センチュリー
購入
サポート

走行性能

01

プラットフォーム

TNGA*1プラットフォーム/高剛性ボディ

ショーファーカーにふさわしい走りを支えるボディ。

定評あるTNGAプラットフォームをセンチュリーの新たなボディタイプに合わせて最適化。強固な骨格構造とリヤシートの後方配置を実現しました。フロント各部の構造の強化、リヤフロアクロスメンバーにラゲージルームセパレーター骨格を結合することで大幅に向上させたボディねじり剛性に加え、ボディ骨格に2種類の構造用接着剤を最適塗布することで、ボディの変形を効率よく抑制し、優れた操縦安定性と不快なシート振動の低減を実現しています。

サスペンション

しなやかに振動を吸収。

フロントにはマクファーソンストラット式、リヤにはe-AxleやDRSユニットの搭載に対応したマルチリンク式を採用。細かい振動を極限まで抑えて、滑らかで上質な乗り心地を実現しています。抜群の直進安定性を誇るとともに、ドライバーの意のままに操れる軽快感や、取り回しの良さも叶えています。

DRS*2

車両挙動の急変を抑制。

車速に応じて、後輪の向きを前輪と逆向き(逆相)または同じ向き(同相)に制御することで、シームレスかつ自然なハンドリングを叶えるDRSを採用、低速時には最小回転半径を低減(5.5m)します。ドライブモードセレクトで「リヤコンフォートモード」を選択した場合には、後輪の同相制御量を増やすことで車両挙動の急変を抑え、後部座席の乗り心地を一段と向上させます。

NAVI・AI-AVS*3

滑らかな乗り心地に貢献。

AVSは路面の状態や運転操作等に応じ、ショックアブソーバーの減衰力を4輪独立に制御することで、滑らかな乗り心地と優れた安定感を高い次元で実現し、車両の姿勢維持に寄与します。

02

走りの快適性

ラゲージルームセパレーター(遮音機能付クリア合わせガラス)

荷室からのノイズを遮断。

ショーファーカーにふさわしい、荷室とは切り離されたプライベート空間を実現。後部座席と荷室の間に設けたボディ骨格入りの隔壁が、優れた遮音効果を発揮して静粛性を高め、ボディ剛性の強化や乗り心地の向上にも貢献しています。

防音対策

静謐な室内環境を実現。

他に類を見ない圧倒的な静粛性を実現するために、ノイズが発生・侵入するわずかな原因も見逃すことなく対策を行いました。エンジンルームと車室内を隔てるダッシュパネルでは、エンジン音を巧みに吸収する遮音材・吸音材をエンジンルーム側と車室側の両方に配置。アンダーボディには塗布型の制振材を最適配置してロードノイズの低減を図るなど、ボディの隅々まで徹底的な防音対策を施しています。

アクティブノイズコントロール

走行中に生じるこもり音を低減。

車内に伝わるエンジンのこもり音などを、スピーカーから逆位相の音を発することで打ち消し、静粛性を一段と向上させます。

空力性能

空気の流れを整えて快適に。

接地性を確保した上質な走りを実現するため、床下を中心に空力アイテムを設定。エンジンアンダーカバー、フロアアンダーカバーによって空気の流れをスムーズに整え、フラットな走り、心地よい乗り心地を目指しました。

除電スタビライジングプラスシート(運転席)

空気の流れを整えることで、走りやすさに貢献。

運転席の一部に除電機能付表皮を設定することで、ドライバーと周辺に溜まっている静電気をボディ全体に分散させて帯電量を軽減。安定した車両挙動に貢献し、より疲れにくく、気持ちのいいドライビングに寄与します。

03

パワーユニット

V6 3.5L プラグインハイブリッドシステム

ショーファーカーにふさわしいPHEVを新開発。
日々の移動は、EVモードだけでほぼまかなえます。

前後2つのモーター(フロントモーター+後輪側e-Axle)と、V6 3.5Lエンジンを組み合わせることで、堂々たる走りを支えるに余りあるシステム最高出力303kW(412PS)を実現。いつでも余裕のある静粛な走りを維持できるので、後席にお座りの皆様にリラックスしてお過ごしいただくことができます。
しかも満充電からのEV走行距離は69kmにも及びます。電気(EVモード)だけで日々の移動をほぼまかなうことができ、必要になった時だけエンジンを活用。もちろんアクセルペダル高開度領域では、力強い加速性能を存分に発揮し、プラグインハイブリッド車ならではのパワフルで爽快な走りを満喫できます。

