ママ目線の車選び ファミリーカーの理想とは?
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そのドライブ、家族は満足していますか?
小さなお子様のいる家族が外出やドライブを予定する際、気になるのは赤ちゃんや子どものご機嫌。長い旅路ともなると、そのご機嫌の如何によって長時間落ち着かないドライブになってしまう懸念がありますね。
ファミリーカーとして居住性の高い車であるに越したことはないが、具体的な理想像や、家族のための空間づくりのポイントを整理するには、まずファミリー層のインサイトを探る必要があります。
そこで、ベビー用品を手がけるダッドウェイにて広報を担当し、保育士資格も有する、石川 美和子氏に話を伺いました。
ファミリーカーとして居住性の高い車であるに越したことはないが、具体的な理想像や、家族のための空間づくりのポイントを整理するには、まずファミリー層のインサイトを探る必要があります。
そこで、ベビー用品を手がけるダッドウェイにて広報を担当し、保育士資格も有する、石川 美和子氏に話を伺いました。
石川 美和子
MIWAKO ISHIKAWA
Sassy、NUK、Ergobaby、などの日本正規総代理店 株式会社ダッドウェイ勤務。
保育士資格を持つ広報担当として活躍中。
保育士資格を持つ広報担当として活躍中。
子連れ家族が抱える悩みについて
――普段、お子さまとのお出かけにおいてママたちが感じる車への課題は何でしょうか?
石川 大きく分けて3つあり、“荷物”、“ベビーカー”、そして“チャイルドシートへの視認性”が挙げられます。
まず“荷物”についてですが、やっぱりママになった瞬間、荷物がものすごく増えるんです。しかも、どういう荷物を持ち歩くか、行った先で何をするかによっても様々。更に、その荷物がどこに載せられるか? という点は凄く重要なポイントですね。これは“ベビーカー”の課題とも共通しており、ベビーカーを積むのは、時にぎっくり腰を経験することもありますし、その積み下ろしだけでひと苦労です。そもそもベビーカーを積めるのかという問題もあります。
その点を掘り下げて考えると“車選び”において荷室空間は本当に重要で、熟考すべきことだと感じます。
石川 大きく分けて3つあり、“荷物”、“ベビーカー”、そして“チャイルドシートへの視認性”が挙げられます。
まず“荷物”についてですが、やっぱりママになった瞬間、荷物がものすごく増えるんです。しかも、どういう荷物を持ち歩くか、行った先で何をするかによっても様々。更に、その荷物がどこに載せられるか? という点は凄く重要なポイントですね。これは“ベビーカー”の課題とも共通しており、ベビーカーを積むのは、時にぎっくり腰を経験することもありますし、その積み下ろしだけでひと苦労です。そもそもベビーカーを積めるのかという問題もあります。
その点を掘り下げて考えると“車選び”において荷室空間は本当に重要で、熟考すべきことだと感じます。
――“チャイルドシートへの視認性”とはどういうことでしょうか?
石川 現在のチャイルドシートは、「進行方向に対して後ろ向き」というのが世界基準になっています。これは万が一事故で衝突してしまった際に、衝撃を和らげるのに最良のポジショニングだからです。それが落ち着かないがためにチャイルドシートでなく、助手席で赤ちゃんを抱えたりする方も見受けられますが、事故のことを考えると非常に危険。
とはいえ、後ろ向きの状態では、後部座席に誰かが乗っているならまだしも、後ろに赤ちゃん以外いない状態では、赤ちゃんの様子を見ることができずママやパパからしても不安なんです。
石川 現在のチャイルドシートは、「進行方向に対して後ろ向き」というのが世界基準になっています。これは万が一事故で衝突してしまった際に、衝撃を和らげるのに最良のポジショニングだからです。それが落ち着かないがためにチャイルドシートでなく、助手席で赤ちゃんを抱えたりする方も見受けられますが、事故のことを考えると非常に危険。
とはいえ、後ろ向きの状態では、後部座席に誰かが乗っているならまだしも、後ろに赤ちゃん以外いない状態では、赤ちゃんの様子を見ることができずママやパパからしても不安なんです。
車選びに欠かせない「ママ目線」について
――これらの課題を踏まえて、必要に感じることは何でしょうか?
