クルマや歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼)などを認識し、前方の安全を見守る、高精度な「2種類の目」。
Toyota Safety Sense

“Toyota Safety Sense”は、ミリ波レーダーと単眼カメラを併用した検知センサーと、それに基づく統合的な制御により、クルマだけではなく、歩行者(昼夜)や自転車運転者(昼)の認識も可能になり、事故の回避や衝突被害の軽減を支援します。「ミリ波レーダー」は検知できる距離が長いのが特徴で、速度域の高い状況にも対応します。一方、「単眼カメラ」は物体の形や大きさが識別でき、クルマや白線、対向車のランプだけでなく歩行者も認識できます。この特性の異なる2種類のセンサーが、卓越した認識能力と信頼性の高いシステムを可能にしています。
Toyota Safety Senseを安全にお使いいただく上での留意事項説明
Toyota Safety Senseは予防安全パッケージです。ご契約に際し、Toyota Safety Senseおよびその各システムを安全にお使いいただくための留意事項についてご説明いたします。
<ご使用になる際のお客さまへのお願い>
Toyota Safety Senseは予防安全パッケージです。ご契約に際し、Toyota Safety Senseおよびその各システムを安全にお使いいただくための留意事項についてご説明いたします。
<ご使用になる際のお客さまへのお願い>
■運転者には安全運転の義務があります。運転者は各システムを過信せず、つねに自らの責任で周囲の状況を把握し、ご自身の操作で安全を確保してください。 ■各システムに頼ったり、安全を委ねる運転をすると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか最悪の場合は死亡につながるおそれがあります。 ■ご使用の前には、あらかじめ取扱説明書で各システムの特徴・操作方法を必ずご確認ください。 ■運転者自身でプリクラッシュセーフティの自動ブレーキ制御を試すことはおやめください。
■写真はHYBRID V(7人乗り・E-Four)。ボディカラーはブラック〈202〉。寒冷地仕様はメーカーオプション。2眼LEDヘッドランプ+LEDクリアランスランプ(イルミネーション[デイライト]機能付)+LEDアクセサリーランプ、LEDシーケンシャルターンランプ、LEDコーナリングランプはセットでメーカーオプション。ブラインドスポットモニター、リヤクロストラフィックアラート、T-Connect SDナビゲーションシステム+パノラミックビューモニターはセットでメーカーオプション。 ■写真はレーントレーシングアシストのイメージです。

単眼カメラ

ミリ波レーダー



①. レーントレーシングアシストスイッチ
②. レーダークルーズコントロール車間距離切替スイッチ
③. レーダークルーズコントロールスイッチ
④. アダプティブハイビームシステム/オートマチックハイビームスイッチ
②. レーダークルーズコントロール車間距離切替スイッチ
③. レーダークルーズコントロールスイッチ
④. アダプティブハイビームシステム/オートマチックハイビームスイッチ
高速道路のクルージングをサポート。
ハンドル操作サポート:レーントレーシングアシスト[LTA]トヨタブランド初*1

レーントレーシングアシスト[LTA*2]のスイッチをONにすると、車線から逸脱する可能性があることを警告したり、車線からの逸脱を避けるためのステアリング操作支援を行います。さらに高速道路や自動車専用道路を走行中、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能)の作動時*3に、車線維持に必要なステアリング操作支援を行います。

