安全性能
Toyota Safety Sense
進化を続ける次世代の予防安全パッケージ。
[POINT 1]
先進機能が、多くの状況でドライバーをサポート。
■プリクラッシュセーフティ:ぶつからないをサポート
■レーントレーシングアシスト:高速道路のクルージングをサポート
■レーンディパーチャーアラート:はみ出さないをサポート
■レーダークルーズコントロール:ついていくをサポート
■オートマチックハイビーム:夜間の見やすさをサポート
■ロードサインアシスト:標識の見逃し防止をサポート
■ドライバー異常時対応システム:救命・救護をサポート
■プロアクティブドライビングアシスト:安全運転をさりげなくサポート
■発進遅れ告知機能:先行車・信号出遅れ防止をサポート
[POINT 2]
2種類のセンサーで高い認識性能と信頼性を両立。
セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉(サポカーS〈ワイド〉)は、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているものです。衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置など安全運転を支援する装置を搭載し、高齢者を含むすべてのドライバーの安全をサポートします。
2018年度JNCAP衝突安全性能評価において「ファイブスター賞」*4も受賞しています。
街中の走行
直進時の衝突回避・被害軽減をサポート。
前方の車両や歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼夜)、自動二輪車(昼)をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。警報ブザーとマルチインフォメーションディスプレイ表示で衝突の可能性を知らせ、ブレーキを踏めた場合はプリクラッシュブレーキアシスト。ブレーキを踏めなかった場合はプリクラッシュブレーキを作動させ、衝突回避または被害軽減をサポートします。プリクラッシュブレーキは歩行者や自転車運転者に対しては自車が約5~80km/hの速度域で作動し、衝突回避または被害軽減をサポートします。また、車両や自動二輪車に対しては自車が約5km/h以上で作動し、衝突回避または被害軽減をサポートします。
交差点での検知にも対応。
交差点右折時に直進してくる対向車および右左折時に横断してくる歩行者や自転車運転者をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。交差点での検知は隣接2レーンまでの対向車に作動領域を拡大しています。ブザーと表示で衝突の可能性を知らせると同時に、プリクラッシュブレーキを作動。衝突回避または被害軽減をサポートします。
交差点での出会い頭時の検知にも対応。
交差点に進入する際、交差する車両や自動二輪車をミリ波レーダーと単眼カメラで検出。ブザーと表示で衝突の可能性を知らせると同時に、プリクラッシュブレーキを作動。衝突回避または被害軽減をサポートします。
ドライバーによる回避操舵をきっかけに操舵と車線逸脱抑制をサポート。
歩行者、自転車運転者、車両、自動二輪車と衝突する可能性が高く、自車線内に回避するための十分なスペースがあるとシステムが判断した場合で、ドライバーの回避操舵があったとき、操舵支援を行い、車両安定性確保と車線逸脱抑制に寄与します。
低速時の自車直前にいる歩行者、自転車運転者、車両検知機能により衝突回避・被害軽減をサポート。
低速時の自車の直前にいる歩行者、自転車運転者、車両をミリ波レーダーと単眼カメラで認識。前方に対象物がある状態で、停車または徐行状態からアクセルペダルが必要以上に強く踏み込まれた場合には、エンジンおよびハイブリッドシステム出力を抑制または弱いブレーキをかけることで加速を抑制し、衝突回避または被害軽減をサポートします。
安全運転をさりげなくサポート。
「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、危険に近づきすぎないよう運転操作をサポートし、ドライバーの安心につなげます。
■歩行者/自転車運転者/駐車車両に対する操舵・減速支援
リスクを先読みし、危険に近づきすぎないようにステアリング・ブレーキ操作をサポートします。
■先行車に対する減速支援
先行車や隣接車の割り込みを検出した時、ドライバーのアクセルOFFに応じて、車間距離が近づきすぎないように緩やかに減速します。
■カーブに対する減速支援
前方のカーブに対して自車の速度が速いと判定した場合、ドライバーのアクセルOFFに応じて緩やかに減速します。
■右左折時減速支援
信号交差点への接近を検出した時、ドライバーのアクセルOFF、ウインカー操作に応じてあらかじめ減速を支援し、右左折時の操作余裕を確保します。
