PRIUS JOURNAL for New People

NEW SCAPE JOURNEY
都市と自然のデュアル ライフ SANU 2nd Homeの新しい ライフスタイルを体験
都市と自然のデュアルライフ SANU 2ndHomeの新しい ライフスタイルを体験

コロナ禍で加速した都市型ライフスタイルの変化。人混みを避け、自然の中で過ごす時間を日常に取り入れる暮らしはこれから先も多くの人を魅了するライフスタイルだろう。今回は、そんな「都市と自然のデュアルライフ」を実践する人と、そんなスタイルを提供するブランド「SANU 2nd HOME」を紹介しよう

2023.9.29公開

今回の New People

Blue Bottle Coffee Japan合同会社 ジェネラルマネージャー 伊藤 諒さん

1982年東京都生まれ。東京大学卒業後、三井物産に入社。
2016年5月にブルーボトルコーヒージャパンに入社。事業本部長として製造/物流/店舗開発等を担当し2018年から韓国/香港の市場開拓及び事業立ち上げも兼任2020年8月より現職趣味は登山、クライミングを中心にアウトドア全般

SANUファウンダー兼ブランドディレクター 本間 貴裕さん

1986年、福島県会津若松市出身。2010年にゲストハウス・ホステルを運営するBackpackers’ Japanを創業。「Nui. HOSTEL & BAR LOUNGE」「CITAN」「K5」など6軒をプロデュース・運営。2019年より福島弦と「SANU」を創業。サーフィンとスノーボードがライフワーク。

自然と共に生きる
SANU 2nd Homeのある暮らし

S ANU(サヌ)は、⼈と⾃然が共⽣する社会の実現を⽬指すライフスタイルブランド。マッキンゼー&カンパニー出身の福島弦氏と、都会にクリエイティブなゲストハウスを手がけるBackpackers’ Japanの創業者である本間貴裕氏が2019年に立ち上げた。

その最初の活動として2020年から提供しているのが、「SANU 2nd Home」。美しい海、山、湖の近くにあるSANUオリジナルのキャビンを月額5.5万円(税込み)で滞在できるサブスクリプションサービスだ。山中湖、八ヶ岳、一宮など、東京都心から車で2~3時間程度で行ける自然豊かな場所に、ハイセンスなキャビンが11拠点62室(2023年9月現在)あり、会員であればいつでも好きなときに予約して利用できる。

リモートワークの普及や働き方の変化が進む中で、単身者、DINKS、ファミリーなど様々な属性の都市型生活者の支持を集め、多くの人がSANU 2nd Homeで「都市と自然のデュアルライフ」を楽しんでいる。

リタイア後に購入する別荘とは違い、手頃な価格で自然のある暮らしを”今の”日常に取り入れること。セカンドホーム(第二の家)と名付けたのは、あくまでも都市生活の延長線上にSANUの環境を取り入れて欲しいという創業者たちの想いが込められている。そんなSANU 2nd Homeのある暮らしを、覗いてみよう。

ブルーボトルコーヒージャパン 伊藤氏が実践する
都市と自然のデュアルライフ

回、取材にご協力頂いたのは、Blue Bottle Coffee Japan合同会社 ジェネラルマネージャーの伊藤諒氏。2002年アメリカ・サンフランシスコ・オークランドで誕生したブルーボトルコーヒーは、東京・清澄白河の1号店の出店を皮切りに、現在、日本国内では24店舗を展開。伊藤氏は、マネジメントの傍らそれらの店舗現場にも足繁く通い、忙しい日々を過ごしている。
そんな中でも、月に1度はドライブしてSANU 2nd Home のキャビンを訪れ、ワーケーションという形で仕事と自然のある暮らしを両立させている。

伊藤 元々、1つのオフィスに止まって仕事をするのが苦手な性分なので(笑)、清澄白河や恵比寿などの店舗で仕事をすることの方が多いです。一方で、マネジメントや経営に関してひとりでじっくり考えたい時もあるので、SANU 2nd Home のように籠もって仕事をする環境があるのはありがたいですね

キャビンは、コンパクトながら天高で開放的な空間にキッチンやベッドエリア、書斎エリアが配置されている。それぞれが独立した空間として機能しているため、オン・オフのメリハリもつけやすい。伊藤氏も、書斎エリアでデスクワークやリモート会議をこなしつつ、休憩するときはテラスで寛ぐといった過ごし方を楽しんでいる。

そんな伊藤氏のオフタイムのお供は、もちろんブルーボトルコーヒー。今回も持参したアウトドアブレンド(自然の中で楽しむことを目的に同社が開発したブレンド)をひき、ドリップコーヒーと本を片手にゆったりとした時間を過ごしていた。もともとアウトドアが趣味という伊藤氏は、平日からSANU 2nd Home に滞在し、休日も延泊して近くの山までドライブしトレッキングを楽しむ。また一部のキャビンにはサウナ施設もあるので、一日中キャビンに止まり、サウナや焚き火をして過ごすこともあるという。

伊藤 定期的に通うことで、もちろんアウトドアを楽しむ機会も増えました。都会中心だと、遠出するのにも計画的に休暇を取る面倒があり、気持ち的にも完全な非日常の時間意識になります。SANU 2nd Home のある生活をはじめて2年になりますが、これまで以上に日常の中に自然がある感じになりましたね

