DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT埼玉トヨタ

PROJECT

レストアでフロンティア精神を感じる

トヨタの車づくりは、役職の垣根を超え「やりましょうよ」と何気ない社員の一言で始まった。いわゆる仲間意識というか、ゼロから作り上げていくんだという熱い想いから始まっている。埼玉トヨタの創始者も、その想いを受け国内販売の立ち上げに尽力したと聴いている。私たち社員も「当時、如何に大変だったのか。いばらの道をどう切り開いてきたのか」という断片に触れてみたい。フロンティア精神を感じ、創業当時の原点に立ち戻り、これからの業務に活かして行きたいという想いから、半世紀も前のクラウンをレストアすることで、想いを感じ取ろうと取組んでいる。

開発者の想いが直に伝わる

半世紀も前のクルマなのに、オートアンテナをはじめ、今では当たり前の快適装備が当時から付いていることに驚く。今は何でも電気デバイスを使いスイッチ1つで動かすことができるが、そんなモノはこの時代に存在しない。フェンダーミラーはワイヤーを使って動かす構造。オートマチックのシフトも、細かなロウ付けをして細いワイヤーを繋ぎ、ロックを解除したり、シフト制御させている。とにかくメカ的に快適装備を動かすという発想と技術の高さ、そして「クラウンにはこの装備が必要だ!だからなんとしても工夫して製品にする」という熱意が伝わってくる。クラウンは、トヨタの技術を結集し、乗る人すべてが便利で快適になるよう、様々な工夫を凝らし作られていることがあらゆる部位から伝わってくる。

レストアでエンジニアづくり、人づくり

エンジニアと一言でいっても、会社組織ではメカニック(整備)、板金、塗装と業務が分類され専属エンジニアとして日々のサービス業務に就いている。レストアは、その垣根を超え人が集まり、皆で知恵を出し合い工夫しながら修理しクラウンを復元させる。自分自身が経験したことが無い作業を仲間に教わりながらチャレンジすることで、知らずしらずに自分自身の技術もアップしている。さらに互いの仕事を知り理解し合うことで、埼玉トヨタのエンジニア集団として関係強化にもつながっている。今回集まったレストアメンバーは、若いエンジニアを教育する立場のエンジニアの集まり。レストアを通じて1つの目標に向かって仲間と成し遂げる喜びや、経験から学び身に付けたノウハウを、次の世代へ伝授して行けることは、埼玉トヨタのエンジニアづくり、人づくりに大いに役立つ財産だと思う。

原点回帰でお客様との絆づくりへ

埼玉トヨタの経営理念は、「満足を超えた感動を与えられるお客様対応」である。エンジニアは、現地現物、モノを見て、使えるモノを一に工夫、二に工夫してお客様のニーズにお応えすることにあると改めてレストアで原点回帰できた。日々の業務でお客様の事を第一に考え行動し仕事をすれば、おのずとお客様本位のメンテナンスや修理作業へと変わり、それがやがて信頼へとつながり絆へと変わっていく。それは会社の経営理念の実現であり、トヨタ店のフロンティア精神につながると確信している。

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