石川 車選びには“ママ目線”が欠かせないということです。車といえば、パパの好みに左右されることも多いですが、それだけで選んでしまうとママだけでなく、パパ自身も負担になるケースがあります。
荷物もベビーカーもゆとりをもって収納できる“広々とした空間”があり、その“積み下ろしも難なく行える”などが求められる要素といえるでしょう。これらは車選びの段階から忘れずチェックしたいですね。
また、“チャイルドシートの視認性”を向上させるお役立ちグッズとしては“ベビーミラー”が挙げられます。後ろ向きにならざるを得ない赤ちゃんを確認するには、必要不可欠ですね。
石川 車選びには“ママ目線”が欠かせないということです。車といえば、パパの好みに左右されることも多いですが、それだけで選んでしまうとママだけでなく、パパ自身も負担になるケースがあります。
荷物もベビーカーもゆとりをもって収納できる“広々とした空間”があり、その“積み下ろしも難なく行える”などが求められる要素といえるでしょう。これらは車選びの段階から忘れずチェックしたいですね。
また、“チャイルドシートの視認性”を向上させるお役立ちグッズとしては“ベビーミラー”が挙げられます。後ろ向きにならざるを得ない赤ちゃんを確認するには、必要不可欠ですね。
石川 例えば弊社では『BRICA ライト&ミュージカル・カラー』というグッズを扱っていますが、後部座席のヘッドレストに装着することで、後ろ向きの赤ちゃんもしっかりチェックすることができます。
また、赤ちゃんへのケア面では、5パターンのBGMが用意され、好みに応じて選曲可能です。リモコンで操作でき、赤ちゃんがやすらぐという“胎内に近い”音も収録されています。
運転中のママやパパも、赤ちゃんの状況を把握しつつ、あやすことも可能です。手が行き届かないドライブ中の子守も安心安全に行なえます。
また、赤ちゃんへのケア面では、5パターンのBGMが用意され、好みに応じて選曲可能です。リモコンで操作でき、赤ちゃんがやすらぐという“胎内に近い”音も収録されています。
運転中のママやパパも、赤ちゃんの状況を把握しつつ、あやすことも可能です。手が行き届かないドライブ中の子守も安心安全に行なえます。
ベビーカー選びについて
――「ベビーカー選び」のポイントについて教えて下さい
石川 大きくわけて2つ、“ライフスタイル”と“生活環境”がベビーカー選びのポイントとなります。
まず、“ライフスタイル”についてですが、「車での移動が多いのか?電車での移動が多いのか?」「パパがベビーカーを押すのか?それともママが押すのか?」などの要素によって選び方は変わってきます。
次に、“生活環境”ですが、こちらは「一軒家で階段無く玄関に入れるのか?はたまた集合住宅で、階段やエレベーターでの移動を挟むのか?」などといったことが挙げられます。
例えば、階段での移動が必要な場合、折りたたみができ、背負って移動できるものが便利です。
石川 大きくわけて2つ、“ライフスタイル”と“生活環境”がベビーカー選びのポイントとなります。
まず、“ライフスタイル”についてですが、「車での移動が多いのか?電車での移動が多いのか?」「パパがベビーカーを押すのか?それともママが押すのか?」などの要素によって選び方は変わってきます。
次に、“生活環境”ですが、こちらは「一軒家で階段無く玄関に入れるのか?はたまた集合住宅で、階段やエレベーターでの移動を挟むのか?」などといったことが挙げられます。
例えば、階段での移動が必要な場合、折りたたみができ、背負って移動できるものが便利です。
そもそも、都心在住の場合「ベビーカーよりベビーキャリアの方が合っている」ということも考えられます。
また、最近では、ベビーカーとして、時にチャイルドシートとしても使える多機能性を持ち、すやすや寝ている赤ちゃんを起こすことなく移動可能なトラベルシステムという、ベビーカーそして車でのシームレスなおでかけを可能にする機能も浸透してきています。
このように“ベビーカー”とはあくまでツールの中のひとつであり、価格や機能の良し悪しだけでなく、ライフスタイルや生活環境によって必要な条件は変わってきます。
赤ちゃんを迎える前に、夫婦や家族でゆっくり話し合いましょう。
その上でお店の専門家に相談し、最適な選択肢をオススメしてもらうのがよいでしょう。
また、最近では、ベビーカーとして、時にチャイルドシートとしても使える多機能性を持ち、すやすや寝ている赤ちゃんを起こすことなく移動可能なトラベルシステムという、ベビーカーそして車でのシームレスなおでかけを可能にする機能も浸透してきています。
このように“ベビーカー”とはあくまでツールの中のひとつであり、価格や機能の良し悪しだけでなく、ライフスタイルや生活環境によって必要な条件は変わってきます。
赤ちゃんを迎える前に、夫婦や家族でゆっくり話し合いましょう。
その上でお店の専門家に相談し、最適な選択肢をオススメしてもらうのがよいでしょう。
ファミリーカーの理想とは?
それでは“広々とした空間”をもち“積み下ろしも難なく行える”車に必要な要素とは一体何なのか掘り下げてみましょう。
共通するマスト要件としては“低床性”があること、それと同時に空間を生み出す“高さ”も求められます。これらの要素は荷物やベビーカーの積み下ろしはもちろん、赤ちゃんが成長し、いずれ自分で乗り降りするようになったときのことを考えても重要といえます。
具体的な車種を挙げると、例えば、トヨタ『スペイド(SPADE)』『ポルテ(Porte)』は、上記いずれの要素も持ち合わせているだけにとどまらず、電動スライドドアで荷物の多いママやパパには非常に嬉しい仕様です。
ウォークスルーできるほどの広々とした空間で、ベビーカーの積み下ろしにも腰を曲げたまま作業することなく、テキパキ実行できるのはなんとも嬉しいですね。
このように、ファミリーカーは、家族みんなで選ぶことが大切。
赤ちゃんや子どもの成長もふまえ、ライフスタイルを想像してみてください。
するとどうでしょう、“我が家のファミリーカー”が思い浮かぶはずです。
共通するマスト要件としては“低床性”があること、それと同時に空間を生み出す“高さ”も求められます。これらの要素は荷物やベビーカーの積み下ろしはもちろん、赤ちゃんが成長し、いずれ自分で乗り降りするようになったときのことを考えても重要といえます。
具体的な車種を挙げると、例えば、トヨタ『スペイド(SPADE)』『ポルテ(Porte)』は、上記いずれの要素も持ち合わせているだけにとどまらず、電動スライドドアで荷物の多いママやパパには非常に嬉しい仕様です。
ウォークスルーできるほどの広々とした空間で、ベビーカーの積み下ろしにも腰を曲げたまま作業することなく、テキパキ実行できるのはなんとも嬉しいですね。
このように、ファミリーカーは、家族みんなで選ぶことが大切。
赤ちゃんや子どもの成長もふまえ、ライフスタイルを想像してみてください。
するとどうでしょう、“我が家のファミリーカー”が思い浮かぶはずです。
*2WD車の数値。4WD車は330mm