DISCOVER CROWN SPIRIT PROJECT和歌山トヨタ

PROJECT

レストアに懸ける2つの想い

和歌山トヨタがレストアプロジェクトを立ち上げた想いは2つある。『1つが自分たちで考え行動するという和歌山トヨタのアイデンティティーを創り残すこと』『2つめが、レストアで初代クラウンに接する中で創業の精神に立ち返ること』である。レストアは交換部品が無い中で、自分たちで考えモノを作り出し直すという“チャレンジ”を繰り返す。その経験が自ずと考え行動する会社風土を創り、技術力をも伸ばす。それを和歌山トヨタのアイデンティティーとして残したい想いが強い。そして全社員が、初代クラウンに触れることで、当時のトヨタの技術者たちが、知恵と技を結集し純国産のクルマを作り上げた熱意とクラウンの本質を知ることで、クラウンを語ることが出来るスタッフを目指している。

自ら考え行動する力も養う

レストアにチャレンジして大変なのは、古いクルマなので分解していくと、色んな部分が朽ち部品が壊れたりすること。交換部品は殆どないので、自分たちで考え部品を作り出すが、初代クラウンに使われる技術は、若いエンジニアにとって未知の世界。年配のベテランエンジニアの指導を受けながら部品を作り、構造や動きを考えながら手探りで修理していく。この経験は、今の車を点検・整備・修理する上で必ず役立つエンジニアの基本だと思う。苦労もしているがその苦労は、確実に若いエンジニアの技術力をアップさせ、且つ何でもチャレンジし自分で考え行動する力に繋がっているのだと思う。

初代クラウンに触れクラウンの本質を知る

初代クラウンはどこを見ても無駄がない、よく考えて作られたクルマだと感心する。部品1つとっても完成度が高く、日本人が使いやすいように作られている。ボンネットを開ければ作業灯がつく。室内も日本人が好むデザイン。いたるところに日本人らしさ、おもてなしの心が見え、乗る人に楽しんでもらいたいという意志が伝わってくる。クラウンは本当に凄い車だと改めて気付かされる。レストアを通じて初代クラウンに触れることで、クラウンの本質は、自分たちで新しいモノを考え作りだす『挑戦』それを時代の変化に合わせて進化させる『革新』だと感じることができた。

レストアが生み出す熱意と新しい風土

「レストアに全社員が参加することで、各々の行動が少しづつ変わり始めたと感じている」と責任者は語る。例えば営業スタッフは、「初代クラウンをレストア中で自分も作業に参加してきたんです」と、積極的にお客様に話す機会が増え、お客様も「是非見てみたいな」と言う声が沢山届いている。さらに営業スタッフをはじめ多くの社員の「自分が携わったクラウンが完成し、エンジンが掛かり動く瞬間を見たい」という声が日に日に増しているという。そういった熱意が、自身の言葉でクラウンを語る話力を生み出し、お客様へ伝わること(内容)が大きく変わるのだと思う。この様な会社風土が徐々に出来てきていることは和歌山トヨタにとって嬉しい成果の1つだ。

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