定期的なエンジンオイルの交換タイミング

定期的なエンジンオイルの交換は
快適カーライフに欠かせません!

東京トヨペット株式会社
浅原佑磨さん

オイル交換をいつ行うかは、走行距離や時期で決めるのが基本的な考え方ですが、実際は汚れや酸化を見極めることが重要です。
基本知識と共に、オイル交換を頻繁に行うことをおすすめしたい人の、使い方のパターンを見てみましょう。

オイル交換ってどのタイミングで行えばいいの??

これが
基本
オイル交換時期は走行距離と年数で数える!?
交換時期 シビアコンディション※の
場合の交換時期
ガソリン車 15,000km
1年
7,500km
6ヶ月
ガソリンターボ車 5,000km
6ヶ月
2,500km
3ヶ月
ディーゼル車 5,000〜20,000km
6ヶ月〜1年
2,500〜10,000km
3ヶ月〜1年
※:シビアコンディションとは、
・商業車として、酷使されている ・発進・停止の繰り返しが多い ・アイドリングでの待機が多い
・未舗装路や、凸凹路、砂利道、雪道、空気の汚れた場所での使用が多い
・山道、登降坂路の頻繁な走行・高地走行(標高2,000m以上)が多い
・低速走行の繰り返し
こんな人
は注意!
オイル交換を頻繁に行う方がよい人の使い方パターン
チョイ乗りでエンジンが十分に温まらない走行を頻繁に繰り返す人
冷えたオイルとエンジンが十分に温まる前にクルマを止めてしまうと、エンジン内部に入り込んだ空気中の水分を完全に蒸発させることができません。するとエンジン内部に取り込まれた水分がオイルと混じってしまい、オイルの劣化が早くなります。また、水分はエンジンの金属部分を錆やすくするので、エンジンに好ましくない状態となります。
高速を頻繁に使用するなど、エンジンを高負荷(高回転)で使用する頻度が高い人
エンジン内部が長時間高温になるため、オイルの分子が化学変化してしまい、冷えても元に戻らなくなります。そうなると、走行距離は短くてもオイル本来の能力は発揮できなくなるのです。例えば、サーキットなどで全開走行した後は、エンジンオイルは必ず交換したほうがエンジンをいたわれます。
週末しかクルマを使わないという人
長い期間クルマを動かさず駐車したままだと、エンジンも冷えた状態が続きます。そうすると、エンジン内部に水分が徐々に入り込み、オイルにも混じってしまい、水分の多いオイルとなってしまいます。水分が多いオイルは、エンジンの金属部分に錆を発生させる危険性が高いので、早めの交換が必要です。
悪路を走ることが多い人(砂やホコリなど)
未舗装路や急な山道の上りや下りを頻繁に走行する人はシビアコンディションと言われて、オイルが汚れやすく、減りやすいということもあり、通常よりも早いサイクルでのオイル交換を推奨しています。
高温や低温、湿度の高い場所などの環境下で使用する人
低温の場所や湿度の高い場所などの環境下で使用する人や、最低気温が氷点下まで下がる冬の北海道や東北などの寒冷地での使用では、エンジンオイルが硬くなり始動時の抵抗力が増してしまい、エンジンが掛かりにくくなるということがあります。特に劣化の進んだオイルはこの傾向が強くなりますので、早めの交換を推奨しています。また、梅雨の時期や夏期期間の盆地、台風などにより雨の多い地域では、湿度が高くなり取り込んだ空気の中の水分が多いため、エンジン内部に水分が残りオイルと混じってしまうため注意が必要です。
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