①に基づき、車線維持に必要なステアリング操作支援を実施。渋滞の時など白(黄)線が見えにくい、または見えない場合、②を利用して先行車に追従する支援を実施。
車線維持支援機能
車線中央を走行するために必要なステアリング操作の一部を支援。白(黄)線が検出困難な場合でも先行車両に追従する支援を行います。
車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制機能
車線から逸脱する可能性をマルチインフォメーションディスプレイに表示、および警報ブザーにより警告するとともに、車線からの逸脱を避けるのに必要なステアリング操作の一部を支援。さらに、車線の判断については、白線だけでなくアスファルトや縁石などの境界から逸脱すると判定した場合も支援します。
ふらつき警報機能
車両のふらつきを検知したときに、マルチインフォメーションディスプレイ表示で休憩を促す注意喚起を行います。
*1. 2017年12月現在。
*2. LTA:Lane Tracing Assist
*3. レーダークルーズコントロールを使用していない場合でも、車線維持支援機能以外の車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能、ふらつき警報機能は作動します。
*2. LTA:Lane Tracing Assist
*3. レーダークルーズコントロールを使用していない場合でも、車線維持支援機能以外の車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能、ふらつき警報機能は作動します。
■高速道路や自動車専用道路でご使用ください。 ■レーントレーシングアシストは自動で運転する装置でも前方への注意を軽減する装置でもないため、運転者は常に自らの責任で周囲の状況を把握し、ステアリング操作で進路を修正し、安全運転を心がけてください。 ■車線逸脱警報機能(車線維持支援機能中は除く)、車線逸脱抑制機能、ふらつき警報機能は約50km/h以上で作動します。 ■例えば次のような条件下では、車線維持支援機能、車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能が正常に作動しない場合があるため、使用しないでください。 •車線と見間違えるような路側構造物がある時(ガードレール、反射ポールなど) •分合流付近を走行中 •急カーブを走行中 •雨・雪・霧などで車線が見えにくい時など ■例えば次のような条件下ではシステムの作動条件が満たされず車線維持支援機能、車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能の作動をキャンセルする場合があります。 •車線を見失った時 •ドライバーの追加運転操作を検知した時(ステアリング、ブレーキ、アクセルの操作など)など ■車線逸脱警報機能、車線逸脱抑制機能は走路の境界がはっきり見えない場合、または直線的ではない場合には正常に作動しない場合があります。 ■故意に車線から逸脱して走行するなど、システムの作動を確認する行為はたいへん危険です。絶対におやめください。 ■車線維持支援機能が先行車に追従する支援を行う場合、先行車が車線を右、または左に片寄って走行、または車線変更した時は、先行車の位置に合わせて自車も片寄って走行し、レーンをはみ出すおそれがあります。先行車がふらついた時は、自車もふらついて走行し、レーンをはみ出すおそれがあります。
ぶつからないをサポート。
自動ブレーキ:プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)トヨタブランド初*1


前方の車両や歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼)をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト。ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートします。プリクラッシュブレーキは歩行者や自転車運転者に対しては自車が約10〜80km/hの速度域で作動し、たとえば、歩行者との速度差が約40km/hの場合には、衝突回避または被害軽減をサポートします。また、車両に対しては自車が約10km/h以上で作動。たとえば、停止車両に対し自車の速度が約50km/hの場合は、衝突回避または被害軽減をサポートします。
*1. 2017年12月現在。歩行者(夜)・自転車運転者(昼)検知機能において。
■道路状況、車両状態、天候状態およびドライバーの操作状態等によっては、作動しない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。 ■プリクラッシュセーフティはあくまで運転を支援する機能です。本機能を過信せず、必ずドライバーが責任を持って運転してください。 ■数値は社内測定値。
ついていくをサポート。
追従ドライブ支援機能:レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)


ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援します。先行車が停止した時は自車も停止して停止状態を保持、先行車が発進した時はドライバー操作により発進し、追従走行を再開します。高速道路の渋滞走行時など、停止・発進を繰り返すシーンで、ドライバーの運転負荷を大幅に軽減します。
■車間距離制御は状況により限界があります。システムを過信せず、安全運転をお願いします。 ■システムの設定上限速度は撤廃されています。設定速度は、制限速度、交通の流れ、路面環境、天候などを考慮して適切に設定してください。設定速度の確認は運転者が行う必要があります。 ■道路状況、車両状態および天候状態等によっては、ご使用になれない場合があります。 ■高速道路や自動車専用道路でご使用ください。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
夜間の見やすさをサポート。
自動ハイビーム:アダプティブハイビームシステム[AHS]/オートマチックハイビーム[AHB]


