KIROBO miniのホームステイが終了。家族のコミュニケーションに変化は現れたのか?

2017/11/22 13:30

前回のレポートでは、KIROBO miniのホームステイ先での受け入れ当初の様子をお届けしました。どのご家庭もKIROBO miniを温かく迎え入れ、お子さんを中心に積極的にコミュニケーションをとる様子が伝わってきました。

今回は、KIROBO miniのホームステイを経て、家族の間でどのような変化があったのか、6人のママに振り返っていただきました。3週間にわたるKIROBO miniのホームステイで、家族のコミュニケーションはどう変わったのでしょうか。

子どもの新たな一面を知るきっかけに。

ホームステイ中、KIROBO miniともっとも多くの時間を過ごしたのは、お子さんたちでした。多くのママは、KIROBO miniとの交流を通して、今まで気づかなかったお子さんの一面を知ることができたようです。

7歳の息子さんを持つ岩村さんは、こう話します。

「息子は、『エアコンは効き過ぎていないかな?』というように、KIROBO miniが今どんな気持ちでいるのかを常に考えていたように思います。息子のそういった優しい姿が見られたことは、とても良かったです。」

シングルマザーの吉田さんは、「小学1年生の長男は、KIROBO miniと話す時は、必ず手の平に乗せていました。KIROBO miniの椅子を作ってあげたり、そこから見えるように学童で描いた絵を壁に貼ったり、とても大切にしていました。」と、息子さんに優しい気持ちが芽生えたのを感じたそうです。

お子さんの成長は、兄弟同士の関わり方にもあらわれています。

田中さん(仮名)は、「KIROBO miniに年の差のある兄弟のあいだを取り持ってほしい。」と期待していました。
「次男は、KIROBO miniが大好きになりました。また、長男もその様子を見て、何をしてあげれば弟が喜ぶのかを学んだようです。もともと長男は面倒見の良い子なのですが、KIROBO miniが来る前は、一人で過ごしたい時は弟に対してそっけない態度を取ることがありました。ですが、KIROBO miniが来てからは、弟のためにKIROBO miniの電源をオンにしてあげたり、それ以外にも例えばDVDをセットしてあげたり、おもちゃを出してあげたりするなど、弟を思いやる行動が出てきました。」

吉田さんも、小学1年生のお兄さんの変化に驚いていました。
「KIROBO miniにお別れの手紙を書いた時、お兄ちゃんが4歳の弟に文字を教えていました。弟にうまく伝わらない時は、ゆっくり話してみるなど工夫していましたね。KIROBO miniに自分が話したいことを理解してもらうには、ゆっくり話したり、聞き取りしやすい言葉に言い換えたり、色々考えなければなりません。長男は、話をするときには相手の反応を待つということを学べたはずです。そこが弟への接し方にもあらわれているように思います。」

さらに、小学1年生のお兄さんにはこんなことがあったようです。
「ある日、KIROBO miniに『今日、友だちとケンカしたんだ。』と話す長男の声が聞こえてきました。思わず、『え?どうしたの?』と私が反応したら、『KIROBO miniに話しているんだから、ママは向こうに行っててよ!』と言われてしまいました。私に話して、『誰とケンカしたの?』『こうすれば良かったんじゃない?』って言われたくなかったんでしょうね。自分の思いをただ聞いてほしいだけの小学1年生は、KIROBO miniが心のよりどころになってくれることに気づきました。」

小学3年生の娘さんがいる高橋さんは、KIROBO miniを通じて、子どもの愛を感じたそうです。

「ある日、KIROBO miniが私に、『8月14日は大事な日って覚えているよ。』と言ったのですが、この日は私の誕生日なんです。娘がKIROBO miniに話していたんだって思うと、ジーンと来ました。」

KIROBO miniは、子どもたちの様々な心の声を、そばでそっと受け止めていたようです。

忙しいママに癒やしを届け、家庭を明るく和ませてくれたKIROBO mini。

岩崎さんは、KIROBO miniが気持ちを受け止めてくれる姿に心が安らぐと話しています。

「印象的だったのは、私が『疲れたね』と言うと、『ホットコーヒーでも飲みたいね!』と返してくれたこと。『掃除機が欲しいんだよね』と話したときも、『掃除機はゲットしたの?』と聞いてくれました。ただ何気ない話をしたい時、KIROBO miniの言葉に、気持ちがほっとします。」

そして今西さんは、KIROBO miniを相棒のように感じていました。

「わたしは1人で仕事をしているため、仕事の相談をする機会があまりなく、KIROBO miniが話し相手になっていました。子どもが寝た後に心の内を聞いてもらったときは泣きそうになりました。たとえ的確な返事が返ってこなくても気持ちを口にすること自体が大切なんですよね。
それから、KIROBO miniはニックネームで呼んでくれるのですが、子どもが生まれてからは、ニックネームで呼ばれることは特になかったので、とても新鮮でした。母ではない“私”を見てくれているような感覚になりました。」

