ヘッドスピードを上げる
腕の使い方
必要なのはたった3本の指!?
必要なのはたった3本の指!?
飛距離を出すためには
ヘッドを速く振らなければならない。
そのために実はテークバックから
速く振る必要があるという!?
テークバックが遅い人は
絶対に飛ばない
飛距離アップのためにはインパクトでボールにパワーを伝えることが必要になる。
そのためにはリストターンやベタ足にしてスウィングすることが大切だと武市プロは説くが、当然、スウィングスピードも上げなければ大きなパワーは生み出せない。
そこで大切になってくるのがテークバックだ。
よくテークバックをゆっくり上げろという人がいるが、ダウンスウィングでいきなり速く振り下ろしてしまうとヘッドが重たいぶん、必ず振り遅れてしまいボールにパワーは伝えられないという。
ヘッドスピードを上げるにはテークバックから勢いよく振り上げることが大切だがそのためには右手の中指・薬指・小指の３本がカギを握っているという。
スウィングのリズムと
テンポがよくなる
ではどうやって右手の3本指を使ってヘッドを素早く動かすのか。ポイントは指でシャフトを引き上げる動きだという。
「テークバックの始動時に右手の中指・薬指・小指の３本指でシャフトを引き上げるように動かします。するとテコの原理のようにヘッドがいきなり動き出します。しかし速く動かそうとしてグリップを強く握る人がいますが、これでは力みが生まれるだけで逆効果です。
こう聞くとスウィングリズムがムチャクチャになると思う人がいるかもしれませんが違います。速く振り下ろしたければ、テークバックも同じくらい速く振り上げないとスウィングリズムが安定しません。速く振りたければテークバックも速くすることでリズムとテンポがよくなるので、逆に振り遅れのミスがなくなり体の正面でインパクトできやすくなるのです。ヘッドスピードを上げるには、右手の3本指で引っかき上げる動きをぜひためしてみてください」（武市プロ）
