「カローラ花冠パレード」が
フィナーレを迎えました
8月7日、カローラ生誕50年を記念して実施されていた「カローラ花冠パレード」のゴール式が、現在の生産拠点である【トヨタ自動車東日本 宮城大衡工場】で開催されました。約半年にわたって日本全国74社のトヨタカローラ店を巡り、みんなの想いをつなげてきた4つの「花冠(カローラ)」が、ついにこの日、宮城大衡工場に到着。これを記念して行われたゴール式には、全国トヨタカローラ店の代表者、歴代カローラチーフエンジニア、宮城大衡工場の従業員など約650名が参加し、パレードの成功と花冠の到着をお祝いしました。
「カローラ花冠パレード」ゴール式
ダイジェストムービー
50年の歴史を振り返り、次の50年に向けた提言
ゴール式の司会を務めた、トヨタ自動車 武田部長による挨拶と「笑顔の花冠プロジェクト」の説明に続き、特設ステージでは「代表者トークショー」が開催。トヨタカローラ新大阪 久保社長殿、トヨタ自動車 佐々木顧問(2代目、3代目カローラ車両主査)、加藤相談役、佐藤専務役員の4名が登壇し、カローラの「これまでの50年、これからの50年」をテーマにトークが展開されました。
「これまでの50年」に関しては、カローラ開発時のエピソードや大ヒットした背景など、関係者ならではの知られざる話も披露されました。また、「これからの50年」について、久保社長殿は「次代は、家族になれるクルマ、恋人になれるクルマを造っていただきたい」とメッセージ。佐々木顧問は「50年前、カローラが大衆車と名乗った際、販売店に意味を問われ『一番売れるクルマだ』と説明しました。その想いを受け継いでいただき、大衆車であり続けてほしい」など、カローラ愛に満ちた言葉と未来への提言がなされました。
日本全国を巡り、人々の想いをつないできた花冠がゴール
3月に、カローラ誕生の地である【トヨタ自動車 高岡工場】を出発し、約半年をかけて日本全国を巡りながら「花冠」と笑顔のバトンを引き継いできた2台のカローラが【トヨタ自動車東日本 宮城大衡工場】に到着。会場内の大型モニターでは「私にとって大切な家族です」などカローラ愛を語る全国のオーナーたちの映像が流され、感動ムードが一段と高まりました。
一瞬の静寂の後、宮城県の創作和太鼓『駒の会』による勇壮な演奏が鳴り響き、全国のトヨタカローラ店の代表者、宮城大衡工場の従業員、関係者たちが拍手で迎える中、2台のカローラがゆっくりと会場内に姿を現しテープカットするとともに、無事にゴールしました。
その後、2台のカローラに乗車していた、宮城・福島・函館・岐阜のトヨタカローラ代表者4名が降車し、4つの花冠を手にステージへと登壇。トヨタ自動車東日本 白根社長殿、トヨタ自動車 佐藤専務役員、山本常務役員、朝倉常務理事に花冠の贈呈セレモニーが行われました。
これを受け、白根社長殿が「これからも1台1台、心を込めてモノ造りしていきます。また、カローラを全国で売っていただくことが、東北の復興につながっていく」と、感謝の言葉と共に力強くメッセージを述べました。
次の50年に向けた、新たな一歩を踏み出す
「カローラ花冠パレード」ゴール式セレモニーのフィナーレでは、白根社長殿をはじめ、東京・新大阪・福島・鹿児島の各トヨタカローラ店の社長らがステージに登壇。製造・販売が一体となった次の50年に向けた決起宣言を行い、出席者全員による記念撮影をもって、「カローラ花冠パレード」ゴール式は幕を閉じました。メーカーと全国74社のトヨタカローラ店、全国のカローラ オーナーの想いをつないできた『笑顔の花冠プロジェクト』も無事終了。そして、新たな50年に向けた第一歩を、この地から踏み出しました。
- トヨタカローラ店の代表者や歴代カローラチーフエンジニアからのメッセージ
- 2代目・3代目カローラ車両主査
トヨタ自動車 顧問 佐々木 紫郎 - トヨタ自動車 相談役
加藤 光久 - トヨタカローラ新大阪
代表取締役社長 久保 行央 殿 - 日本全国をまわったカローラがゴールテープを切りました
- 日本全国をまわった初代カローラ
- パレード車両前での花冠記念撮影
- 花冠バトン受け渡しセレモニー
- 受け渡しの際の花冠記念撮影
- トヨタ自動車ならびにトヨタカローラ店関係者のみなさま
- 宮城大衡工場社員のみなさま
- 次の50年に向けたメッセージ
トヨタ自動車東日本 取締役社長
白根 武史 殿