スペアタイアに交換する

スペアタイアに交換する スペアタイアに交換する

※スペアタイヤは駆動輪以外への装着を推奨します

東京トヨペット
株式会社
谷藤 壮一さん
私が答えます!
免許取得時、教習所で習いましたが、うろ覚えで装着するのは、自信が無い方も多いのではないでしょうか。

注意

高速道路上、一般道路上でのタイヤ交換は危険なので、
必ずクルマが通らない駐車場などに移動させましょう。
そのためには、JAFを呼んで安全にタイヤ交換ができる場所まで牽引してもらうことがお勧めです。

はじめに、まず行うこと

1.パーキングブレーキをしっかりかけ、エンジンを止めます。

2. シフトレバーをマニュアル車は1速に(オートマチック車はパーキングの位置を確認)します。

3. 非常点滅灯を点滅させ、人や荷物をおろし、停止表示板(停止表示灯)を使用します。

4. 交換するタイヤと対角の位置にあるタイヤに、外側から輪止めをします。
(例:左後輪がパンクのとき、右前輪の前に輪止めをします。)

5. ホイールキャップが装着されているクルマは、取り外しておきます。

スペアタイヤに交換する手順

▲ ジャッキ
手順1:必要な工具を用意する
タイヤ交換には専用の工具が必要です。トランクには車載工具として必要最低限の工具は搭載されていますが、いつでも使えるように確認しておきましょう。必要な工具は車体を持ち上げるために使用するジャッキ。ジャッキを伸縮させるために使用するジャッキ用補助工具。ホイールを固定しているホイールナットの着脱に使用するL字ボックスレンチ。ここまでは車載工具として搭載されています。さらに作業時の怪我や汚れ防止に役立つ軍手や作業用手袋。ジャッキアップの際にクルマが動かないように固定する輪止め。そしてクロスレンチがあるとホイールの脱着がよりスムーズに行えます。
▲ ラゲージの下に搭載されているスペアタイヤ
手順2:トランクを開けてスペアタイヤを取り出す
まず、クルマを平坦で路面がアスファルトなど安全な場所に止めてください。1.パーキングブレーキをしっかりかけ、エンジンを止めます。2. シフトレバーをマニュアル車は1速に(オートマチック車はパーキングの位置を確認)します。3. 非常点滅灯を点滅させ、人や荷物をおろし、停止表示板(停止表示灯)を使用します。そして、ラゲージの下に搭載されているスペアタイヤを取り出します。スペアタイヤを取り出す際に交換するタイヤの対角にあるタイヤに輪止めをセットすると万が一の事故を防げます。
※スペアタイヤが装着されていない車種もございます。パンク修正キットが装着されている車種もありますので、ご注意ください。
手順3:トラブルのあったタイヤのナットを緩める
ジャッキをセットして少しだけジャッキアップします。ジャッキをセットする場所は、ボディの下廻りにある切り込みの部分に行います。車種により異なりますので、取り扱い説明書で確認してください。この際はタイヤが地面から離れない程度に軽くジャッキアップしてください。そしてホイールキャップが装着されているタイヤの場合は、タイヤとホイールカバーの間に薄いヘラ状のものを挟んで外して下さい。その後、ナットを緩めます。この時は軽く緩める程度で、ナットを外さないようにしてください。なぜなら、あまり緩めてしまうとジャッキアップした時にタイヤが外れる可能性があるためです。
手順4:ジャッキアップする
ジャッキ用補助工具を使用して、タイヤが完全に地面から離れるまでジャッキアップします。
手順5:タイヤを取り外す
完全にタイヤが地面から離れたら、ホイールナットを緩めてタイヤを外します。その際にホイールナットがなくならないようにまとめて置いておくようにしてください。
手順6:スペアタイヤを装着する
スペアタイヤを装着し、ホイールナットを軽く締めます。その際に対角線上にナットを締めていくのがポイントです。その理由は片側だけ締まりすぎてタイヤが曲がって装着されるのを防ぐためです。ホイールを締める際には工具をしっかりと装着してしっかりと腰を落としてホイールナットを回すようにしてください。そうすると、ホイールナットを傷めたり、自分の腰を痛くするようなことは防げます。
手順7:ジャッキを下げて輪止めを取り外す
スペアタイヤを仮止めしたら、ジャッキをおろしてナットを対角線上にしっかりと締め付けます。締め付けが不安な場合は、トヨタの販売店などで早目にみてもらいましょう。輪止めを外せばタイヤ交換は終了となります。

ジャッキアップ時のポイント

ジャッキアップする際には一時的に不安定にして持ち上げるため、強風などによってバランスを崩すことがありますので、ドアはキチンと締めて作業をしましょう。そして、砂利道ではなく、アスファルトやコンクリートなど頑丈な路面で行って下さい。また、ジャッキアップする場所はクルマのボディのスカートと言われる部分にジャッキアップポイントを示す逆三角のマークがあります。このマークの部分の下をのぞきこむと切り込みの入ったプレスラインがあります。その部分がジャッキアップポイントとなります。車載ジャッキのスリット部分にこのプレスラインを挟むようにしてジャッキアップをします。(車種によっては切り欠きがない場合もあります)

スペアタイヤ使用時のポイント

スペアタイヤは一般的に装着されているタイヤに比べて、細くなっています。このタイヤはあくまでも応急用に使用するものなので、パンクしたタイヤは修理・交換し、できるだけ早く標準タイヤに戻すことをお勧めします。応急タイヤで走行する際には、100km/h以上で走行しないこと。連続して長距離を走行しないこと。ほかのクルマへの使用や、チェーンを装着しないこと。そして空気圧をチェックすることなどに注意しましょう。
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