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- スタッドレスタイヤの選び方ポイントについて
正しい選び方と使い方
スタッドレスタイヤの機能とは
スタッドレスタイヤと夏タイヤとの大きく異なる点はゴムの質です。スタッドレスタイヤのゴムは低温域でもしなやかさを保つことができる性質をもっており、さらに滑りの原因となる氷上の水膜を除去する工夫が路面との接地面に施されています。
季節に合ったタイヤを
※車両は2016年8月撮影時点のものです。
スタッドレスタイヤは夏タイヤほどの濡れた路面、乾いた路面でのグリップ力は期待出来ないです。したがって、春になってもスタッドレスタイヤのまま乾いた路面や濡れた路面を夏タイヤのように走行すると、思わぬ事故につながりかねないです。積雪路やアイス路面への不安がなくなったら夏タイヤに履き替えましょう。
スタッドレスタイヤの寿命
一般的なタイヤにスリップサインがあるように、スタッドレスタイヤにも溝の高さの半分の位置にプラットフォームと呼ばれるサインがあります。このプラットフォームが露出した時がスタッドレスタイヤの交換時期となります。さらにゴムは経年変化によって硬化するため、3~4年がスタッドレスタイヤの寿命の目安といえます。
スタッドレスタイヤを選ぶにはこの3つを意識してください
その1 経験値に合わせて選ぶ
スタッドレスタイヤは年々進化しています。雪道が初めてという方は、できれば最新モデルのスタッドレスタイヤを装着したほうが安心です。雪道や凍った道での安定感は最新タイヤほど高くなっていますので、自分の運転スキルをサポートしてくれます。
その2 走る環境に合わせて選ぶ
冬の道路と言っても、新雪が積もった道や圧雪された道、凍った道などコンディションは様々です。したがって、冬用のスタッドレスタイヤを選ぶ際にも走行する環境に合わせて選ぶことをオススメします。国産メーカーは雪道での走行に定評があり、海外のメーカーは凍った路面や乾燥した路面での走行に向いていると言われています。
その3 クルマに合わせて選ぶ
いくら、雪道が多いといってもヴィッツにランドクルーザープラド用のスタッドレスタイヤは装着できません。クルマにマッチしたサイズのスタッドレスタイヤを装着しましょう。その上で、走行するシーンに合わせた銘柄を選ぶと良いでしょう。