ブランドヒストリー

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LAND CRUISER BRAND HISTORY LAND CRUISER BRAND HISTORY

目的地へたどり着き、
壊れることなく無事に帰ってくる。
ただそれだけのことが当たり前ではない地域で、
そのクルマは人や物を運び、暮らしや命を支えてきた。
世界中の過酷な環境で日々鍛えられ、成長を続け、
「どこへでも行き、生きて帰ってこられる」という
唯一無二の存在として、歴史を刻んできた。

ランドクルーザーでなければ、
たどり着けない場所がある。

HISTORYランドクルーザーの歴史

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BJ SERIES

1951
伝説のはじまり
1951年、当時の警察予備隊向けに計画された車両として誕生。6気筒3,400ccのB型ガソリン・エンジンを搭載し、自動車として初めて富士山6合目までの登坂に成功するなど、高い性能を示した。1954年、車名を「ランドクルーザー(陸の巡洋艦)」とし、現在へと続く歴史がスタートした。

20 SERIES

1955
本格的な海外輸出を開始
1955年11月に発売された2代目。一般向けにふさわしい外観とし、ソフトトップ、ピックアップ、2ドアバン、4ドアバン、消防車などのボディバリエーションを展開。この2代目から海外への本格的な輸出を開始した。

40 SERIES

1960
いまも愛され続ける「ヨンマル」
1960年8月に発売された3代目。信頼性の高いクロスカントリー車として海外でも高い評価を獲得し、24年間の永きにわたり販売されたロングセラーモデル。「40(ヨンマル、forty)」の愛称で親しまれ、現在も根強い人気を誇る。

50 SERIES

1967
300系につながるルーツ
1967年8月、40系の4ドアバンに代わるモデルとして、独自のデザインを持つ本格的ステーションワゴン「FJ55」を発売。日本国内ではバン(商用車)として設定。海外では乗用車としての新たなニーズを開拓した。

60 SERIES

1980
快適性を高めたステーションワゴン
1980年8月、50系の後継モデルとして登場。先代までのベンチタイプから新たにセパレートタイプに変更されたフロントシート、エアコンやパワーステアリング、ファブリックシートなどの快適性も高まり、広く個人ユーザーからの支持を得た。

70 SERIES

1984 1985
ランドクルーザーの本質を継承
40系の後継モデルとして1984年11月に発売。レジャーユースなどの新たな需要にも応えられるよう、40系のイメージを継承しながらもスタイルを一新。翌年にはワゴンタイプの「ランドクルーザー・ワゴン」も追加された。
※1984年70 SERIES VANは画像左端、1985年70 SERIES WAGONは画像左から2番目となります。※1984年70 SERIES VANは画像左上、1985年70 SERIES WAGONは画像右上となります。
2007
海外専用車種として生産を継続
日本国内での販売を2004年で終了した後も、70系は海外専用車種として生産を継続。大がかりな意匠変更を行い、独立したフェンダーのない、モダンなフロントまわりが与えられた。
※2007年モデルは画像右から2番目となります。 ※2007年モデルは画像左下となります。
2014
熱い声に応えて国内で復活
日本国内での復活を望むファンの強い要望に応えるべく、誕生30周年を記念して70系を期間限定で販売。4ドアバンに加え、国内では初のダブルキャブピックアップトラックも追加された。
※2014年モデルは画像右端となります。 ※2014年モデルは画像右下となります。

70 SERIES PRADO

1990
新たなライトデューティモデル性能
1990年4月、それまで3ドア車のみだった70系ワゴンとバンに5ドア車を新設定。これを機にワゴンモデルには「プラド」のサブネームが与えられ、独自の歩みを始めた。

80 SERIES

1989
ランドクルーザー史上最高のオフロード性能
60系の後継モデルとして1989年10月に発売。北米や豪州を中心とする海外マーケットでの商品力を強化するため、ボディサイズをひとまわり大型化。高級SUVとしての性格を強めながらも、その高い性能と耐久性で広く世界で支持された。

90 SERIES PRADO

1996
初のフロント独立懸架サスペンション採用
1996年5月に発売された2代目プラド。より乗用車的な性格を備えた4WDへと舵を切った。3ドアのショート、5ドアのロングともに先代より大型化され、3ナンバーサイズとなった。

100 SERIES

1998
さらなるプレステージへ
80系の後継モデルとして1998年1月に発売。高級4WDとしてのプレステージ性を高め、フロントサスペンションは80系までのリジッドアクスル式に代えてダブルウィッシュボーン式独立懸架を採用。同年12月には最上級グレードの“シグナス”も追加となった。

120 SERIES PRADO

2002
電子制御も積極的に採用
2002年10月に発売された3代目プラド。新設計の高剛性フレーム、リヤ電子制御エアサスペンションなど、オフロード走破性・オンロード性能を大幅に高めた。