E-Four Advanced(電気式4WDシステム)*4

4WDシステムの走りをセンチュリーに最適化。

ショーファーカーにふさわしい、後席の上質な乗り心地を最優先しつつ、ドライバーの意のままのスムーズなコントロール性、さらには走らせる楽しさまで追求しています。走行状態に合わせて前後輪トルク配分を100:0〜20:80の間で緻密に制御し、さまざまな路面での高いトラクション性能と操縦安定性を実現。発進時、直進加速時は、車両のピッチングを抑え、ダイレクトな加速感を得られるように、60:40~40:60程度で制御。コーナリング時には車速、舵角などの情報を用いて、走行状態に合わせた駆動力配分とすることで優れた操縦安定性に寄与します。ステアリングの切り始めから旋回中はほぼ50:50の駆動配分とし、コーナー脱出時はリヤ寄りの駆動力配分(50:50〜20:80)とすることで、トラクション性能の確保や車両のピッチングの抑制をしながら、狙った通りのラインをトレースできる旋回フィーリングを実現しています。

ドライブモードセレクト

後席の乗り心地を優先した独自のモードを設定。

後席の乗り心地を優先し、ショーファーカーにふさわしい穏やかな走りをしたい時、俊敏な加速が求められる時など、走行シーンに合わせて走りのテイストを変えることができます。フロントコンソール上に配置しているドライブモードセレクトスイッチで切り替え可能です。

リヤコンフォートモード

前後輪の駆動・制動力を適切に配分し、フラットな乗り心地を保つことで、後席乗員に加減速を感じさせないように車両姿勢をコントロールします。車線変更時には、DRSの制御によって後部座席の横方向G(重力加速度)を低減。後席に座っていると車線変更中であることに気づかないほどです。加えて、ブレーキ車両姿勢制御(ピッチ制御)にてブレーキの前後制動力の配分を最適化し、制動時の「安心感」と「前傾姿勢低減による快適性」を追求しました。

先読み減速支援

ドライバーの日々の運転行動をナビに蓄積し、減速・停止行動を繰り返す地点を「減速支援地点」として自動的に登録。運転中に車両が「減速支援地点」に近づくと、ナビ画面をとおしてドライバーに通知し、ドライバーが余分な加速をし続けないようにサポートして燃費向上に貢献します。

先読みEV/HVモード切りかえ制御*5

この先の道路の環境、交通情報を先読みし、経路上の走行負荷に応じてEV走行とHV走行を切りかえることで、駆動用電池を有効活用し、燃費向上につなげます。たとえば、電力消費が大きくなる登坂路などでは、駆動用電池の残量を確保するため、HV走行を選択します。

04

電源・充電・非常時給電

普通充電ケーブル(AC200V/7m[参考値])/充電ポート(車両側充電装備)*6

充電方法は、クルマとコンセントをつなぐだけ。

普通充電*7

自車駐車場でも、外出先でも、気軽に充電。

付属の普通充電ケーブルとコンセントをつなぐだけで手軽に充電可能。外出先でも充電でき、最寄りの充電スポットもスマートフォンアプリ「My TOYOTA+」から簡単に探せます。

タイマー充電*7

家電感覚で、充電の予約ができる。

普通充電の開始時刻またはクルマの出発時刻をあらかじめ設定できる機能です。ディスプレイオーディオ画面やマルチインフォメーションディスプレイから充電の予約が可能。また、スマートフォンアプリ「My TOYOTA+」では、次回予約の変更や、遠隔操作で「今すぐ充電」を行うことができます。出発時刻に合わせて満充電にするなど、バッテリーに優しい使い方が可能です。

マイルームモード

充電中の車内も快適に。

普通充電時に、パワースイッチをONにすると、外部電源の電力を利用して「エアコン」などの使用が可能になるため、車内で待機している間も快適に過ごすことができます。

EV給電モード/HV給電モード

選べる「外部給電モード」は2つ。*8

■EV給電モード*9
レジャーやアウトドアなどに。
お出かけ先で、電気が使えます。エンジンをかけずにバッテリーだけを使って給電。バッテリー残量が所定値を下回ると給電を終了します。

■HV給電モード*10
停電・災害などの非常時に。
万が一の時にも、クルマを電源として活用できます。はじめはバッテリーのみで給電。バッテリー残量が所定値を下回るとエンジンがかかり給電を継続します。

アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付/リヤコンソール前方1個/ラゲージルーム左側1個/ヴィークルパワーコネクター*11付)*12

屋外でも、電源が使える。

大容量のバッテリーに蓄えた電力を「走る」以外にも使えます。2ヵ所に設置されたコンセントによる車内での使用に加え、付属のヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込めば、100Vの外部給電用コンセントに早変わり。合計1500Wまで対応するので、消費電力の大きな電気製品も安心です。

V6 3.5L ENGINE 2GR-FXS×PLUG-IN HYBRID SYSTEM*1

システム最高出力*2
303kW(412PS)

■EV走行距離[充電電力使用時走行距離](国土交通省審査値)
WLTCモード:69km

■ハイブリッド燃料消費率(国土交通省審査値)
WLTCモード:14.2km/L
市街地モード:10.6km/L
郊外モード:16.2km/L
高速道路モード:15.2km/L