WOW ACTION CLIP

2017.12.09-10 OASAKA サッカーが教えてくれた。
支えること、認めること。

スペシャルオリンピックス日本
2017年第2回全国ユニファイドサッカー大会
in 大阪

きょうのイベントをつくった人

  • スペシャルオリンピックス日本
    スタッフ

    市川聖也さん

  • スペシャルオリンピックス日本
    スタッフ

    若松剛さん

きょうのがんばった人

  • スぺシャルオリンピックス
    アスリート

    黒羽吏さん

  • パートナー

    黒羽秀さん

  • パートナー

    黒羽実日子さん

  • コーチ

    黒羽範子さん

  • スぺシャルオリンピックス
    アスリート

    谷田部裕二さん

  • 福島トヨペット
    パートナー

    阿部慎太郎さん

支えるだけじゃない。
高め合う関係。

12月9日、大阪府堺市のスポーツ施設「J-GREEN堺」。ここに、大型バスが朝から次々と乗り込んできていました。
今日はスペシャルオリンピックス主催の「第2回全国ユニファイドサッカー大会」の予選の日。ユニファイドサッカーとは、知的障がいのある人(アスリート)と知的障がいのない人(パートナー)が一緒のチームでプレーする形式のサッカーのことです。
日本全国から、そして海を越えて韓国からも選手たちが集まってきます。

左から弟・秀さん、兄・吏さん、妹・実日子さん

オレンジ色のユニフォームに身を包んだチーム「SFIDA福島」。そこにひとつの家族、黒羽さん一家の姿がありました。アスリートの兄・吏さんとパートナーの弟・秀さん、妹・実日子さん。お母さんの範子さんはチームのコーチを務めます。
「ユニファイドサッカーには、アスリートもパートナーも分け隔てなくプレーできる楽しさがあります」と範子さんは語ります。家族で参加して10年ほどだそうです。秀さんは「兄弟でずっとやってきたので、試合でも連携してプレーすることができるところがとてもいいなと思っています」と話してくれました。

「SFIDA福島」には、福島トヨペットに勤める阿部慎太郎さんも去年からパートナーとして参加しています。「アスリートの子たちはすごく本気なんです。サッカーを本当に楽しんでいる姿を見て、考えさせられています。学ばせてもらっているという思いです」パートナーがアスリートを支えるだけではなく、アスリートもパートナーに刺激を与える。そんなユニファイドスポーツの楽しさを実感しているそうです。
アスリートやパートナー、コーチ、ボランティア。さまざまな人が参加する全国大会がいよいよはじまります。

スペシャルオリンピックスとは

知的障がいのある人たちに、日常的なスポーツトレーニングと成果発表の場である競技会を提供し、社会参加を応援する国際的なスポーツ組織。

詳しく見るスペシャルオリンピックス日本のページへ

ユニファイドサッカーとは

知的障がいのある人(アスリート)と知的障がいのない人(パートナー)が一緒のチームでプレーする形式のサッカー。予選において年齢や性別、競技レベルによるクラス分け「ディビジョニング」を行い、全てのチームが決勝に進みます。競技レベルの近いチーム同士で競い合い、アスリートの成長を刺激します。

試合になれば、
相手が誰でも関係ない。

開会式を終えてメンバーが向かったのはサッカーコート。試合を前にしたウォーミングアップがはじまりました。アスリートとパートナーが二人一組となって、入念に体をほぐしていきます。パスやシュートの練習も、互いに声を掛け合いながら、笑顔で励まし合いながらリラックスした雰囲気で取り組んでいました。
そして、スターティングメンバーの発表。試合時間が近づくにつれてメンバーの表情も引き締まっていきました。

初戦は同じ福島県から参加している「PESCA郡山」とのマッチアップ。アスリートは臆せず相手チームのパートナーに向かっていき、またパートナーもアスリートを相手に手加減をすることなく本気でプレーします。チーム内では声で連携を取り合い、また時にパートナーがアスリートの手を引きサポートしていました。「SFIDA福島」はパートナーとアスリートの連携により2得点。初戦の勝利を収めました。

残りの2試合は引き分けに。堅い守りによって無失点で1日目の予選を終えることができました。
明日は決勝。昨年は韓国チームに負け、悔しい思いをしています。チームの想いはひとつ、優勝することだとアスリートの谷田部裕二さんは語ります。「今年こそ韓国チームに勝ちたいです。背が大きい選手が多いので負けないように頑張ります」と話してくれました。

プレーで学べることがある。

翌日、10日。決勝は昨年と同じく韓国チームとの試合になりました。吏さんも緊張した面持ちでコートへ入ります。チームメンバー・スタッフで円陣を組んで士気を高め、試合に臨みました。
試合は韓国チームの堅い守りと巧みなパス回しに翻弄される苦しい展開に。立て続けに2失点し、追いかける形でハーフタイムを迎えることになりました。