150 SERIES PRADO

2009
世界初のマルチテレインモニターを採用
2009年9月に発売された4代目プラド。国内向けはロングホイールベースモデルのみとし、ショートホイールベース仕様は海外向けに継続。クロールコントロール、マルチテレインセレクトなども新たに設定された。

* 2007年8月時点。トヨタ自動車(株)調べ。

200 SERIES

2007
世界初のクロールコントロールを標準装備
100系の後継車として2007年9月に発売。プラットフォームが刷新され、世界初*となるクロールコントロール、新開発のトルセンLSD付トランスファーなども標準装備。優れた走破性を備える高級SUVとして100カ国以上で販売された。

* 2007年8月時点。トヨタ自動車(株)調べ。

300 SERIES

2021
新時代のフラッグシップ誕生
誕生70周年となる2021年、200系の後継としてフルモデルチェンジ。強靱かつ軽量化・低重心化も実現したラダーフレーム、新開発のV6ツインターボエンジン(3.3Lディーゼル、3.5Lガソリン)、セキュリティ機能や先進の安全装備をはじめ、数々の最新技術を導入。新時代のフラッグシップが誕生した。

Photo:ZX(ガソリン車)。ボディカラーのプレシャスホワイトパール〈090〉はメーカーオプション。

GENEALOGYランドクルーザーの系譜

初代BJからはじまった、ランドクルーザーの系譜。
それは、トヨタで最も長い歴史を持つクルマの絶え間ない進化の記録でもある。

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MOVIEムービー

EPISODEエピソード

歴史が生み出してきた唯一無二の物語。
孤高のクルマ、ランドクルーザーが地球上で愛され続けてきた理由とは。

#01世界最大規模の地下鉱山で。
オーストラリア北東部、クインズランド州の西部にマウント・アイザという街がある。 そこは世界最大規模の地下鉱山があることで知られ、深さは地下1,500m以上、坑道は全長約560kmにもおよぶといわれている。 人やモノの移動にはクルマが欠かせないが、この巨大な地下空間を縦横無尽に走っているのがランドクルーザーだ。 地下は湿度が高く、蒸し風呂のような状態で、路面も凹凸が激しい。 このような悪条件のなか、上り下りを繰り返さなければならないのだが、実は低速での下り坂がクルマには非常に負担がかかる。

ウェットな路面を最も低速のギアでブレーキを多用して下るので、さまざまな部品にも影響をおよぼす可能性がある。 そんな一般的な乗用車では考えられないような場所で、多様なニーズに応えながら、ランドクルーザーは日々走り続けている。 途中で故障することは許されないという環境のもと、鉱夫たちが毎日安心して地下へ潜って働き、 無事に仕事を終えて地上に戻ってくるために、ランドクルーザーの力が必要とされているのだ。
※写真は、地下鉱山で活躍するランドクルーザー。(地下1,500m地点を撮影したものではありません)
#02オマーンの漁村で
過酷な環境のもと、目的地へ人やモノを無事に運ぶために、ランドクルーザーはその力をいかんなく発揮しているが、人々のふだんの暮らしを豊かにするためにも欠かせない存在として活躍している。その代表例が、中東のオマーンにある漁村で働くランドクルーザーだろう。
足元がゆるい砂浜を、波打ち際までクルマを寄せなければいけないという困難な状況で、持ち前のパワーを発揮。漁から帰ってきた小舟を浜辺へ引っ張りあげたり、獲った魚を入れた重い水槽を背負って街まで運ぶなど1台で何役もこなしている。

この地域では道にコルゲーションと言われる小刻みな凸凹があり、重い荷物を積んで走るとクルマはすぐに壊れてしまうのだが、機動力と強い足回りを備えたランドクルーザーは、そんな凸凹をものともせずに走り続ける。
運転手の快適さにも配慮し、改良を重ねてきた結果、揺れを大幅に軽減。
魚を新鮮な状態で届けることもできるようになった。
おいしい魚を食卓へ。人々のちょっとした幸せもランドクルーザーは支えている。
#03南極観測隊とともに
南極に存在する氷や大陸の地質、気象などの観測を行うために、日本から派遣されている南極観測隊。彼らの南極での移動や機器の運搬は一般的に雪上車が使われるが、その機動力と走破性をかわれてランドクルーザーが採用されることになり、1965年に第7次南極越冬隊とともに海を渡った。そこは最大風速60m/秒、最低気温-45℃にもなる想像を絶するような過酷な世界。