プリウス 試乗体験

普段の愛車はランドクルーザーという伊藤氏に、新しいプリウスに乗って八ヶ岳のドライブを楽しんで頂いた。いつもとはタイプの違う車両ながら、プリウスの加速性と視界の広さに驚きを感じた様子だった。

「本当にデザインが格好良くなりましたよね。スポーツカーのような疾走感をデザインにも感じます。このドアを閉じるときの音も、高級感があっていいですね」

「普段は車高の高い車に乗っているので、こういう車は、視野が狭いイメージがあったのですが全然違いました(笑)。僕は身長が高い方ですが、それでも上下の見通しも良いですし、圧迫感もないです」

「やっぱりモーターの加速って新鮮です。坂道も想像以上に力強かったです。スーッと上っていく感じが気持ちいい。車がしっかり地面に据えられているような安定感がありました」

伊藤氏と本間氏が語る
新しい体験「エモーショナル・グッド」とは?

藤氏とSANUの本間氏はプライベートでも旧知の仲だという。今回、取材のあった八ヶ岳に本間氏も急遽合流していただくことになり、お二人でこれからのライフスタイルやプリウスの掲げるコンセプト「エモーショナル・グッド」について語り合って頂いた。

―お二人の考える「都市と自然のデュアルライフ」とはどのようなものでしょうか?

本間 大切なのは、繰り返し自然のある場所で過ごしながら、自分らしい過ごし方を見つけていくことだと思います。SANU 2nd Home も単なる別荘と考えていたら、数ヶ月で飽きてしまいます。私達が目指しているのは、自然の中で暮らす時間が増えることで、新しい発見や、新しい価値観を生み出す機会を提供することだと思っています。

伊藤 すでに2年近くSANU 2nd Home を利用していますが、自然とともにある暮らしが日常化した実感はありますね。都会的な空間は、仕事を効率よく合理的に進めるには最適です。一方で、経営や大きな意思決定をするときは、目の前の現実だけでなく、長期的に、もっと広い視点で考えることも大切だと思います。自然の中にいることは、違う時間の流れを感じたり、自然という大きな存在によって自分自身を見つめ直したりすることに繋がる。そういう客観的な視点が得られてきたなと思います。

―SANU 2nd Home のような場所があることで、都会的な環境と自然に溢れた環境の2つを得ることができます。しかし、環境があるだけでは、中々新しい発見はできないようにも感じます。

本間 そうですよね。でも、なにか特別なことをする必要もありません。しいて言えば「遊ぶこと」と「食べること」にフォーカスしてみてはどうでしょうか?「遊ぶ」も「食べる」も都会的な暮らしでも楽しめるものですが、自然の中だとこの2つはまた別の価値を生みます。よく僕は、「フライフィッシング」に行くんですけど、フライという趣味性の高い「遊び」を楽しみながら、魚を釣って時には調理して「食べる」ことで自然の摂理を感じる。都会の消費体験と違って、自然ならではの深みや奥行きのある体験ができます。

伊藤 趣味性って何かを「好き」な気持ちがあるという意味で大事かも知れません。僕はトレッキングが好きなんですが、やっぱり歩くたびに好きだからこそ見えてくる新しい発見があります。自然って、やっぱり大きくて深い存在なので、何度も訪れることでトレッキングの楽しみも深まっていきますね。

―プリウスは「エモーショナル・グッド」という体験価値を提供していきたいと考えています。SANU 2nd Homeのある「都市と自然のデュアルライフ」は、まさにそのコンセプトを体現するスタイルだと感じます。

本間 私達は、人間の行動原理として、“Should”ではなく“Want”のマインドを大切にしたいと考えています。「自然を大切にすべき」という気持ちはもちろん大事です。でも、それ以上に「大切にしたい」と思える人の数を増やしていきたい。自分がやりたいこと、欲しいものを求める先にこそ、社会の進化があるのではないでしょうか?自然との共生もまた、多くの人にとってそれが自分らしく、主体的に楽しめるスタイルでありたいと私達は考えています。

伊藤 SANUのおかげで十分楽しませていただいています(笑)。その考え方はブルーボトルも似ていると思います。うちは創業期からSustainabilityがコアの一つですが、私達がこれからも向き合っていく地球環境の課題に対しても、まずは自然の中に溶け込み、自然を楽しむ体験からスタートできればと思い、自然の中にコーヒートラックでポップアップをすることを始めました。「好き」という気持ちからスタートすることで新しいヒントが生まれるのかも知れませんね。

都市と自然のデュアルライフとは、お二人が語るように「都市と自然の二項対立」ではなく、都市を中心としながらも、つねに自然のある暮らしが溶け込んでいる新しい感覚の日常なのかもしれない。非日常としての自然から、日常の延長にある自然を得ることで、その感動が都市での生活にフィードバックされていく。そんなエモーショナルでソーシャルグッドな体験を、沢山の人々が享受する未来もそう遠くはない。

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車種名: プリウス U

「進化」と「見守り」をサブスクサービスにプラスすることで、経済性を追求した“U”(※KINTO専売グレード)

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