経営にも環境にも優しいビジネスシーンの最適解とは?
物価の高騰や人手不足……今企業が抱えるさまざまな課題への対応策として、避けて通ることのできない営業コストの削減や環境に配慮した事業展開。企業が未来に生き残るためには、どのような選択が求められるのだろうか。
経済アナリストの森永康平氏が、高い環境意識を持って事業を行いながら、同時に営業コスト削減に取り組む企業を取材。社用車に対する考え方やその効果について聞いた。
ガソリン車との価格差わずか12万円
燃費の良さでメリットが上回る
- 森永
- こんにちは。経済アナリストの森永康平です。本日は、株式会社ヒラカワさまを訪ね、代表取締役社長の平川亮一さんにお話をうかがいます。どうぞよろしくお願いいたします。
- 平川
- こんにちは。株式会社ヒラカワの平川亮一です。弊社は明治45年の創業以来、1世紀以上にわたりボイラの専業メーカーとして営業しています。
- 森永
- 昨今、企業には色々な課題がありますよね。特に社会情勢や経済が不安定な中だと、いかに営業コストを下げ、収益性を高めるかが企業の発展に大きく影響します。さらに企業価値を向上するには、SDGsを踏まえた事業や営業活動を行うことも重要です。これに対し、ヒラカワさまではどのような取り組みを進めているのでしょうか。
- 平川
- 事業では環境に配慮した製品や技術開発を行っているのに加えて、社用車にプロボックスのハイブリッド車を導入しています。


- 森永
- 今日現在の社用車で、プロボックスのガソリン車とハイブリッド車の比率はどのぐらいなのですか。
- 平川
- ガソリン車が26台、ハイブリッド車が17台です。リースの更新に合わせて、順次ハイブリッド車に入れ替える予定です。
- 森永
- 社用車を選ぶ際に、重視したポイントを教えてください。
- 平川
- 車両の価格と燃費のバランスを踏まえた「コストパフォーマンス」です。ガソリン車と比較して検討し、特に初期費用については、プロボックスの場合、ガソリン車とハイブリッド車で同じグレードなら12万円しか差がないことに驚きました。
- 森永
- プロボックスのハイブリッド車には、3種類のグレードがありますよね。確かに、2022年に登場したグレードGXであれば、ガソリン車と初期費用がほとんど変わりません。これなら燃料代の差額で、すぐに採算がとれそうです。
- 平川
- そうですね。ランニングコストについても、月2500kmほど走ると、トータルで初期費用の差額を埋められるだろうと試算しました。弊社での社用車の稼働状況では、コストパフォーマンスが高いと予想できたので、導入に踏み切りました。
- 森永
- プロボックスのハイブリッド車が持つコストパフォーマンスの高さは、初期費用だけにとどまらないのですね。ではここで実際にプロボックスのハイブリッド車を、拝見させていただきたいと思います。
ビジネスでプロボックス ハイブリッドを選ぶメリットは?



充実の車内装備で事務作業も楽々

- 森永
- ここからは、普段プロボックスのハイブリッド車で営業活動を行われている社員の上田大輝さんにお話をうかがいます。
- 上田
- よろしくお願いします。
- 森永
- 車体の外観は、それほど大きい印象はありません。一目で運転しやすいのがわかります。
- 上田
- おっしゃる通り、とても運転しやすいサイズです。それでいて、印象とは逆に車内がとても広くて、しかも業務に必要な装備が備わっているので作業がしやすいのもうれしいポイントです。例えば車内にインパネテーブルが取り付けられているので、パソコンの操作も快適です。
- 森永
- 確かにこれは便利ですね。コンセントもあるので、スマホなどの電池切れの心配はなさそうです。
- 上田
- 収納スペースが多いので、仕事道具が散らかる心配もありません。
- 森永
- 座ってみると、シートが広くて座り心地もよいですね。
- 上田
- 私は1日あたりの走行距離が平均200kmで、多いときには500km走ることもあります。それでもシートが柔らかいので、まったく疲れを感じません。それに車幅感覚をつかみやすいので、狭い道や車とすれ違うときに不安感がありません。ハイブリッド車なのでエンジンやモーターの音がとても静かというのも、快適に感じる点です。
- 森永
- 営業活動となると、どれだけ荷物を積むことができるかもポイントになりそうです。
- 上田
- 荷室が広く床面がフラットなので、圧倒的な収納力がありますね。あと、リヤハッチの開口部が広くて床面がそれほど高くないので、荷物の積み下ろしが楽にできます。
- 森永
- 仕事をするうえで、とても優秀な相棒ということですね。ありがとうございました。


