- CAR LIFE NAVI TOP
- こんなに見えない！クルマの本当の死角徹底検証
トヨタ自動車株式会社
社会貢献推進部
神野利夫
トヨタ交通安全センター モビリタ
元チーフインストラクター
ドライバーが運転席に座った状態で周辺を目視した際に必ず見えない部分があります。それを死角と言います。死角はボディの大きさに関わらず必ずあり、その死角を少なくするためにバックミラーや、バックモニターやパノラミックビューモニターといった装備があります。ここではクルマの死角とはどれくらいあるものなのか、そして死角を少なくするにはどうすればよいのかを検証してみましょう。また、死角別の注意点と解決策についてもお話します。
今回はコンパクトカー、セダン、ステーションワゴン、ミニバン、SUVという５つのボディタイプで検証を行い、クルマの大きさや形の違いによって死角がどう変化するのかを確認します。トヨタはクルマを開発する際に、トヨタ車に乗られている方が、車種を乗り換えても戸惑わないように人間工学に基づいて死角が大きく変わらないように設計、デザインしています。しかしそれでも差が出てしまうのです。クルマには必ず死角がある。ということを意識して必ず安全優先で運転を心がけてほしいと思います。