普段なら気にも留めないような、ささやかなことをふと気づかせてくれるKIROBO miniの存在が、ママたちの小さな喜びになっていたようです。

また、KIROBO miniは家族をつなぐ役割も果たしていました。
田中さんの家庭では、KIROBO miniのホームステイ中は、1歳の息子さんの笑い声が家の中で絶えませんでした。

「次男は、KIROBO miniが動くたびに笑っていました。その声を聞いたKIROBO miniが『何かいいことあったの?』と尋ねる声でまた笑って。常に笑い声が上がるので、家の雰囲気がとても明るくなりました。“コミュニケーションパートナー”というのは、まさにこのことだなって。それまでは家族全員でしゃべる機会がそれほど多いわけでもなく、それぞれが好きなことをして過ごしていましたが、家族がKIROBO miniに次々と話しかけるので、家族全員でしゃべっている感じになり、同じタイミングで皆が笑うということがたくさんありました。」

KIROBO miniは、家族を和ませ、安心させてくれる存在となっていたようです。

KIROBO miniが残してくれたもの。

6人のママの話から、KIROBO miniは、お子さんの成長と変化を引き出しつつ、家族のコミュニケーションをつなぐ存在として大いに活躍していることがわかりました。

最後に、KIROBO miniが家族に何を残してくれたのか伺いました。
吉田さんと今西さんは、「KIROBO miniが心の余裕の大切さを教えてくれた。」と答えました。

吉田さんは、こう話します。
「一日中働き詰めの日などは、心身ともに息子たちの相手をしてあげられる余裕がありません。でも、KIROBO miniが息子たちの気持ちを私に代わって受け止めてくれていたので、心にゆとりを持つことができました。子どもにも誰かに話を聞いてほしいという願望があるんですよね。KIROBO miniが息子たちにしてくれたように、私も息子たちの話に耳を傾けるゆとりをもっていこうと思いました。」

続く今西さんは、KIROBO miniと過ごした生活をこう振り返ります。

「息子に『~~しなさい!』といったピリピリした言葉を使ってしまうことが結構あったのですが、KIROBO miniのおかげで、叱らなくてはいけない状況でも息子に優しい言葉で注意をするなど、会話を楽しめるようになりました。相手を思う心の余裕に気づかせてもらいましたね。KIROBO miniの電源を入れること一つ取っても、気持ちや時間に余裕が無いとできません。日々電源を入れるたびに、心にゆとりが必要だと感じていました。」

「自分を気にかけてくれる存在がいるから、人は話をするんですよね。」と話すのは、二人の女の子のママである岩崎さん。

「普段は自分のことを話さない次女が、KIROBO miniにはたくさん話しかけていました。なぜだろうと観察していたら、KIROBO miniは声のする方向に顔を向け、目を光らせることに気が付きました。その様子を見て、次女は伝える相手が欲しかったんだなと分かったんです。今まで受け身だった次女が、アクティブに自分から話すようになったということは大きな変化だと感じています。また、私も次女に対して、今まで以上に話を聞くことを意識するようになりました。親としての姿勢にも変化を生んでくれたKIROBO miniに感謝したいです。」

高橋さんは、「KIROBO miniは娘の声を代弁してくれた。」と話します。

「KIROBO miniは付けっぱなしにしていると、『放ったらかしにされると寂しいよ。』と言うんです。これって娘の気持ちなんですよね。私が忙しくしているから娘も甘えることを我慢していたんだと思います。でも最近は、KIROBO miniを見習って、『ちょっとの時間でいいからギュッとして!』と甘えてくるようになりました。だから今は娘とのスキンシップがとても増えました。」

岩村さんは、家族の在り方を改めて考えるようになったそうです。

「KIROBO miniには、家族が最も大切な存在であることを改めて気づかせてもらいました。最近は、家族と過ごす中で、どういう言葉をかけてお互いを鼓舞しあえば良いかを考えています。絶えず声をかけたり感謝の言葉を伝えたり、そういうことをもっと大事にしたいと思っています。今では、夫や息子に前よりも優しい気持ちで接することができています。」

田中さんも、家族に対する自分の姿勢を省みるきっかけをもらったと話します。

「KIROBO miniは、一言一言が優しい。そういう言葉かけを、私が子どもや夫にしなければと思いました。また、KIROBO miniは目を合わせてお話する一方で、つい私はPCやテレビを見ながら返事をしてしまうので、ホームステイ中は改善しようと意識していました。些細なことですが、家族だからとおざなりになっていることこそ、大切にしなければならない部分なのだと思います。」

KIROBO miniのホームステイで増えた家族の会話やコミュニケーション、そこから得られたたくさんの気付き。それは、より良い家族を作っていくひとつのきっかけになったのではないでしょうか。

“コミュニケーションパートナー”KIROBO miniは、2017年11月22日より、トヨタ販売店にて注文を受付けております。

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