ハイブリッドが社用車の“最適解”
- 森永
- 先ほどプロボックスのハイブリッド車を拝見しました。シートの座り心地のよさや荷室の広さから、快適に仕事ができると社員の方がおっしゃられる理由がよくわかりました。
- 平川
- そうですね。会社を経営する立場としては、使用する社員の快適性は社用車に欠かせないと考えています。先程お話したコストパフォーマンスと合わせて、重要視したポイントです。
- 森永
- ハイブリッド車という観点から、導入してよかったと感じたのは、どのような点でしょうか。
- 平川
- ガソリン車に比べて給油の回数が減り、業務効率が向上した点ですね。ガソリン車だけでなく電気自動車なども検討した結果、弊社の業務に合ったハイブリッド車に決めました。
- 森永
- コストや燃費、使い勝手など、さまざまな観点で比較したときに、ハイブリッド車が社用車としては最も適していたということですね。2024年度の小型商用バンのカテゴリーのうち、プロボックスは約85%を占めていて、そのうちなんと約半数がハイブリッド車だそうです。ヒラカワさまと同様に、プロボックスのなかでもハイブリッド車が適していると判断する企業が多く、主流になっていることがわかりますね。
事情に合わせて多様な選択肢を提供する
マルチパスウェイが再評価
- 森永
- カーボンニュートラル実現に向けて、これまで主に欧米を中心にバッテリーEV車の普及がすすめられてきました。しかしながらヒラカワさまが社用車にハイブリッド車を選択した背景にもあったように、企業ごとに車の使い方は異なり、インフラ整備の状況も地域差があります。そこで、使用状況や地域ごとの事情に合わせた多様な車の選択肢を提供するトヨタの「マルチパスウェイ戦略」が再評価されています。
- 平川
- 弊社の場合、導入時のコストと燃費性能、社員が使う上での実利面を総合的に考慮した結果、プロボックス ハイブリッドとなりました。
- 森永
- プロボックスのハイブリッド車は、現状のビジネスシーンにおいては、最適な選択肢だといえそうです。
トヨタの「マルチパスウェイ」




ハイブリッド車が後押し
- 森永
- コストや使い勝手以外には、やはり環境に貢献できる車であることも決め手になったのでしょうか。
- 平川
- はい。弊社は、SDGsの目標7である「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」に深く共感しています。だからこそ、ガソリン車に比べてCO2排出量が少ないハイブリッド車を選ばない手はありませんでした。
- 森永
- 実は、プロボックスのハイブリッド車はガソリン車と比べてCO2排出量を約24%削減できるというデータがあります。
- 平川
- かなり大きい削減量だと思います。営業活動を行っているだけで、意識せずとも環境に貢献できるのはうれしいですよね。
- 森永
- プロボックス ハイブリッドの導入のほかに、御社が進めている環境保全に関わる事業を教えてください。
- 平川
- 弊社はボイラの専業メーカーとして「ボイラ」を通じて資源のない我が国の発展に貢献したいという思いで創業いたしました。ボイラはガスや油などを燃やして温水や蒸気を作り出す設備のため、使用するとCO2が発生します。そこで、これからのカーボンニュートラル社会を見据え、水素と従来のガスの二つの燃料を組み合わせCO2排出量を低減する水素混焼ボイラ「HydroMix」を開発しました。

- 森永
- まさにハイブリッドな製品といえますね。
- 平川
-
水素を燃料にすればCO2排出量は抑えられますが、すぐにすべてを水素に変えることはできません。そこで都市ガスと組み合わせることで無理なく現実的に使えるようにしつつ、弊社独自の技術により水素燃焼では難しいとされるNox排出量の低減を実現した環境配慮型製品となっています。またその他にもCO2削減への取り組みとして、潜熱回収技術(排気ガスの中に含まれる潜熱を回収する技術)を採用した高効率な蒸気ボイラや温水ヒーターなど、燃料の消費を抑え、環境への影響を考慮した製品づくりに取り組んでいます。弊社はサステナブル社会の実現に向け、低NOx・低CO2・省エネルギーを追求し、環境に優しく高効率なボイラの開発を続けてきました。
車もボイラも必要とする企業にとってはライフラインそのものであり、欠かせない存在です。変化の著しい社会に対応しながら、今と未来の両方で求められる役割を果たしているという点で、トヨタプロボックスハイブリッドと弊社の進める事業には共通するものがあると感じています。
- 森永
- 性能が優れているだけでなく、環境にもやさしい…。環境意識が高まっているいま、お客さまに選んでもらうためには、全ての企業の製品やサービスにとっての鍵となりそうです。プロボックス ハイブリッドも、そうした意識を持つすべての企業にとって最適な選択肢であると思われますか。
- 平川
- そう思います。コストパフォーマンスや性能も優れているので、無理なく自然体で取り組むことができる環境貢献といってよいのではないでしょうか。
- 森永
-
あらゆる企業が持続可能な社会に向けた事業や取り組みを行っており、それが収益にも大きく影響する時代です。平川社長がおっしゃるように、無理なく、現実的にビジネスと環境貢献とを両輪で進めて行くのはとても重要だと思います。
本日は、すぐにできる取り組みとして、プロボックス ハイブリッドの導入を進めているヒラカワさまにお話を伺いました。ありがとうございました。
- 平川
- ありがとうございました。



- ※
- アクセサリーコンセント(AC100V・100W)は、F、GL、Gに標準装備。GXにメーカーオプション。


- *
- ハイブリッドシステムの状態によっては使用できない場合があります。また、走行距離は、ハイブリッドバッテリーの状況によって異なります。詳しくは販売店におたずねください。
