DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT福島トヨタ

PROJECT

情熱がレストアを突き進める

レストアするのは、何年も雨ざらしの状態で、錆びてボロボロ、タイヤも潰れている初代クラウン。社長がレストアメンバーから「このクルマをレストアし蘇らせたい!」と聞いた時は正直大変だなと思ったそうだ。しかし“どうしてもチャレンジしたい”という熱い想いに、途中で投げ出さないことを条件に許可を出したそうだ。レストアメンバーは全社から募り36名ほどが定休日に自主的に集まり、まるで部活さながらで楽しんでいる。思っている以上に「みんな車が好きで情熱がある。福島トヨタも捨てたもんじゃないな」と、社長も嬉しかったそうだ。メンバーには、シニアのエンジニアや店長もおり目の色が違うし、しかも若手を指導しながら作業をすすめている。それを見ると「あのクラウンのレストアをやらせて良かった」と、今は福島トヨタ全員で完成させたいと願っている。

若いスタッフの情熱を大切にする

“若いスタッフの情熱を大切にし、完成することが目的ではなく、途中の過程が大切だ”とリーダーは言う。初代クラウンを完成させキレイに仕上げることよりも、作業を通じて、ベテランから若手に技やノウハウを伝えることが出来ればこの取り組みは成功だと考えている。そのために「各々が力を発揮できる場、拘りながら楽しんで参加できる場づくりに心がけている」と言う。今回のレストアは、あくまで若いスタッフを育てる教材。誰もが好きなようにチャレンジできる様工夫し取り組んでいる。

エンジニアの心は、いつの時代も最高の技術を提供すること

普段の業務ではベテランの先輩エンジニアから指導を受けることは殆どないが、レストアで指導を受けいろんな知識を教え伝えてもらっている。例えば調整代。ボディにパーツを取り付ける際、見栄えを考え取り付けるには、位置を微調整できる調整代が必要になる。その調整代を指導を受けながら実際に作り、テスト的に取り付け確認し、自分で考え、ここをもう少し調整しよう”と、修正していく。調整代は「こうやって作るんだ」と、1つ1つが勉強になっている。若いエンジニア達は言う、先輩エンジニアに教わることは本当に多く「エンジニアの心は、いつの時代も最高の技術をお客様に提供することにある」と再認識でき、日常業務において“自分で考えここをもう少し調整しよう”とか、ひと手間かける様に意識が変わったと皆が話す。

レストアは営業・サービス力を上げる

レストアメンバーには営業スタッフもおり、メカニカルな作業など、どう教えれば良いか教える側も学ぶ部分が多いと言う。営業スタッフがクルマのこと、サービスのことを勉強することは良いこと。クルマの原理や知識が増えれば、それだけお客様に詳しくご説明できるので、安心・信頼につながると思う。エンジニアは、今まで塗装経験のない人も経験したりと、日常業務の垣根を越えて作業するので、自分に合う仕事を見つけたり、サービス本来の楽しさを知ることができる。それだけでもエンジニアの技術力を成長させる。初代クラウンをみんなでレストアし蘇らすことは、営業・サービス問わず色々なことを学び、それぞれの分野でレベルを上げることに繋がると思う。

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