どスライスを一瞬で止めたい
フェースはボールとにらめっこ
フェースはボールとにらめっこ
アマチュアゴルファーが抱える悩みのなかで、もっとも多いのがドライバーショットでの“スライス”。
思い切り振ったのに、弱々しくスライスして、ボールに上手くパワーが伝えられず飛距離が出ない。
しかし、ちょっとした動きを加えるだけで、カンタンにスライスを止める方法があるという。
筋力やパワーを必要としない、目からウロコのコツを武市プロが伝授する!
ボールを投げつけるイメージで
振り下ろす
月1回以上はラウンドするというトモコさんは、いまゴルフにハマりまくっているという女性ゴルファー。目標の100切りのために、もっと飛ぶようになりたいというトモコさん。そこで今回、武市プロに依頼した内容は「悩みのスライスを克服して、ドライバーの飛距離を伸ばしたい」というもの。
トモコさんのスウィングを見た武市プロは、右手のひらがインパクトで上方向になっていることで、スライスが出ると診断。
まずは、技術的なアドバイスではなく、ゴルフクラブの性質から説明を始めることにした。
「クラブヘッド、特にトライバーは、フェース面より右サイドが大きく膨らんでいて重いので、フェースは開きたがる性質がある。さらに、インパクトの衝撃が加われば、もっとフェースは開く。だから、フェースを閉じて打つ意識が必要なんです」と、フェースを閉じて打つことへの抵抗感を持たないように、まずは頭で物理的な性質を理解してもらい、レッスンを開始。
そこで始めたのが、右手にボールを持って、トップの形を作ってからボールを地面に投げつけるドリル。なんの効果があるのかまったくわかっていないが、楽しそうにボールを投げつけるトモコさん。
ボールをゴルフクラブに持ち替えても、フェース面をボールに向けたままテイクバックすることに注意しつつ、先ほどのボールを投げつける動きで、クラブを振り下ろせばスライスが直るというが、はたしてその結果は!?