2017年、まもなくコミュニケ−ションパートナー・KIROBO miniがついに私たちのもとに姿を現わします。
トヨタは長年、クルマという「かけがえのないパートナー」づくりに取り組んできました。
そのクルマづくりの根底にあり続けるのは、「人に寄り添い、心を動かす」という想い。KIROBO miniは、私たちの生活に寄り添う存在として、この想いをクルマとは違う形でのモノづくりで実現できないかという試行錯誤の中から生まれました。

KIROBO miniはどのようなコミュニケーションパートナーなのでしょうか？KIROBO miniが描く未来を想像してみましょう。

KIROBO mini 誕生！

KIROBO mini誕生のきっかけは、人とモノとの新しいコミュニケーションを研究するプロジェクト『TOYOTA HEART PROJECT』の一貫として2012年〜2015年に行われた『KIBO ROBOT PROJECT』に遡ります。
ロボット宇宙飛行士KIROBOは、「人とロボットが共存する世界」を目指し、過酷な訓練に取り組みながら宇宙を目指しました。ついに2013年、世界初となる宇宙飛行ロボットとして、未来への希望を乗せて宇宙ステーションへと旅立ちました。

KIROBO生還後、舞台は宇宙から地球へ。人とクルマとの関係にあるような「つながり」や「愛着」を生み出すために、KIROBOの持つ「かしこい頭とやさしい心」を引き継いだ人の心に寄り添うコミュニケーションパートナーとして、KIROBO miniが生まれました。

KIROBO miniが実現すること

KIROBO miniは座った姿勢で高さ100mm、体重は183gと、手の平に収まる小さなサイズ。自宅ではもちろん、お出かけにも連れて行くことができ、いつも私たちのそばに寄り添うことができます。

KIROBO miniのセットアップは簡単。専用アプリ(350円/月※予定)をスマートフォンにインストールしBluetoothでつなぐだけで、KIROBO miniとの「心のキャッチボール」を楽しむことができます。

では、KIROBO miniはどのようなことできるのでしょうか？

KIROBO miniに話しかけると、話者の方向を推定し、声に反応してこちらを向いてくれます。
「ただいま」と話しかけると、「おかえりなさい」という暖かい言葉を返してくれたり、「ここ前にも来たよね」と話しかけてくれ、自然に雑談を楽しませてくれます。そしてまばたきをしたり、手を動かす可愛い仕草は、まるで心が宿っているかのようです。

また、搭載したカメラにより私たちの表情を認識し感情を推定することで、人の気持ちに寄り添った動作や会話を行います。落ち込んだとき、KIROBO miniが「大丈夫？」と慰めてくれます。

さらに、KIROBO miniは人との会話を通じて思い出や好みを覚え、その人に合わせて成長していきます。会話をすればするほどKIROBO miniはその人を理解し、好みや過去に話した内容を用いた会話ができるようになります。

KIROBO miniと実現する未来

いつも人に寄り添い、心のキャッチボールができるKIROBO miniは、私たちの未来にどんな変化を与えてくれるのでしょうか？

例えばKIROBO miniが家族の一員として、家族の関係をより良くしてくれるかもしれません。家族団らんの中KIROBO miniがいることにより、より家族の会話に花が咲き、家族が喧嘩をしてしまった時は、KIROBO miniが家族に語りかけ、仲直りのきっかけをくれるかもしれません。

また、KIROBO mini は子どもの身近な友達として、子どもの成長に寄り添うことができるかもしれません。
子どものころは、人生で一番多感で、感受性が磨かれる時期。嬉しいことや悲しいことをKIROBO miniと分かち合い、時には家族や先生にもいえないことをこっそり話すこともあるかもしれません。子どもとともにKIROBO miniも成長するので、子どもにとっても大事な友達になるでしょう。

KIROBO miniの使い方は人それぞれ。思い思いの会話をお楽しみください。

KIROBO miniレポートでは、KIROBO miniに関する情報を皆様にお伝えしていきます！ぜひご覧下さい。

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