながるのは安心です。

すっかり家族になじんだシエンタの「白太郎」でもっと長距離走行も試してみたい

——今後、モニター期間中に試してみたいことはありますか。

利根川:大阪までは走りましたが、機会があれば埼玉にある僕の実家までの約600kmなど、もっと長距離も走ってみたいですね。きっと使い勝手や快適さなどで、さらに大きな差が出る気がします。子どもたちはシエンタに「白太郎」と名付けてかわいがっています。うちのクルマは赤いので「アカ」と呼んでいますが、最近はすっかり白太郎が気に入ってしまいました。長期モニターが終わるときのために「あまり白太郎ばかりほめるとアカが怒るぞ、父ちゃんはアカも好きだぞ」と子どもたちには言い聞かせています(笑)。

利根川 幸秀(とねがわ ゆきひで)さん

利根川 幸秀(とねがわ ゆきひで)さん

1978年生まれ。1999年からインドや中東、東欧や東南アジアへ、ムエタイのリングに上がるなど現地で旅費を稼ぐスタイルでバックパッカーをした後、写真家のアシスタントに。2010年よりフリーランスのフォトグラファーとして独立し、おもにポートレートや家族写真の撮影、アウトドアなどのルポルタージュを雑誌やWebメディアに寄稿している。2021年より東京から和歌山県田辺市本宮へ家族で移住。

使用頻度
毎日
走行距離
25,000km/年
居住地域
和歌山県
住居環境
戸建て
利用目的
通勤・子供の送迎・レジャー