「THE CROWN 千葉中央」オープニングイベント 開催レポート

EVENT REPORT

「THE CROWN 千葉中央」オープニングイベント 開催レポート

2024年7月24日(水)全国で4店舗目となるクラウン専門店「THE CROWN 千葉中央」が千葉駅からほど近い中央区登戸にオープン。他の「THE CROWN」店舗同様、洗練された和モダン空間による心地よいデザインの店内で、華やかなオープニングイベントが開催された。

クラウンが目指す「多様性」を象徴するように、幅広い年代のご夫婦から、女性ひとりで訪れる方、クルマ好きの男性まで、さまざまなお客様がご来店。オープン当日に開催されたオープニングセレモニーでは、クラウン専門店特別仕様車の先行お披露目やクラウンチーフエンジニア、チーフデザイナーから「THE CROWN 千葉中央」や16代目新型クラウンへの熱い想いが語られた。

小上がりにレイアウトされた飾り棚には、華やかな鴨川萬祝染の半纏をはじめとして、千葉県指定工芸品の下総鋏や房州うちわも

小上がりにレイアウトされた飾り棚には、華やかな鴨川萬祝染の半纏をはじめとして、千葉県指定工芸品の下総鋏や房州うちわも

内装には千葉県佐原市の古きよき街並みに見られる、佐原の格子にインスパイアされたデザインが取り入れられ、鴨川萬祝染の半纏や雨城楊枝など、千葉県指定伝統工芸品も展示。他にも「千葉のものづくり」として名高いドライ盆栽や菅原工芸硝子の製品も飾られた。地域とともに育んでいくという店舗のコンセプトが存分に感じられる空間が広がっている。

エントランスではヴァイオリンの音色でお客様をお出迎えされていた

エントランスではヴァイオリンの音色でお客様をお出迎えされていた

開場と同時に続々とお客様が来場するエントランスでは、千葉市出身の廣川智さんと船橋市在住の遠藤万里さん、2人のヴァイオリニストによる生演奏がお出迎え。クラウンらしいイメージを表現する、優雅な空間が演出された。千葉県にゆかりのあるアーティストを起用することで、「THE CROWN 千葉中央」が地域にこだわる姿勢も感じられる。

来場されたお客様は、大きなウィンドウから光を取り込む開放的な店内を楽しみ、飾り棚で千葉県のものづくりをご堪能いただく。「語らいの場」として作られた展示スペース前のチェアでは、くつろぎながらスタッフと談笑するお客様の姿も見られ、コミュニケーションを重きにおく「THE CROWN」ならではのシーンが印象的だった。

次世代へ「クラウン」の歴史を繋ぐ店舗に

千葉トヨタ株式会社 常務役員 営業部担当 北川利康氏

千葉トヨタ株式会社 常務役員 営業部担当 北川利康氏

オープニングイベントの冒頭には、「THE CROWN 千葉中央」を運営する千葉トヨタ自動車株式会社の常務役員、北川利康氏がスピーチ。お客様にクラウンを「見て、触れて、選んで」いただく場所であること、また「クラウンとともに歩んできた歴史を次の世代に繋げていくための伝承館の役割も担いたい」と開業への想いを伝える。

実際に、2024年晩秋には2階フロアにレストアされた初代クラウンや歴代チーフエンジニアのコメントを載せたパネルも展示されると説明した。

クラウン チーフエンジニア 清水竜太郎

クラウン チーフエンジニア 清水竜太郎

続いてクラウン チーフエンジニアの清水竜太郎が登壇。開業への祝辞を述べるとともに、初代クラウンの開発主査である中村健也の「信念を持って人にものを売るということは、自分の心でいいと思うもの、本当にお客様の心が入ったものを作るということだ」という言葉を引用しながら、16代目となる新型クラウンの開発について語った。

「クラウンとは何かということを見つめ直すことから始まり、原点に立ち戻ることで見えてきたのは、常にお客様の幸せを願い、新しいことへの挑戦を積み重ねていくということでした」

時代に沿ってお客様のことを真剣に考えた、新しいクラウン。そのデザインは「20代の若手デザイナーを中心にベテランと融合しながら行われた」と伝え、16代目クラウンの「革新と挑戦」の象徴として位置づける、クラウン(クロスオーバー)の原型となったデザインスケッチも公開された。

