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飛ばせる体重移動を覚える

移動はたったの1回だけ!?

移動はたったの1回だけ!?

飛ばすためにはテークバックとダウンスウィングで2度の体重移動を行わないといけない。
そう思っている人がいたら大間違い。
実は体重移動はたった1回だけ行えばいいというのだ。


体重移動する理由は
腕を速く振るため

腕は歩くと自然と歩行速度に合わせて振られ、走ると腕もそれに合わせて速度アップする。
これは誰でも起こる運動原理だ。
実はこの動きが今回紹介する飛ばしの体重移動につながっていると武市プロはいう。

要するに腕が振られるのは歩行時の足を踏み込む動きと連動しているから、『踏み込む動作=体重移動』を素早く行うことで腕が速く振れるのでヘッドスピードが上がり飛距離が伸びる。

ではその踏み込み方はどうするのか。
トップからインパクトにかけて左足カカトを思い切り踏み込むだけ。
武市流の体重移動はこのワンアクションだけで完了するというのだ。


左足カカトの踏み込みが
本当の体重移動

固まったアドレスはパフォーマンスを下げる。

インパクトで左足かかとを強く踏み込めば腕が速く振れヘッドスピードがアップ、ひいては飛距離が伸びるわけのだが、闇雲に踏み込めばいいわけでもない。重要なのはそのタイミングだと武市プロはいう。

「左足カカトを思い切り踏み込むタイミングとインパクトが同じになることが大切です。ふたつが同時になれば、体の正面でボールをとらえやすくなる、つまり振り遅れずに打てるということです。踏み込むと、力が上から下へ加わるので、ボールに効率よくパワーが伝わり飛距離アップに直結します。テークバックで右足へダウンで左足へと体重移動しても、体がスウェイするだけでヘッドは速く振れず、インパクトでボールにパワーをぶつけられません。インパクトの瞬間に左足かかとを思い切り踏み込む、この1回の体重移動で飛距離は劇的に伸びますので試してみてください」(武市プロ)

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