STYLES
共鳴するチャレンジ精神、池江璃花子さんがクラウン(エステート)と冒険の旅へ
2026.03.06
Production by FIRST DRIVE
写真=小林邦寿 文=サトータケシ スタイリング=久保コウヘイ ヘアメイク=高城裕子 小森真樹
競泳選手の池江璃花子さんにとって、現在の愛車クラウン(クロスオーバー)は気分を上げてくれる相棒のような存在だという。運転が大好きだと語る池江さんがいま気になっているのが、クラウン(エステート)。というのも、常に新しいスタイルに挑戦する姿勢が自身と重なるからだという。西伊豆へのロングドライブで、その魅力を確認した。
わずか1年強で1万7000kmを走破
都内某所のモダンなカフェの駐車場に、クラウン(クロスオーバー)が停まった。運転しているのは競泳選手の池江璃花子さん。ドアを開けて車外に降り立つと、「このクルマとはもう3年の付き合いになるんですよ」と微笑んだ。
トレーニングの往復はいつも自分でハンドルを握るという池江さん。帰路はお気に入りの場所に立ち寄って、心身をクールダウンすることも多いという。
カフェでお茶を飲みながら、池江さんとクラウン(クロスオーバー)の出会いを振り返っていただく。
「もともとは母の推薦で、正直に言うと自分がクラウンに乗るというイメージはありませんでした。でも試乗してみて、その快適な乗り心地と静かさに圧倒されてしまったんですね。“ザ・プライベート空間”という感じで、とにかくリラックスできます。もうひとつ、クラウンのシートが固すぎず、柔らかすぎず、絶妙のフィーリングだったことも決め手になりました。練習も仕事もクルマで移動しているので、身体への負担を軽くしてくれるシートはとても助かります」
内外装のデザインへの感想を求めると、「すごく気に入っています」と即答した。
「私は外観の中でも、特にお尻の形が気になるんです。街で見かけたクルマのお尻が格好いいと思うと、すぐに検索するくらい(笑)。クラウン(クロスオーバー)は一直線になっているテールランプなど、後ろ姿がシュッとしていて、ひと目で好きになりました。ディーラーの方から、クラウンのデザインチームには若い女性もいるとうかがって、なるほどと思いました。シンプルで控えめだけれど、直感で操作できるインテリアもすごく使いやすいです」
池江さんがどれだけクラウン(クロスオーバー)を気に入っているのかは、走行距離からもわかる。
「3年前にクラウン(クロスオーバー)を購入しましたが、一時期は拠点をオーストラリアに移していました。このクルマと日本で過ごしたのは実質1年ちょっとで、1万7000kmほど走っています。愛車のクラウン(クロスオーバー)との一番のロングドライブは仙台で、大好物の牛タンを食べるために1泊2日で出かけました。オーストラリアではかなりの長距離運転があたりまえでしたが、苦にならないどころか楽しかったですね。家族旅行でもほとんど私がハンドルを握っているくらい、運転は好きです」
長距離ドライブが好きだという池江さんに、今回はクラウン(エステート)に乗っていただく。というのも、池江さんが現在の愛車であるクラウン(クロスオーバー)を購入したタイミングでは、まだクラウンのラインナップは完成していなかった。いろいろなスタイルのクラウンが気になるということで、今回クラウン(エステート)を試乗する運びになったのだ。
「クロスオーバーにはすごく愛着があって、ずっと乗り続けたいという気持ちがあります。いっぽうで、ほかのスタイルのクラウンを楽しみたいと思うこともあります。私はいま、バタフライと自由形をメインに泳いでいますが、平泳ぎや背泳ぎの練習をすると、気分転換になったり、新しい気付きに出会うことがあります。クラウンもせっかく4つのスタイルがあるのだから、それぞれに発見があるのではないかと期待しています」
少し前置きが長くなったけれど、カフェでの取材の翌日、池江さんはクラウン(エステート)で西伊豆へ向かい、2日間のオフを過ごすことになっている。せっかくの機会だから長距離を走らせてみたいと希望されたのだ。
「大きくて立派ですね」という初対面の第一印象を述べた池江さんは、エクステリアをじっくりと観察する。そして、「SUVらしいアクティブさと洗練された雰囲気が両立しているように感じます」と言いながら運転席のドアを開けた。
ライフスタイルが変わりそうな予感
明けて翌日、池江さんとクラウン(エステート)は、西へ向かっていた。
驚くのは、池江さんの運転が巧みなことだ。初めて運転するクラウン(エステート)で高速道路を颯爽と駆け抜け、山中のワインディングロードでは鮮やかなハンドルさばきを見せる。運転中の楽しそうな笑顔から、クルマとドライブが好きだということが伝わってくる。
「私のクロスオーバーより出足が滑らかな気がします」という池江さんに、試乗車はPHEV(プラグインハイブリッド)仕様なので、ハイブリッド仕様よりさらにモーターが活躍していると伝えると、「なるほど」とうなずいた。低回転域から最大の力を発揮するモーターのおかげで、滑らかさとレスポンスのよさが実現しているのだ。PHEVは省燃費技術であるのと同時に、ファン・トゥ・ドライブを実現するテクノロジーでもあるのだ。
「クロスオーバーより目線が高いので、見晴らしがいいですね。それもあって、守られているという安心感を感じます。いっぽうで、運転しやすいことや、静かで快適な “ザ・プライベート空間”であることは共通しているように思えます。最初に見たときには大きいと感じたのに、走り出すとサイズを意識しなくなるのがちょっと不思議です」