標識の見逃し防止をサポート。
単眼カメラで認識した「最高速度」「はみ出し通行禁止」「一時停止」「転回禁止」の道路標識をマルチインフォメーションディスプレイに表示。また、「最高速度」「車両進入禁止」「赤信号」の道路標識や信号に従っていないとシステムが判断した場合、表示の反転や点滅、ブザーなどでドライバーに告知。それらにより、道路標識などの見落としを減らし、安全運転を促します。
■赤信号の告知機能
赤信号を認識している場合に、信号を見落として交差点に進入する可能性があるとシステムが判定したときには、ディスプレイの点滅表示やブザーにより注意を促します。
先行車・信号出遅れ防止をサポート。
交差点で信号が赤から青に変わった時や、先行車発進時の「うっかり出遅れ」をブザー&マルチインフォメーションディスプレイ表示でお知らせします。
■信号切り替わり時の出遅れにも対応
先行車の発進をお知らせする従来の機能に加え、信号が赤から青に変わったときの「うっかり出遅れ」も表示とブザーでお知らせします。
高速道路の走行
ついていくをサポート。
■先行車追従機能
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援します。先行車が停止した時は自車も停止して停止状態を保持、先行車が発進した時はドライバー操作により発進し、追従走行を再開します。
先行車との間にちょうどいい距離が設定できる。
■4段階の車間距離設定
先行車との車間距離設定を4段階とし、より感覚にあった車間距離を実現しています。
高速域での走行中も、スムーズな車線変更をサポート。
レーダークルーズコントロール使用中にウインカー操作をした際、遅い先行車を追い越すための予備加速、または車線変更先にいる遅い先行車に追従するための予備減速を実施し、スムーズな追い越しや車線変更を行います。
高速道路の渋滞走行時など、運転負荷を大幅に軽減。
ミリ波レーダーおよび単眼カメラの検知範囲拡大などにより、前方認識範囲を拡大。停止・発進を繰り返すシーンで、先行車や先々行車の認識、進路判定、割り込み車などに対して、優れた認識性能を確保しています。
カーブを検知し、スムーズに曲がれるように減速。
レーダークルーズコントロールで走行中、システムが前方のカーブを検知すると必要に応じて速度抑制を実施。より遠方のカーブまで検知して早期に減速を行います。
高速道路のクルージングをサポート。
車線の中央を走行するために必要なステアリング操作の一部を支援。
■車線維持支援機能
車線が見えにくい、または見えない場合も、先行車を追従してステアリング操作を支援します。カーブ走行性能の向上により、シーンに合わせて車線維持のトレース位置を変化させる制御を追加。例えば隣接車線の車両を追い抜いたり、路外の構造物との距離が近い場合などは、走路中央よりも回避側にトレース位置をオフセットします。
はみ出さないをサポート。
車線から逸脱するおそれがある場合にディスプレイへの表示およびステアリングの振動または警報ブザーにより警告するとともに、車線からの逸脱を避けるためのステアリング操作を支援。
■車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制機能
車線だけでなく、アスファルトと草・土などの境界や縁石、ガードレールなどの構造物も認識対象としてシステムが作動します。歩行者や駐車車両を避けるための意図的な車線逸脱と判断した場合は、車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制機能の作動を抑える機能を採用しました。また、ブラインドスポットモニター[BSM]装着車は方向指示灯の点滅中であっても、隣の車線を走行中の車両と衝突する可能性があると判断した場合、車線逸脱警報機能/車線逸脱抑制機能が作動し、音声でお知らせします。
救命・救護をサポート。
レーントレーシングアシスト[LTA]制御中にドライバーの無操作状態が継続している場合、音と表示と緩減速による警告でドライバーに操作を促すほか、ハザード・ホーン・ストップランプで車外に異常を報知しながら自車線内に減速停車し、自損・加害事故の回避・事故被害低減を支援します。停車後は、ドア解錠やヘルプネット®自動接続による救命要請も行い、早期のドライバー救命・救護に寄与します。
夜間の走行
夜間の見やすさをサポート。
ハイビームとロービームを自動で切り替え、夜間の歩行者などの早期発見をサポート。切り替え忘れを防ぐほか、手動操作の煩わしさも軽減します。
駐車支援
静止物や接近車両を検知し、衝突被害の軽減に寄与。
