産科医に聞く 妊娠中のカーライフについて

産科医に聞く妊娠中のカーライフについて 産科医に聞く妊娠中のカーライフについて

妊娠中のママには、日常生活の些細なことにも不安がつきまとうものです。ましてや、クルマの運転となるとなおさらです。そもそも、妊婦さんは運転しても大丈夫なのでしょうか。妊娠中のカーライフについて、産科医の竹内正人先生に聞いてみました。

「無理はしないことを
心がけながら、
ドライブを楽しんでください」

COLUMN

妊娠したら、何をするにも「これはやってもいいことだろうか」と思ってしまうかもしれませんね。また、自分は気にしないのに、家族や友人など周りの人が「妊婦なのに、そんなことをして大丈夫なのか」と言うかもしれません。確かに、煙草やお酒のように、妊娠したら赤ちゃんのためにやめるべきことはいくつかあります。でも一般的な生活の中にはやめなければならないことはほとんどなく、運転も自分で不安や疲れを感じない限り、禁止されるようなことではないということでした。

あれもダメ、これもダメということになったら、妊娠によって自分が自分でなくなるような悲しい気持ちになってしまいますよね。私もトヨタ車に乗りながら3人の子どもの妊娠・出産を経験しましたが、運転を控えた記憶はほとんどありません。

車は、スーパーマーケットで食料品を買う時にも重い物を持たなくて済むので便利です。家族が一番多いときは7人家族だったので、まとまった量の買い物が必要でした。

でも遠出の運転はご家族の方に任せることもあるかもしれません。この場合、私は、後部座席で横になれるようにクッションとブランケットを積み大変重宝しました。

無理はしないことを心がけながら、妊娠中もドライブを楽しんでください。ただ、ひとつだけ忘れてはいけないのは出産も育児も体力が勝負だということです! 車の使いすぎによる運動不足には、くれぐれも注意してくださいね。

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