bZ4Xシリーズの充電性能において、25年10月の改良およびbZ4X Touring登場における最大のトピックスは充電時間の短縮、特に寒い環境下でも急速充電に必要な時間を暖かい時と同様の約28分*1までの短縮を目指したことです。お出かけ先での充電を、さらにスムーズなものにしたい、という想いからでした。実は急速充電器から駆動用電池に入ってくる電流の量というのは、ずっと一定ではありません。最初は最大量でスタートするのですが、徐々に量が絞られていきます。その電流量の制御のしかたを最適化したことで、より多くの電流を取り入れることができるようになったのです。
また、冬場の充電対策も行っています。寒さが厳しい地域ではバッテリーが冷えきってしまい、「充電に時間が掛かってしまう」というお困りの声をいただいていました。そこで、急速充電前にバッテリーを暖めておくことができる「プレコンディショニング機能」を開発しました。この機能により寒冷期の充電時間を短縮することができ、外気温が−10℃の日にも安心して充電ができますので、ぜひお役立ていただきたいです。
ストレスなく充電できる
環境を目指して
bZ4Xシリーズの開発においては当初から、10年間お乗りいただいた後にバッテリー容量90%*2を維持する、という非常に高い開発目標を掲げて取り組んできました。BEVに対するお客様の懸念の中には、バッテリーの劣化や、それに伴う下取り価格のご心配などもありましたので、そのような不安を払拭し安心してお乗りいただけるように、という想いからでした。例えば、充電のしくみを考える際にも、所要時間をできるだけ短縮してお客様の利便性の向上を図るとともに、なるべくバッテリーに負荷をかけずに充電できるような工夫を施して、バッテリーの保護につとめてきました。
また現在*3、全国の急速充電/普通充電をあわせた充電スポットはすでに25,000ヵ所を超えていることをご存知でしょうか?スマホのアプリなどを使えば、お出かけ中に最寄りの充電スポットを探すのも簡単です。さらに、トヨタの充電サービス『TEEMO』もローンチいたしまして、月額固定の基本料金が無料、ご予定に合わせた計画的な充電ができる充電予約機能などを備えております。初めてBEVに乗ってみようとお考えの方にも、安心していただける充電環境が整ってきていると思います。
*1. bZ4XおよびbZ4X Touringにおいて、駆動用電池温度が約25℃の場合に、満充電量の約10%から80%まで充電するためのおおよその時間。150kW(350A)の急速充電器の場合。社内規定に基づく充電時間です。出力はスタンドの前提を記載しており、実際の車両充電電力は異なります。
*2. bZ4XおよびbZ4X Touringのバッテリー保証期間は10年20万㎞・容量70%。
*3. 2025年3月時点。
注意:ペースメーカー(植込み型心臓ペースメーカー/植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータ)装着のお客様は、充電の操作はご自身ではなさらず、ほかの方にお願いしてください。
■ 充電時は、充電器(スタンド)、充電ケーブルに近付かないでください。充電により、ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。
■ 充電中は車内にとどまらないでください。充電により、ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。
■ ものを取るときなどに、トランクルームなどを含めた車内に入り込まないでください。充電により、ペースメーカーの動作に影響を与えるおそれがあります。