専門店特別仕様車第2弾が初お披露目

専門店特別仕様車クラウン(スポーツ)プロトタイプモデル

専門店特別仕様車クラウン(スポーツ)プロトタイプモデル

ここでしか買えない特別なモデルがあるのも「THE CROWN」の特徴。専門店特別仕様車第1弾として発表され、好評を博しているマット塗装モデル「CROSSOVER RS“THE LIMITED-MATTE METAL”」に続き、マットメタルに塗装されたクラウン(スポーツ)が「THE CROWN 千葉中央」の開業に合わせて初披露された。

さらには、専門店オリジナルグッズとして販売されているTHE CROWN COLLECTIONの第2弾 として、マットメタルシリーズをテーマにしたアイテムが登場。「THE CROWN 千葉中央」のオープン当日から発売が開始され、Tシャツやバッグ、ミニカーなどが店内にラインナップされている。

チーフデザイナーと特別ゲストを迎えてトークセッション

クラウン チーフデザイナー 宮﨑満則

クラウン チーフデザイナー 宮﨑満則

「新しい可能性に挑戦し続けるクラウン」と題するトークセッションには、クラウン チーフデザイナーの宮﨑満則も参加した。

「他のTHE CROWNでも、お客様や開発の方々と交流できるイベントに参加させていただきました。印象深いのは、若いお客様が増えていること」と、クラウンの変化や進化に共感してくれるお客様が増えていることをあらためて感じたと語る。

自身でカートイベントを主催するほど”クルマ好き”なマギーさん

自身でカートイベントを主催するほど”クルマ好き”なマギーさん

トークセッションの中盤には、スペシャルゲストのマギーさんが登場し、会場が大いに華やぐ。クルマ好きで知られ、自身のYouTubeチャンネル「MAGGY's Beauty and the Speed 」の企画では、愛知高辻/横浜都筑/福岡天神と「THE CROWN」全店舗を訪れたうえに、クラウン(セダン)/クラウン(クロスオーバー)/クラウン(スポーツ)と、現在発売されているクラウンの全モデルに試乗しているというマギーさん。それだけにリアリティのあるコメントで、清水、宮﨑両者も感嘆の眼差しを向けた。

マギーさんは「THE CROWN」について、「店舗デザインは統一感がありながら、それぞれの土地ならではの個性が表現されている」とコメント。店舗に一歩踏み入れたときからクラウンの世界観に浸ることができること、また、開発者やデザイナーと話ができるイベントが多いことで、「買うまでの過程も特別な思い出になる」と語った。

それを受けて清水は、イベントは「お客様と販売店の方と直接交流をさせていただく貴重な機会で、開発のヒントをいただいている」と話し、宮﨑も同様に「新たな発見があり、アイデアが浮かぶきっかけにもなる」とお客様と直接コミュニケーションを取ることの大切さを説いた。

「クラウン」オーナーと新たなファンが集う場所に

千葉トヨタ自動車株式会社 代表取締役専務役員 営業本部長 勝田正明

千葉トヨタ自動車株式会社 代表取締役専務役員 営業本部長 勝田正明

最後に、千葉トヨタ自動車株式会社代表取締役専務役員を務める勝田正明が挨拶。「クラウンのパーツ全てに、トヨタのロゴが入っている」と話し、レストアされたクラウンのヘッドランプを来場したお客様に披露した。「クラウンオーナー様が楽しめる空間、新たなクラウンファンのみなさまが集う場所、そして我々社員が成長するステージ、それがTHE CROWN 千葉中央となるように努めてまいります」と締めくくった。

お客様とともに、さらなる進化を目指す「THE CROWN 千葉中央」

オープニングセレモニーの終了後にはクラウンの試乗会を実施。チーフデザイナー宮﨑が見守りながら、その乗り心地やフィット感をお客様お自身で確認していただいた。

クラウンの試乗車は全てのパワーユニットが用意され、お客様のライフスタイルに合わせた提案や様々な体験をご提供していく「THE CROWN 千葉中央」。ぜひ一度訪れて、クラウンの世界を心ゆくまで体感していただきたい。

THE CROWN 千葉中央
イベント開催店舗
THE CROWN 千葉中央

千葉県千葉市中央区登戸2-2-7

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