STEP01
展示車、
プロはここをチェック!
プリウス S〝ツーリングセレクション″(2WD・5人乗り)
ボディカラー:エモーショナルレッド
掲載車両は2017年9月時点のものであり、
現在の販売車両とは異なる場合があります。
販売店についてすぐに試乗というのはちょっともったいないです。これから試乗するクルマの展示車をじっくりとみたり、カタログをチェックして、事前に試乗するときのイメージを膨らませましょう。試乗時間は限られています。試乗中は走行時にのみ感じられることに集中した方がよいので、乗り込んでみてシートをアレンジしてみたり展示車で分かることは事前にくまなくチェックします。
試乗する前にここは確認しておこう!
CHECK01
ドライビング
ポジションを
チェック
運転する上でとくに重要なポイントとなるので、家族などで販売店に行った場合、運転する方は全員チェックしましょう。まずはシートに腰掛けて、シートポジションのチェック。ハンドルや各操作系へ手を伸ばし、ドライビングポジションを確認しましょう。次にミラーの位置を合わせ、前後左右の視界のチェックを行います。とくに斜め後ろやフロント部分の見切りの確認はしっかりと行いましょう。販売店のスタッフにクルマの周囲に立ってもらい、死角の確認をするのも手です。
自分のポジションがしっかりとれているかの確認は重要です。走っていることをイメージして、ピラー越しの死角、後ろがみやすいかなども確認します。
CHECK02 後部座席をチェック
販売店に行く前にコンビニなどで買い物をして、ドリンクや食べ物を収めるスペースがあるかなどを確かめるのもおすすめです。
CHECK02 後部座席をチェック
運転席だけをチェックしがちですが、後部座席もしっかり確認しましょう。まずは広さの確認です。ドライバーが正しいドライビングポジションを設定した上で、膝周りの余裕や天井の高さ、座り心地などを確かめます。実際の使用を想定したシートアレンジの確認も重要です。実際動かしてみて、操作が簡単かどうかを確かめましょう。シートのスライド量も重要となります。また、小物入れやドリンクホルダー、エアコンの吹き出し口などもチェックします。小さい子供やお年寄りのいる家族は乗り降りのしやすさも確認しましょう。
販売店に行く前にコンビニなどで買い物をして、ドリンクや食べ物を収めるスペースがあるかなども確かめるのもおすすめです。
CHECK03
ラゲージスペースを
チェック
カタログ値だけでは分かりづらいので、可能ならば、実際の日常シーンで使用するベビーカーや趣味の荷物など想定される荷物を用意して展示車に載せてみるのも手です。開口部の広さや、出し入れのしやすさもチェックしましょう。
ゴルフが趣味の方は自分で持っているゴルフバッグなどがラクに収納できるか確認するためにも、実際に持っていくのもよいでしょう。
CHECK04
ドアの開閉具合を
チェック
ドアを閉める際の音も確認します。重量感のある閉まり音、風などの抜けの少ない感覚でボディ剛性や静粛性が分かります。
CHECK04 ドアの開閉具合をチェック
ドアを閉める際の音も確認します。重量感のある閉まり音、風などの抜けの少ない感覚でボディ剛性や静粛性が分かります。
COLUMN
実際の使用シーンを
イメージして展示車を
チェックしよう
プロドライバー / インストラクター
渡辺忠司 氏
ファミリーならば、家族全員で展示車を確認することが大切です。小さいお子様がいる家庭は、チャイルドシートを用意してもらったり、ベビーカーをトランクに載せてみることも大事です。子供をクルマに乗せる時のことや、重たい荷物をトランクに入れるときの感じなどを大事にしましょう。展示車確認で重要なのは、クルマの性能を見極めることはもちろん、フィーリングが自分に合うかどうか、五感をフルに活用して気になる点を検証することです。引っかかった点は販売店のスタッフに質問しましょう。彼らは専門家なので、きちんと答えてくれるはずです。