「シュートで終わろう」「最後までボールを追いかけよう!」励まし合って試合は後半へ。チームがひとつになって必死にボールを追いかけます。転んでもすぐに起き上がり次のプレーへ。何度もシュートチャンスを作り、最後まで諦めず全力で走り抜きました。
そして鳴り響いたホイッスル。得点を返すことができないまま、「SFIDA福島」が挑んだ2度目の全国大会は今年も準優勝に終わりました。

惜しくも敗れてしまい、悔し涙を見せる選手も。しかし、下を向き続けることはなく、試合の後にはお互いをねぎらい合う姿が見られました。
「一緒にチームを組んで練習や試合をすることで、知的障がい者や健常者への偏見や固定観念がなくなり、ひとつの個性として理解できるようになる。そこが素晴らしいと思います」スペシャルオリンピックス日本のスタッフ、市川聖也さんが語ってくれたように、アスリートとパートナーの間に垣根はありませんでした。

また黒羽兄弟のお母さん、範子さんは語ります。「知的障がい者に対する知識がなくても、どんな支援をしたらいいのか、どういった言葉掛けをしたらいいのかということを自然に学ぶことができるところが魅力です」知的障がいのある人と知的障がいのない人が、プレーを通じて互いに理解しあい、高め合うことができるユニファイドスポーツ。その力を多くの人が実感する大会になりました。
トヨタ自動車はスペシャルオリンピックスのパートナーとして互いに学び支え合いながら、ともに未来をつくってまいります。

TODAY'S VOICE

アスリート、パートナー、コーチ、スタッフ・・・みんなに質問!
参加した感想やユニファイドサッカーの魅力をひとことで教えて!

  • 名前
    黒羽吏さん
    (スペシャルオリンピックスアスリート)
    今日の感想を教えてください
    今日はシュートを決められなかったので次は入れたいと思います。

    スペシャルオリンピックス
    アスリート

    黒羽吏さん

  • 名前
    黒羽秀さん
    (パートナー)
    今日の感想を教えてください
    パートナーとアスリートが連携とれて点をとることができてよかったです。

    パートナー

    黒羽秀さん

  • 名前
    黒羽実日子さん
    (パートナー)
    ユニファイドサッカーの魅力を教えてください
    みんなで楽しくサッカーができるところです。

    パートナー

    黒羽実日子さん

  • 名前
    黒羽範子さん
    (コーチ)
    ユニファイドサッカーの魅力を教えてください
    障がいのあるなしにかかわらず、自分の持ち味を活かしてプレーできるところです。障がいのある人と接したことのないサッカー経験者がたくさん関わるようになってほしいと思います。

    コーチ

    黒羽範子さん

  • 名前
    谷田部裕二さん
    (スペシャルオリンピックスアスリート)
    今日の感想を教えてください
    去年は緊張してどうしていいか分からなかったのですが、今年は落ち着いてプレーできたのでよかったです。

    スペシャルオリンピックス
    アスリート

    谷田部裕二さん

  • 名前
    阿部慎太郎さん
    (福島トヨペットパートナー)
    ユニファイドサッカーの魅力を教えてください
    みんな純真な気持ち、本気でやっている良い子たちばかりなので一緒にやっていてとても楽しいです。

    福島トヨペット
    パートナー

    阿部慎太郎さん

  • 名前
    笹山清美さん
    (ヘッドコーチ)
    ユニファイドサッカーの魅力を教えてください
    パートナーとアスリートが真剣勝負で一緒にプレーできるところが面白いと思います。

    ヘッドコーチ

    笹山清美さん

  • 名前
    市川聖也さん
    (スペシャルオリンピックス日本スタッフ)
    ユニファイドサッカーの魅力を教えてください
    接する機会がないだけで持たれてしまっている、知的障がい者への偏見をスポーツを通してなくしていけるところが素敵だと思っています。

    スペシャルオリンピックス日本
    スタッフ

    市川聖也さん

  • 名前
    若松剛さん
    (スペシャルオリンピックス日本スタッフ)
    ユニファイドサッカーの魅力を教えてください
    みんなが主役になれるところです。スポーツを通してアスリートが夢をもってもらえればうれしいです。

    スペシャルオリンピックス日本
    スタッフ

    若松剛さん

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2017.12.09-10 OASAKA

トヨタが主催、参加するイベントの中で、心が揺れ動く瞬間を見つけていくACTION CLIP。今回訪れたのは、「スペシャルオリンピックス日本 2017年第2回全国ユニファイドサッカー大会」。知的障がいのある人とない人が一緒に勝利をめざしてボールを追いかけたこの日、一体どんな感動と興奮が生まれたのでしょうか?