走行性能

プラットフォーム

低重心パッケージ

電池パックの最適配置による、低重心化と広い室内。

薄型の電池パックをアンダーボディに配置することで車体を低重心化し、操縦時のクルマとの一体感を実現。また、足元にゆとりある空間が生まれることで、広々とした室内空間を確保しました。

高剛性ボディ/軽量化

応答性を高める高剛性ボディ。

電池パックと車体フレームを一体化させることでボディ剛性を向上。また、主要骨格部位に高強度と軽量化を両立する部材(ホットスタンプ材、高張力鋼板など)を最適配置。トランスアクスルやモーター、インバーターを一体化したeAxleの採用も、ボディの軽量化につながっています。

ロングホイールベース/ショートオーバーハング

ゆとりある後席の広さ。

大径タイヤを四隅に配置したロングホイールベース&ショートオーバーハングにより、開放的な後席のゆとりを実現。また、バッテリースペースの拡大や伸びやかなサイドスタイリングにも貢献しています。

サスペンション/高減衰接着剤

全席で快適な乗り心地。

サスペンションは、ばね定数やアブソーバーの減衰力の調整により、優れた乗り心地と操縦安定性を高次元で両立。さらに構造材の接合には、ブルブルとした不快な振動を抑える効果が大きい高減衰タイプの接着剤を使用。どのような路面状況においてもフラットな乗り心地を実現しています。

最小回転半径

細い路地に適した取り回し。

ロングホイールベースでありながら、最小回転半径は5.6m。細い路地に入る時やUターン時、車庫入れや縦列駐車の取り回しがスムーズに行えます。

パドルスイッチ(回生ブレーキ調整機能付)

手元で回生ブレーキを簡単に操作。

回生ブレーキの減速度を4段階で調整可能。ブレーキペダルの踏み替え頻度を低減するとともに、ドライバーの感覚に合う走りを実現します。

パワーユニット

システム最高出力

モーターによるパワフルで爽快な走り。

電気自動車(BEV)走行距離

交流電力量消費率

一充電走行距離

充電・給電

BEVバッテリー保証

安心の修理・交換保証。

バッテリーに不具合が発生した場合、10年20万kmまでの間、無償でバッテリー修理を行えるほか、新車時と比べて充電量が70%以下となった場合には無償でのバッテリー交換を保証しているため、安心してbZ4Xをお楽しみいただけます。

普通充電&急速充電

自宅でも、外出先でも、気軽に充電。

ご家庭では、付属の充電ケーブル*7とコンセントをつなぐだけで手軽に充電可能。道の駅やサービスエリアなどに設置されている「急速充電」にも対応しているので、外出先でも気軽に充電できます。

[1]ESU*8(電力供給ユニット)
より短時間で充電が可能な150kW出力の急速充電器(スタンド)に対応。小型ユニットに機能を集約し、車両の軽量化にも貢献しています。

[2]普通充電ポート(充電インレット照明・充電インジケーター付)
車両に付属の充電ケーブルを用いて、自宅駐車場などのコンセント(200V/100V)とつなぐ充電や、普通充電器(スタンド)を利用した充電が可能です。

[3]急速充電ポート(充電インレット照明付)
CHAdeMO規格に準拠し、一般社団法人チャデモ協議会の認証を受けた急速充電器(スタンド)を利用し、充電が可能です。

充電ケーブル(AC200V・AC100V兼用)
バッテリープレコンディショニング機能

寒さが厳しい地域・時期の急速充電をサポート。

急速充電の前にバッテリーの温度を最適な状態に調整することで、特に寒冷時の充電時間を短縮。外気温が-10℃の環境下でも、約28分*1*2での急速充電が可能になります。

ソーラー充電システム*1

ソーラーパネルで発電した電力を、走行に活用。

ソーラーパネルを車両ルーフに搭載し、駐車中に太陽光をEV走行用エネルギーに変えるシステムを実現。充電スタンドがない駐車場や災害等で停電した場合でも、太陽光さえあれば充電できます。また走行中は、補機バッテリー系統に給電することで、駆動用バッテリーの消費を低減します。発電量はマルチインフォメーションディスプレイやマルチメディア画面、スマートフォンアプリで確認できます。*2

[Zにメーカーオプション]

タイマー充電

家電感覚で、充電の予約ができる。

普通充電の開始時刻や終了時刻をあらかじめ設定できる機能です。ディスプレイオーディオ画面やスマートフォンアプリ「My TOYOTA+」から充電の予約が可能です。

また、最寄りの充電スポットは、「コネクティッドナビ」やスマートフォンアプリ「My TOYOTA+」で簡単に探せます。

走りの快適性

eAxle(イーアクスル)

伸びのある加速フィーリング。

トランスアクスル、モーター、インバーターを一体化したeAxle。高応答性のモーターを最大限に活用し、発進直後にトルクがピークに達するため、ガソリン車とは段違いのパワーと加速感を味わえるほか、静粛性にも優れています。また、eAxleに採用した次世代の半導体SiC(シリコンカーバイト)がエネルギー損失低減に貢献。さらなる電費の良さを実現しています。

ドライブモードセレクト

悪路で高い走破性を発揮するX-MODEを搭載。

走行シーンやドライバーの好みに合わせて、最適な走りを選べます。X-MODEでは、雪道やオフロードに対応した3つのモードを選択可能。駆動力とブレーキの協調制御を最適化することで、悪路での走りを安定させます。

[ドライブモードセレクト(X-MODE/ECO/NORMAL)はZ(4WD)に標準装備。ドライブモードセレクト(ECO/NORMAL/SNOW)はZ(FWD)、Gに標準装備]