5個の鉄筋コンクリートの箱と、その周りをぐるぐる回る鉄骨構造のスロープがシンボリックな、建築家と市民が一緒に作りあげた施設です。

円形ドーム型の独特な作りが印象的な建物は、建築界の芥川賞と言われる吉田五十八賞を受賞。中央吹き抜け部の壁面書架も特徴的です。

自然と調和する“新しい教育の場”として安藤忠雄が設計。十和田市現代美術館とのコラボブースもあり、桜の古木を見ながらの読書が可能です。

2022年7月オープン。天井高約15m、長径約56mの円形閲覧空間は、360°の書架が設置された「本との出会いを楽しむ空間」です。

約7万㎡の広大な敷地を活かし“緑の中の庭園図書館”をコンセプトにデザイン。館内のゆとりのある空間と、四季を感じさせる庭園に注目です。