特長
特長
走行性能
- 6速マニュアルトランスミッション
- シフトフィールにとことんこだわった6速マニュアル。シフト構造の徹底的な見直しをはじめ、2速から3速等、斜めシフトする際に感じられる引っかかりを低減。次のギヤに吸い込まれるような、なめらかな感触を磨き上げました。軽快でスポーティなシフトフィールのなかに、ギヤの噛み合う瞬間が手のひらから感じ取られ、確かな操作感と意のままに操る楽しさを体感できます。
- 6速オートマチックトランスミッション
- スムーズな変速のDポジションから、SPORTモードやMポジションをセレクトすれば、2〜6速の全域ロックアップ制御*2によりエンジントルクをダイレクトに伝達し、アクセル操作にもリニアに反応します。
◎パドルシフト[AT車に標準装備]
AT車は走行シーンに応じて「SPORT」「SNOW」など多彩なモードを選択可能。SPORTモードでは、ブレーキ/アクセル操作と車両の挙動をセンシングし、最適なギヤへ自動的にシフトさせることで、意のままのドライビングを実現しました。 - TRACK モード
- サーキット走行向けの「TRACKモード」を採用。限界付近でのドライバーのコントロール領域を残しながら、スピン挙動の緩和をサポートする“トレーニングモード”とも言える味付けを行いました。また、メーター表示においてもサーキット走行に特化した専用レイアウトを搭載しています。
- フロント・リヤサスペンション
- 軽量かつ⾼剛性なマクファーソンストラット式を搭載し、「⽔平対向エンジン+FR」のポテンシャルを最⼤限に発揮すべく、「低重⼼」「低慣性」を実現するレイアウトを採⽤したフロントサスペンション。FRスポーツならではの、気持ちよい⾛りを⽣み出す「⾞両との⼀体感」「軽快さと安定性の両⽴」をめざしたダブルウィッシュボーン式のリヤサスペンション。両サスペンションとも、ダンパーのフリクション特性や減衰⼒特性の最適化を図り、ハンドリングに対する軽快な動き出しと優れた乗り⼼地を徹底して磨き上げました。
- トルセン®LSD*3(リミテッド・スリップ・デフ)
- FRスポーツならではの、操る楽しさを追求するために、トルセン®LSD*3を採⽤。コーナリング時、左右駆動輪にトルクを適切に配分することで、トラクション性を向上させ、コーナーでの鋭い⽴ち上がり加速、⾼いコントロール性能を実現します。
- brembo製ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント・リヤ)*4
- キャリパーには、フロント対向4ポット・リヤ対向2ポットを採用。大径化したローターは放熱性と耐フェード性を向上しました。高い冷却性能とあわせて、ハードな状況においても安定した制動力を発揮します。また、応答性の高いブレーキブースターとともに、ペダルの踏み込みに応じたリニアな効き味をもたらし、優れたコントロール性能を実現しました。
- SACHS(ZF)アブソーバー*5
- あらゆる路面を徹底的に走り込み、減衰力を最適化。よりリニアな特性とすることで、日常走行時の快適性とスポーツ走行時の安定性を高い次元で両立しました。
外観・内装
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エクステリアデザイン
水平基調の骨格と、
低重心かつワイドスタンス。スポーツカーであることを主張する、水平基調の骨格。軽快さを印象づける、ショートオーバーハング。意のままの走りを想起させる、低重心かつワイドスタンス。
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インテリアデザイン
すべては走るために、
クルマと一体となれるような空間へ。水平基調のインストルメントパネル。優れたホールド性と軽量化を実現したフロントシート。手に触れやすく、扱いやすいスイッチ類。形状や配置など、すべては走るために。
機能・装備
- スマートエントリー&スタートシステム(運転席・助⼿席・トランク/アンサーバック機能付・スマートキー2本)*3
- スマートキーを携帯してドアハンドル内側に触れるだけで解錠。ドアハンドルのセンサーに触れるだけで施錠できます。キーが無くてもドアの解錠ができる暗証コード機能も採用。またエンジンの始動は、ブレーキペダル(MT車はクラッチペダル)を踏みながらプッシュスイッチで行えます。
- 充電用USB端⼦(センターコンソールボックス内2個)
- センターコンソールボックス内には、スマートフォンなどの充電が可能なUSB出力電源を設置。また、グローブボックス内にはアクセサリーソケット(DC12V・120W)を備えています。
安全性能
カスタマイズ
-
カスタマイズカー
自分だけのGR86を。
自分好みの、自分だけのGR86を求める方へ。カスタマイズという歓びを徹底的に追求できるカスタマイズカーを数多くご用意。
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アクセサリー
GR86専用に開発された
数々のアイテム。デザイン性を追求したドレスアップパーツや走行に寄与するチューンナップパーツ、安全性・利便性を高める高機能用品など、心躍る専用アクセサリーをご用意。