アダプティブハイビームシステム作動イメージ
先行車や対向車のランプ・街路灯などを検出すると、自動でハイビームからロービームまたは遮光範囲可変ビームへ切替え。
先行車や対向車のランプ・街路灯などを検出すると、自動でハイビームからロービームまたは遮光範囲可変ビームへ切替え。
アダプティブハイビームシステム[AHS*1]
LEDの点灯・消灯を細やかに制御することで、先行車や対向車に光が当たる部分だけを自動的に遮光できるシステム。ハイビームを保持したまま走行できる頻度を高めて、夜間の優れた視認性を確保します。
*1. AHS:Adaptive High-beam System
■自車速度約15km/h以上で作動します。 ■道路状況、車両状態および天候状態等によっては、作動しない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
[ハイブリッド車:Executive Lounge、Executive Lounge Zに標準装備。V“L エディション”、V、ZR“G エディション”、ZRにメーカーオプション]
[ガソリン車:Executive Lounge、Executive Lounge Zに標準装備。VL、V、ZG、Z“G エディション”にメーカーオプション]
[ガソリン車:Executive Lounge、Executive Lounge Zに標準装備。VL、V、ZG、Z“G エディション”にメーカーオプション]
オートマチックハイビーム[AHB*2]
ハイビームとロービームを自動で切替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポート。切替忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減します。
*2. AHB:Automatic High Beam
■自車速度約30km/h以上で作動します。 ■ハイビーム・ロービームの切替自動制御には、状況により限界があります。運転時には常に周囲の状況に注意し、必要に応じて手動で切替えるなど、安全運転を心掛けてください。 ■道路状況および天候状態等によっては、ご利用になれない場合があります。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
[ハイブリッド車:Executive Lounge、Executive Lounge Zを除く全車に標準装備]
[ガソリン車:Executive Lounge、Executive Lounge Zを除く全車に標準装備]
[ガソリン車:Executive Lounge、Executive Lounge Zを除く全車に標準装備]
標識の見逃し防止をサポート。
標識読み取りディスプレイ:ロードサインアシスト[RSA]トヨタブランド国内初*1

マルチインフォメーションディスプレイ表示例
ロードサインアシスト[RSA*2]は、前方のカメラで認識した道路標識を、マルチインフォメーションディスプレイに表示するシステム。道路標識の見落としを減らし、安全運転を促します。ディスプレイ表示中に速度規制値を超過した場合や、はみ出し通行禁止を表示中に自車の追い越し操作を検出した場合などには、表示の点滅などでドライバーに告知する機能も備えています。
*1. 2017年12月現在。
*2. RSA:Road Sign Assist
*2. RSA:Road Sign Assist
センサー技術を活用したその他の機能。
前のクルマの発進をお知らせ。
先行車発進アラーム:先行車発進告知機能[TMN]

ブザー音でお知らせ

マルチインフォメーションディスプレイ表示
先行車発進告知機能[TMN*1]は、信号待ちや渋滞で先行車に続いて停止し、先行車の発進に気づかずそのままでいる場合には、ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示でお知らせします。
*1. TMN:Traffic Movement Notification
■シフトポジションが「P」「R」以外でブレーキペダルを踏んで停車している時に作動します。シフトポジションが「N」の時、またはレーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)機能で自車が停止した場合、さらにシフトポジションが「D」の時にブレーキホールドを使用した場合は、ブレーキペダルを踏んでいなくても作動します。 ■先行車が約4m以上進んでも自車が止まったままだとシステムが判断した場合に作動します。なお、機能のON/OFFおよび通知タイミングの変更が可能です。詳しくは取扱説明書をご覧ください。
■環境対応車 普及促進税制およびリサイクル料金については、各販売店へおたずねください。 ■燃料消費率は定められた試験条件[JC08モード(国土交通省審査値)]のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞等)や運転方法(急発進、エアコン使用等)に応じて燃料消費率は異なります。 ■ボディカラーおよび内装色は、撮影および表示画面の関係で実際の色と異なって見えることがあります。 ■写真は機能説明のために各ランプを点灯したものです。実際の走行状態を示すものではありません。 ■写真は機能説明のためにボディの一部を切断したカットモデルです。 ■画面はハメ込み合成です。 ■一部の写真は合成・イメージです。 ■写真は作動イメージです。 ■写真のカメラ、レーダーの検知範囲はイメージです。