冬場は深い雪に覆われて、夏場は地表の岩がむき出しになるなど、雪上や悪路での走破性も求められる。あえてイバラの道を選ぶように、ランドクルーザーは最高レベルの耐久性が必要とされる地へ降り立ったのだ。極寒の南極でも力強い走りを発揮できるランドクルーザーだからこそ、隊員たちは安心して移動することができるのである。
#04ランクルおばあさん
世界には想像を絶するような過酷な環境があり、しかもそのような場所に人々が暮らしていることも稀にある。オーストラリア大陸の中央部、シンプソンデザートという砂漠の入口にある一軒宿もそのひとつだろう。
そこは、夏の気温は45℃以上、湿度は5%以下にもなる不毛の大地。1日に1台もクルマが通らないような場所にもかかわらず、年老いたおばあさんが一人で宿を切り盛りしていた。 隣りの家までは100km、ガソリンスタンドまで200km。

食料の買い出しなどは、2日間かけて町まで行かなければならないのだが、おばあさんの足となり、移動を安全なものにしているのがランドクルーザーだ。360°見渡せる大自然のなかを、おばあさんの乗ったランドクルーザーは砂煙をあげて疾走する。
「どうしてこの地に住み続けるのか」をたずねると、はるか昔に亡くなった彼女の夫が開拓した土地を守りたいからだという。ランドクルーザーは、1人で暮らすおばあさんの大切なパートナーとして、その役割を果たしていた。 ※写真はイメージです。
#05人命救助の陰に。
道なき道を突きすすむランドクルーザー。
厳しい環境のもとでもすぐれた機動力を発揮できるのはもちろん、車両トラブルが少ないことも多くの人に愛される理由のひとつ。その働きぶりは、プロの作業現場でも広く認められているが、とくに重要な役割を担っているのが、世界中で救護活動に従事するランドクルーザーだ。
人命に関わるようなこともあり、できるかぎり速やかに目的地へたどり着かなくてはいけないが、アフリカの奥地などでは、道が崩れていたり、ぬかるみに阻まれたり、通行するのが困難なケースも多い。

一度雨が降れば、川が氾濫して道が水没することも珍しくない。
救助する側が、救助されることはあってはならない緊迫する現場において、医療用の特別装備を身にまとったランドクルーザーは、患者の移動や医薬品の輸送などを迅速かつ安全に行っている。ランドクルーザーだからこそ行ける場所があり、ランドクルーザーだからこそ人命救助にも貢献できるのだ。
#06ダカールラリーへの挑戦と進化
世界一過酷なモータースポーツ競技として知られる「ダカールラリー」。
ランドクルーザーは、走破性や安全性、信頼性という自らの生命線である価値を証明すべく、1995年より市販車部門にこだわり、参戦をつづけている。記念すべき第1回目の95年は、交換部品を運ぶサポートカーが離脱するなど厳しい戦いを強いられたが、クラス4位で完走を果たした。以降も幾多ものクラス優勝を勝ち取ってきた。
こうした輝かしい実績もさることながら、ラリーでの経験とノウハウは、ランドクルーザーの車両開発にしっかりとフィードバックされ、より高みをめざすことにも余念がない。
ランドクルーザーのライバルは、ランドクルーザーである。
さらなる成長を遂げるためにも、ダカールラリーへの挑戦は終わらない。
#07世界で愛される4WD
初代の登場から60年以上。ランドクルーザーは、日本でもっとも長い歴史をもつクルマであり、世界中の多くの人たちに愛される4WDでもある。とくに砂漠が国土の大部分を占める中近東でのシェアはとても高いものになっている。警察や国境警備隊などの重要な任務には欠かせない存在であり、砂漠ツアーなど快適性や安全性を求められる場合にも、ランドクルーザーが選ばれている。

オマーンの南部、とある小さな漁村ではランドクルーザーしか走っていないのでは?と思うような村もあるほどだ。そこは一帯が山々に囲まれており、長く険しい未舗装の山岳路を走らなければならない。街までたどり着くことさえも困難な状況下で、ランドクルーザーは村人を無事に届け、暮らしを支えている。まるで家族の一員のように、毎日の生活に欠かせない存在となっているのである。

WORLD世界での活躍

世界170カ国以上。そこには人々のために働き続けるランドクルーザーがいる。
壮絶な環境をも苦としない、その勇敢な姿を追う。

  • ICELAND

    北極圏直下の島国、極寒のアイスランド。氷河地帯でレスキュー隊と働くランドクルーザーを追った。

  • BOLIVIA

    海岸線を持たない内陸の地、ボリビア。標高3500m以上の高地で活躍するランドクルーザーを追った。

  • TANZANIA

    赤道の南、灼熱のアフリカ大陸タンザニアの大地。過酷な環境下、縦横無尽に走るランドクルーザーを追った。

  • AMERICA

    リゾートアイランドとして有名なアメリカ、ハワイ諸島。その裏で手つかずの大自然の中、縦横無尽に走るランドクルーザーを追った。

  • JAPAN

    日本の最北の地であり、最大の地、北海道。広大な大自然の中を走り続けるランドクルーザーを追った。

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ランクル40に続き、ランクル60/70/80の復刻希望パーツアンケートを実施します。

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