2020.01.24
STORY 02
尽きせぬ想いを乗せたヤリス
コンパクトカーの新たな世界基準を生み出すために開発された新型車ヤリス。その美しいインテリアデザインにも、最新の高いレベルの安全性能にも、お客様の視点に立った開発者の深く強い想いが凝縮されていました。
毎日乗ってほしいから
YARISの室内空間は、小さなボディからは想像もつかないほど、広い。インパネ断面は可能な限り厚みを薄くして高さを下げ、ステアリングも小径化することでゆとりある運転席が生み出された。さらに、ステアリングやメーター類を3つのゾーンに分けて配置し、視線移動が少ないドライビングポジションの理想を叶えた。YARISに乗ったすべての人は室内空間の随所に“凝縮”を感じ、想像を超えた広さに意表をつかれるだろう。

インテリアの開発に据えたキーワードは、「SPORTECH-COCOON(スポルテック・コクーン)」。“COCOON=繭(まゆ)”のように心地よい素材に包まれた、ミニマルな空間設計を目指した。

その空間には、高度な機能と最新の設備が詰め込まれている。広々とした運転席とワイドな視界、視認性に優れたメーター、好みのボジションを記憶してくれるシート。コックピットに座れば、「走る喜びと共に毎日乗ってほしい」という、開発チームの想いが実感できるはずだ。
お客様の視点に立って
クルマから降りるとき、あるいは窓を開けるときに必ず触れるドアトリム。YARISのそれは、ドアハンドルやグリップ、スイッチ類がひとつのユニットに集約されている。ミニマルな設計思想に基づく、かつてないデザインだ。

しかし、ただデザインの新しさを追究したわけではない。機能がコンパクトにまとまっているから、運転の楽しさに集中できる。ドアハンドルからグリップへスムーズかつ美しい所作でドアの開閉ができる。お客様の使い勝手を考慮した上での革新的なデザインだ。

検証テストを行ったところ、グリップに物を入れるとドアが開きづらいという問題が生じた。どんなに優れた設計でも、お客様の安全が脅かされれば、使い勝手が悪ければ、即座にデザインを改良した。開発チームの一人ひとりがお客様の視点に立ち、考え抜くことで、次世代のコンパクトカーのヴィジョンが形を帯びた。
交通事故による
死傷者ゼロを、
夢物語に終わらせない。
交通事故の死者数は減少傾向にある中で、高齢者の死亡事故は依然として横ばい。高齢者のペダル踏み間違いによる事故は年々増え続けでいる。

交通事故の死傷者をなくしたい。
滅らすのではなく、ゼ口にする。
その願いを託し、具現化した1台がYARISだ。

最新かつ高いレベルの予防安全パッケージ*1 を全グレードに装備したYARISには、ドライバーの安全をサボートする幅広い技術が備わっている。さらに、クルマ自身が運転操作を担う新たな技術を開発。ステアリング、アクセル、ブレーキを制御し、駐車操作をアシストする機能をトヨタで初めて*2 搭載した。駐車が苦手な人でも、安全に、快適にドライブを楽しんでもらいたいからだ。

トヨタのクルマには、交通事故死傷者ゼ口と並ぶ、もうひとつの願いが秘められている。「すべての人が安全に、スムーズに、自由に移動できる社会」の実現だ。

身体が不自由な人、足腰が弱い高齢者でもスムーズに乗り降りできるように、シートが回転する新たな機能をYARISに搭載した。シートの可動域が広く、外側にせり出すように回る。福祉車両の技術者が開発チームに加わり、バリアフリーの思想を実現した。

交通事故死傷者ゼ口と、すべての人が自由に移動できる社会。
2つの願いを乗せて、YARISはクルマの未来へと踏み出す。

*1 予防安全パッケージ=Toyota Safety Sense
*2 2019年12月現在。