こんな時どうすればいいの？ママ座談会

チャイルドシートは一般的に乳児用（新生児〜1才頃）、乳幼児（新生児〜4才頃）、幼児用（1〜11才頃）、学童用（4〜11才頃）に分かれています。
※2012年7月以降に発売されたクルマにはISOFIXが標準装備されていますが、ISOFIXチャイルドシートは、ISOFIX取り付け金具を装備したすべての車両に取り付けられるものではありません。

使用前には必ず、お持ちのクルマとISOFIXチャイルドシートの適合をご確認ください。

チャイルドシートごとにクルマへの取り付け方法は異なります。取扱い説明書をよく読んでから行いましょう。

シートベルトで取り付けるタイプであれば、取り付け時に、大人が片膝などをチャイルドシートへのせ、しっかりと体重をかけながらクルマのシートに沈み込ませるようにするとシートベルトのゆるみ、たるみが出てきます。それを引っ張り締めることでしっかりと固定できます。クルマの腰ベルトの張りを確かめたり、チャイルドシートを左右に揺らしてみるなど、正しく固定されているか取扱い説明書のチェック項目を見ながら確認をして下さい。

べルト調節ボタンは、お子さまのいたずら防止のため見えにくい位置や構造をしています。
ベルト調節ボタンを押しながらハーネスベルト(チャイルドシートに付いている子ども用ベルト)を手前に強く引っ張ると長く、また調節ベルトを引くと短くできるタイプが一般的です。ハーネスベルト(チャイルドシートに付いている子ども用ベルト)をゆるめて使ってしまうと万が一の事故が起きたときに本来の効果を発揮できません。
たるんだり、ゆるまないようしっかりと肩をホールドするように締め付け具合を調整しましょう。写真のようにお子さまが窮屈でないように大人の手のひらが入る程度が適切です。

学童用は体重15kg以上、身長の目安としては95cm～以上※、幼児用のハーネスベルト(チャイルドシートに付いている子ども用ベルト)が肩より低くなってしまったり、チャイルドシートから頭が出るようになったら買い替えです。クルマの座席に置くだけで簡単に使えるブースタータイプもありますが、背もたれつきのものは、クルマのシートベルトの肩ベルト位置を調節できるものが多く、適切に調整すれば子どもの首にシートベルトがかかることなく安心です。肩ベルトはしっかりと肩から外れず、首を圧迫していないことを確認し、ねじれやたるみがなくお子さまの体に密着していること、また腰ベルトがお子さまの腰骨を押さえるように着用します。

※身長の目安は製品ごとに適応できる条件が異なります。

お子様のミルクやジュースがこぼれたり、お菓子のカスが溜まったりとチャイルドシートには多くの汚れがつきますよね。こま目に掃除機で取ることも大切ですが、シートカバーは簡単に取り外せ、洗濯機で洗えるものが多いので、定期的に洗濯することをおすすめします。
気になる方は、購入時の選ぶポイントとして「シートカバーがとり外せる」ものを選ぶと良いでしょう。

退院時にお持ちのクルマに赤ちゃんを乗せるのであれば、チャイルドシートを使用しなければいけません。この際、おくるみやタオルでくるんだまま、チャイルドシートに乗せると、ハーネスベルト(チャイルドシートに付いている子ども用ベルト)がしっかり締められないのでやめましょう。出産前によく吟味してから購入しましょう。

法令では6才未満の子どもの着用が義務付けられています。しかしクルマのシートベルトは大人用に設計されているため、規定の年齢に達していてもクルマのシートベルトが首を圧迫することがないよう、正しく使用ができるように(身長の目安145cm以上※)なるまでは、学童用チャイルドシートの着用をおすすめします。

※身長はあくまでも目安です。

万が一の事故の際、エアバッグの作動により大きな衝撃を受け、危険です。
必ず後部座席か、エアバッグ装備がない座席に付けましょう。

お子さまをシートの中央にしっかりと深く座らせ、ハーネスベルト(チャイルドシートに付いている子ども用ベルト)を適切に調整しましょう。
締め付け具合は、大人の手のひらが入る程度です。
お子さまの体にフィットしていないと、衝突時にお子さまが飛び出したり、ベルトが首に巻き付き窒息するおそれがあり危険ですので、ハーネスベルト(チャイルドシートに付いている子ども用ベルト)を適切に調整し、しっかりと装着しましょう。

クルマでのお出かけ頻度やシーンを想定して商品を選ぶことをおすすめします。お出かけ頻度が高い方には赤ちゃんの乗せ降ろしがしやすい回転タイプ等がおすすめです。クルマのサイズはもちろん、適合確認をしてから選びましょう。