ロックフェスに
「動く電源」が参戦 !?
「中津川 THE SOLAR
BUDOKAN 2022」篇
2022年9月23日から3日間にわたって行われた、岐阜県・中津川公園での『中津川 THE SOLAR BUDOKAN 2022』で、トヨタの給電車を使った新たな取り組みを行いました。
太陽光発電のエネルギーのみで開催されるという、“電気について考えさせられる”野外ロックフェスでの給電車の活躍をレポートします。
会場内の特設ブースで繰り広げられた、ASIAN KUNG-FU GENERATIONのドラム・伊地知潔さんと、仲間のミュージシャンによるセッションライブ。
実はこのライブ、楽器だけでなく音響システムまでもクルマから取り出した電気だけで実施しました。
使用したクルマはMIRAI。通常、給電機能はクルマ1台で1500Wまでの電力を使えますが、今回は持ち運びもできる「パワームーバー」という電気出力を上げる装置を使い、なんと4500Wまで使える設定に。
音響スタッフも「4500Wも使えるなら、普通にライブできちゃう!」と驚きのコメント。
伊地知さんからも「クルマがあれば、どこでもライブができる!給電でライブをしたいアーティストは沢山いるのでは」というコメントが。
セッションライブは23日と25日の2回実施。クルマの電気から生まれた素敵なセッションに、多くの観客が体を揺らし、特別なひとときを楽しんでいました。
野外フェスでの楽しみのひとつは飲んで食べて音楽を楽しむこと!ということで、クルマから取り出した電気による料理教室も開催!
ミュージシャンだけではなく、料理研究家としての顔も持ち、料理本も出版している伊地知さん。トヨタの給電機能を使ったオリジナルレシピを考えてくれました。
給電機能は最大1500Wまで電気が使えるため、電子レンジや電気ケトルなど複数の電気製品も同時に使用可能。さまざまな料理を作れます。
料理教室の終盤には、じゃんけん大会で勝ち残ったお客様がその場で実食。「目の前で作ってもらったものを食べられるなんて幸せ」と喜んでいらっしゃいました。
初日の大雨で肌寒い中、温かいお料理が作られたように、もしもの停電時でもクルマの給電機能があれば、大切な人に心温まるお料理を作ることが可能です。
屋外フェスでは「スマホの電池が切れそう…」というお客様も多数。そんな充電難民を救ったのが RAV4 PHVの 充電コーナーです。
お目当てのステージまでに充電が間に合うかソワソワしながらも、バッテリー切れの不安から解放されていくお客様たち。
大活躍のRAV4 PHVですが「まだまだ余裕だよ」とばかりに、ライブで汗をかかれたお客様に扇風機で心地よい風もお届けしました。
フェスの主催者、奈須 裕之さんからはこんなコメントが。「予想以上に給電機能の可能性を感じました。冬はクルマから取り出した電気で、お客様にこたつに入ってライブを見てもらうのも面白いですね」。
「動く電源」だからこそ、今後も様々なところに出向いて電気の新しい使い方をお届けしてまいります。
ご期待ください!