余裕のあるクラウン(エステート)のパフォーマンスに浸っていると、都心から西伊豆・土肥までの200km弱の行程もあっという間。最初の目的地である海沿いの広場が見えてくると、池江さんは「もう少し運転したいくらいです」と笑った。
今回は、池江さんに西伊豆の自然を満喫してもらうために、クラウン(エステート)の荷室にアウトドアを楽しむためのギアを積み込んできた。テールゲートを開けて折りたたみ電動自転車や大型のスーツケース、アウトドア用のクッションが積まれているのを確認した池江さんは、「こんなにたくさんの荷物が載るんですか」と目を丸くした。
「遠征に出るときにはキャリーケースをいくつも積むし、友人とゴルフに行くこともあるので、これだけラゲージスペースが広いとうれしいです。このクルマに乗るようになったら、アウトドアの新しい趣味を始めたくなりそうです」
※デッキチェアやデッキテーブルはESTATE RSに標準装備。ESTATE Zに販売店装着オプション。
荷室から折りたたみ電動自転車を降ろし、海岸沿いの道を颯爽と漕ぎ出した池江さんは、「私は東京生まれの東京育ちなので、こうして自然を感じられる場所に来るとものすごくテンションが上ります!」と満面に笑みを浮かべた。
真っ青な空の下、紺碧の海を背景に池江さんがペダルを漕ぐ様子は、まるで映画かドラマの1シーンのようだ。
進化するために、理想の環境を追い求める
今回のドライブの目的地を土肥に定めたのには理由がある。競泳の日本代表でチームメイトだった藤森丈晴さんが、「WEZER廻(KAI)」という宿泊施設の運営会社でホスピタリティ・ビジネスに従事しているのだ。藤森さんの奥様の諸貫瑛美さんも元日本代表選手で、池江さんとは旧知の仲。2028年に控えるロサンゼルス五輪という大きな目標に向けてチャレンジしているいま、旧交を温めてモチベーションを上げるというのが、今回の旅の目的のひとつなのだ。
藤森さんの協力で伊豆の名産を集めたバーベキューを楽しみながら、互いの近況や競泳以外の話題で会話が弾む。
クラウン(エステート)の運転を楽しみ、新しい景色に出会い、自然と親しんだ後で知人との再会を果たす。わずか半日ではあるけれど、池江さんにとっては濃密な時間となったようだ。
3人の話は尽きないけれど、夕暮れが迫ってきたところで、池江さんは「WEZER廻(KAI)」にチェックインする。
駿河湾に面したこの宿泊施設の特徴は、電気や水道といった既存のインフラから独立したオフグリッドであること。電力は太陽光発電、雨水を有効活用することで水をまかない、特別な浄化装置で下水を処理する。
こうした説明を受けた池江さんは、「こんなにラグジュアリーなのに、エコと両立するんですね」と驚きの表情を見せた。クラウン(エステート)のPHEVと同じように、環境への配慮と豊かに暮らすことの両立を目指しているのだ。
駿河湾に夕日が沈む様子を一望できる部屋で寛ぐ池江さんに、今日のドライブ旅行の感想をうかがう。
「エステートにはとても惹かれました。私がクルマ選びで大切にしているのは、運転していて気分が上がるかどうか、ということです。私にとってのクルマは、練習に行くときや試合に向かうときに気分を上げてくれるような相棒。そういう意味で、エステートはハンドルを握っていると高揚するようなクルマだし、なにを積もうかと夢が広がる広い荷室も魅力的でした。少し前に試乗したスポーツも気分を上げてくれたので、クラウンのそれぞれのスタイルには異なる魅力があることを実感しています」
長い歴史を誇るクラウンであるけれど、革新と挑戦を続けることで、クラウン(セダン)だけでなく、クラウン(エステート)やクラウン(スポーツ)、そしてクラウン(クロスオーバー)のように、いままでとは異なる新しいスタイルが生まれた。そんな話題になると、池江さんは大きくうなずいた。
「私も、自分が理想とする環境を手に入れるためなら、新しい場所へ行くことを躊躇しません。オーストラリアに渡ったのも、教えを請いたいコーチがいたからです。残念ながらコーチが移籍してしまったので日本に戻ってきましたが、とにかく自分を向上させる環境に身を置きたいと考えています。最近は、水泳以外の仕事もいただくようになりましたが、新しいことに取り組んだり、挑戦をすることは選手としてだけでなく、人間として成長することにつながると感じています」
変化を恐れずに自分を進化させようと努める池江璃花子さんが、歴史を大事にしながらも新しいスタイルに挑戦するクラウンシリーズに惹かれる──。両者の出会いは、ある意味で必然なのかもしれない。
池江璃花子
2000年生まれ。東京都江戸川区出身。3歳で水泳を始め、5歳のときには4泳法(自由形、背泳ぎ、バタフライ、平泳ぎ)をマスターしていた。2016年のリオ五輪には高校生で参加、7種目に出場して100mバタフライで5位入賞を果たす。2019年に白血病と診断を受けるも、病魔と戦い2020年には実戦復帰。東京五輪、パリ五輪に参加し、2024年9月には急性リンパ性白血病の完全寛解を報告。2025年の世界選手権では日本代表の主将を務めた。現在、個人種目10個とリレー種目6個、計16種目の日本記録を保持している。
クラウン(エステート) スタイルムービー【池江璃花子】テーマソング
由薫 「OUT」
作詞:由薫
作曲:由薫、MONJOE、松本京介、D3adStock
Produced by MONJOE
この記事のクラウン