車体後部に内蔵されたセンサーによって、自車の後側方から接近する車両を検知。衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内側のLEDインジケーターや警報音でドライバーに注意を促します。
[死角車両検知]
ドアミラーからは見えにくい、後側方の車両を検知し、インジケーターの点灯によってお知らせ。その状態で方向指示器を操作して車線変更しようとすると、点滅によって注意を促します。
[車線変更支援]
隣車線の後方から高速で近づいてくる車両を検知し、インジケーターの点灯によってお知らせ。その状態で方向指示器を操作して車線変更しようとすると、点滅によって注意を促します。
[後退時支援*3]
駐車場などからの後退時、自車の後側方から接近する車両を検知し、インジケーターの点滅と警報音でドライバーにお知らせします。

走る楽しさを引き出す。
意のままのドライビングを楽しめるスポーツカーとして、アクセルワークにより忠実に応答することをめざして開発。2.4Lの動力性能とレスポンスを限りなく引き出し、高回転域までストレスなく伸びる加速フィーリングを実現しました。燃料を燃焼室に直接噴射する「筒内直接噴射」と、吸気ポートに噴射する通常の「ポート噴射」。この2種類を運転状況に応じて最適に制御する専用ツインインジェクターを備えた「D-4S」を採用。吸気・排気効率を高める可変バルブタイミングを搭載した水平対向エンジンとの融合を図っています。
エンジン仕様
総排気量
2.387L
最高出力〈ネット〉
173kW[235PS]/7,000r.p.m.
最大トルク〈ネット〉
250N・m[25.5kgf・m]/3,700r.p.m.

車体の横曲げ、ねじり剛性を向上。
高次元のハンドリングを実現するために軽量化を追求。⾼張⼒鋼板の拡⼤採⽤をはじめ、フロントフェンダーとエンジンフード、エンジンアンダーカバー、ルーフにアルミ材を使⽤し、軽量設計を徹底。また、車体の横曲げ、ねじり剛性を向上させたことで、高速コーナーにおける軽快なハンドリングと安定した走行性を引き出します。

優れた操縦応答性や安定性を確保。
モータースポーツ参戦車からフィードバックされたフロントエアアウトレットをはじめ、フロントエアダムやサイドシルスポイラー、ダックテールも採用。実車⾛⾏評価や⾵洞設備での検証を繰り返し実施し、フロントの接地性やリヤの安定性をはじめ、優れた操縦応答性と安定性を確保しました。

意のままのハンドリングを実現。
専⽤設計したFRプラットフォームをベースに、低重⼼・低慣性、コンパクト、軽量化などを追求した「超低重⼼FRパッケージ」を構築。4名乗⾞の室内空間を確保しながら、FRスポーツらしい意のままのハンドリングを実現します。

車両の内側へ。
重心を低く、中心に設定することで、コーナリング時に⾞両の安定性を高めました。ドライバーは、加速するスピード感や手足のように動く感覚を、より実感することができます。

フルLCD液晶メーターを採用。
黒と白の2色を基調カラーにしたシンプルな配色と、機能別ゾーニングを採用。円形のタコメーター内に、大型表示のデジタルスピードメーターとシフトタイミングインジケーターを集約することで、ステアリングホイール越しの自然なフォーカスを可能にするとともに、スポーツ走行に必要な情報を集約。優れた視認性と瞬読性を実現しています。また、水平対向エンジンのピストン動作をモチーフにしたオープニングアニメーションや、レーシングカーのメーターを参考にしたTRACKモードでの表示など、視覚からも高揚感を演出します。

ステアリングホイール
俊敏な操作に適した真円タイプのステアリングは、テストドライバーと確認を重ね、握ったときに⾃然と脇がしまるようグリップ断⾯形状を最適化するなど、操舵性と握り心地を徹底的に追求。また、AT車にはステアリングから手を離さずにMT感覚のシフト操作が楽しめるパドルシフトを標準装備。GRの加飾が、⾛りに対する熱い情熱を醸成します。
1_オーディオ操作スイッチ
2_マルチインフォメーション操作スイッチ
3_アイサイト操作スイッチ
4_音声認識スイッチ
5_ハンズフリースイッチ

