ミニバンは背が高く不安定なイメージをいだくかも知れませんが、乗降性を重視しているシエンタでは乗り込み口が330mm（2WDの数値）と、お子様やお年寄りも安心して乗り降りできます。そのため車全体の重心が低くなり、横の傾きも少なく山道のカーブでも軽快なハンドリングを楽しめます。また前輪タイヤの上に搭載されているエンジンの重さが、駆動輪となる前輪タイヤにかかることで、大きなグリップ力を生み出し、圧雪面などでの発進性能も優れています。雪道ではチェーンやスタッドレスタイヤを正しく装着しましょう。

シエンタのハイブリッドモデルでは、27.2km/L^＊1と3列ミニバンで低燃費を実現。ガソリン車においても、アイドリングストップ機能^＊2などで、優れた燃費性能を実現します。4WDモデルでは基本的にFFで走行するため駆動抵抗が軽減でき、通常走行での燃費が向上。滑りやすい路面になると、4WDになりスムーズに加速するので無駄な加減速を減らすことができます。雪道のシーンでは、2WDはS-VSCによる制御で最適なトラクションにはしてくれるものの、圧雪や凍結など滑りやすい路面では後輪が空転しやすく、アクセルを抜いたり、ブレーキをかけることで車速が落ち、速度を回復するためにアクセルを踏む量が多くなります。その分、燃費消費量は増えがちになり、4WDは優位性を発揮していると言えるでしょう。
＊1. JC08モード燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境（気象、渋滞等）や運転方法（急発進、エアコン使用等）に応じて燃料消費率は異なります。
＊2. グレードにより異なります。