ドライバーが最も多く触れ、車両の挙動を体感するフロントシートには、身体をホールドする部分を独立したパッド形状とし、軽量なシートに。さらにスポーツ⾛⾏による前後左右のG(重⼒加速度)にも耐えうるよう、グリップ性に優れた素材をシート表皮に採用。クルマとの一体感を感じられるような座り心地を実現しました。⾝体の軸がぶれず、かつ車両の挙動をしっかり感じ取ることができます。また、後席への乗り降りや荷物を積み込みやすいように、肩口に前倒しレバーを採用しています。
◎シート表皮
・ウルトラスエード®×本革(ステッチ付)[RZに標準装備]
・ファブリック[SZ、RCに標準装備]
◎スライド&リクライニング付フロントシート
◎前席前倒しレバー+助手席ウォークインスライド
◎運転席シート上下アジャスター
◎上下調整式フロントヘッドレスト
◎運転席・助手席シートヒーター[RZに標準装備]

(アクセル・ブレーキ・クラッチ[MT車]・フットレスト )*6
RZには、レーシングカーのような精悍な印象を強調する、アルミ製ペダルを採用。足元からスポーツマインドを刺激し、心の内側からも⾛る楽しさを醸成します。

1灯の光源でロービームとハイビームの切り替えが⾏えるBi-Beam(バイ・ビーム)LEDヘッドランプを採用。光源周辺にはパラボラ状の透明部品を配し、先進的で精悍な表情を⽣み出しています。

立体的なランプかつ、ガーニッシュと⼀体感のある特徴的なデザイン。左右ひとつながりに見せることで、ワイド感を演出します。

日々、使いやすく。
センターコンソールボックスは、観音開き、かつ落ち込み開閉を採用。開く際はスイッチをプッシュ。閉じる際はフタを手動で操作。片側を操作すれば、反対側も連動して閉まります。AT車は、前方部にもカップホルダーを設定するなど、ユーティリティを優先。MT車は、AT車に比べてアームレスト位置を下げることで、スポーティなシフト操作に配慮しています。また、その他にも日常での使いやすさを考慮した、必要十分な収納を確保しています。
❶センターコンソールボックス AT車
❷センターコンソールボックス MT車
❸コンソールボックス開イメージ AT車
❹グローブボックス
❺ドアポケット

ゴルフバッグなら2セットまで収納。
⼀体可倒式のリヤシートは、トランクスルーになります。シートバックを前倒しにすることで⽣み出されたトランクスペースは、サーキットに移動してスポーツ⾛⾏を楽しむ⽅の利便性に配慮し、タイヤ4本と⼯具類の収納を可能にしました。ゴルフバッグなら2セットまで収納できるスペースを確保しています。
-
シートバック上端部・左右両側のノブを押すことでロックが解除。あとは、シートを前倒しにするだけでOK。トランク側からもストラップで前倒し可能。

衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドライバーに注意を喚起。ブレーキによる回避操作があった場合は強い制動力を速やかに発生。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止*3します。前方車両との速度差が約50km/h 以下なら衝突回避、または被害を軽減*4します。

後退時、衝突の可能性がある場合は、段階的に注意を喚起。回避操作がない場合はエンジン出力とブレーキの制御により、衝突回避をサポートします。

AT 誤後進抑制制御*2*5*6*7
急な飛び出しを防ぐ。
駐車スペースから出る時などの、シフトレバーの入れ間違いやペダルの踏み間違いによる急な飛び出しを抑制。「発進」だけでなく「後進」への対応も実現しています。また、後退時の制限速度を設定できる「後退速度リミッター」も備えています。

渋滞や高速巡航を快適に。
高速道路や自動車専用道路で、0km/h ~約120km/hの幅広い車速域*9で定速または先行車に追従走行。高速巡航からノロノロ運転が続く渋滞時まで、アクセルとブレーキ操作のわずらわしさを軽減します。
自車のふらつき( 高速走行時・約60km/h 以上)や車線逸脱( 約40km/h以上)を検知した場合、警報音と警告表示でドライバーに注意を促します。また、先行車の発進を音と表示でお知らせします。