パーキングサポートブレーキ(前後方静止物)はアクセルの踏み間違いや踏みすぎなどで起こる衝突を緩和し、被害の軽減に寄与するシステム。車庫入れなどの運転時、静止物の接近を表示とブザーで知らせる「クリアランスソナー」に、静止物との接触を緩和する機能を追加。前後進行方向にある壁などの静止物を検知している場合、発進時にエンジン出力/ハイブリッドシステム出力を抑制し、さらに距離が縮まると衝突被害軽減ブレーキが作動します。また、パーキングサポートブレーキ(後方接近車両)は駐車場から後退する際に、自車の左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知。ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーによりドライバーに注意を喚起します。衝突の危険性がある場合は自動的にブレーキ制御を行うことで接近車両との衝突被害軽減を支援します。
[パーキングサポートブレーキ(前後方静止物):全車標準装備]
[パーキングサポートブレーキ(後方接近車両):G“Z”グレードに標準装備。G、G“X”グレードにメーカーオプション]
ディスプレイオーディオに後方の視界を表示。
ディスプレイオーディオに後方の視界を表示し、安心の車庫入れをサポート。「距離目安線」「車幅延長線」「駐車ガイド線」およびステアリング操作に連動する「予想進路線」を画面に表示します。
[G“Z”、Gグレードに標準装備。G“X”グレードにメーカーオプション]
その他の安全機能
車線変更時の危険をお知らせ。
走行中、ドアミラーでは確認しにくい後側方エリアに存在する車両に加えて、隣接する車線の最大約60m後方までモニターし、急接近してくる車両も検知します。車両を検知するとドアミラー内のインジケーターが点灯、車両を検知した状態でウインカーを操作するとインジケーターが点滅し、より注意を喚起します。
[G“Z”グレードに標準装備。G、G“X”グレードにメーカーオプション]
降車時の危険をお知らせ。
降車時、ブラインドスポットモニター[BSM]のセンサーを活用し、後方からの自転車を含む接近車両などを検知。開放後のドア、もしくは降車した乗員と衝突する可能性があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内のインジケーターを点灯させ注意を促します。また、ドアを開けようとした場合は、ブザー、ドアミラー内のインジケーターの点滅、メーターの表示で乗員に告知します。
[G“Z”グレードに標準装備。G、G“X”グレードにメーカーオプション]
シフト操作を間違えた時や後退時に、速度を抑制して被害軽減に寄与。
シフト操作時における急発進・急加速を抑制し、衝突時の被害軽減に寄与します。例えば、後退時に衝突して慌てたドライバーが、アクセルを踏み込んだままシフトを「R」から「D」へ変更した際、表示で注意を促すとともにエンジン出力/ハイブリッドシステム出力を抑制。また後退時、必要以上にアクセルを踏み込んで速度が上がりすぎるのを防ぐために、エンジン出力/ハイブリッドシステム出力を抑えます。
車載カメラの録画で万が一のときも安心。
車載カメラの映像を内蔵メモリに録画。別のカメラを後付けすることなく前方映像を記録できます*1。常時録画だけでなくエアバッグ作動時の自動録画や音声認識による手動録画等、クルマと連携した便利な録画トリガーを採用しました。録画した映像はディスプレイオーディオの大画面ですぐに再生。USBメモリへの転送やWi-Fi®経由でスマートフォンへ転送し再生することも可能です*2。録画した映像は録画地点を地図上に表示することもできるので、場所から簡単に再生したい映像を見つけられます*3。
[G“Z”、Gグレードにメーカーオプション]
■ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター
[G“Z”、Gグレードに標準装備。G“X”グレードにメーカーオプション]
暗くなったら自動で点灯。
車外の明るさに応じてヘッドランプを自動的に点灯・消灯。夕暮れ時やトンネルの続く山道などで役立ちます。イグニッションOFF後、エンジンOFF(ハイブリッドシステムOFF)時に自動消灯するので、ライトの消し忘れも防止できます。
後続車に急ブレーキをお知らせ。
急ブレーキをかけると、ハザードランプが自動的に点滅。後続車に注意を促し、追突される可能性の低減に寄与します。
坂道でもスムーズに発進。
坂道での発進時、ブレーキからアクセルに踏み替える際に、ブレーキ油圧を保持することによって車両のずり落ちを緩和し、スムーズな発進を実現します。
衝突時の被害を軽減するために。
前席乗員の頭や胸の上体に作用する衝撃力を分散・緩和させるSRSエアバッグから、後席乗員の頭部側面まで保護するSRSカーテンシールドエアバッグまで、合計6つのエアバッグを設定しています。
優れた衝突安全ボディ。
衝撃吸収ボディと高強度キャビンからなる、衝突安全ボディ“GOA*2”。重量・車高の異なるクルマ同士の衝突時における共存を追求する、コンパティビリティの概念を採り入れています。また、超高張力鋼板を最適配置することで強固な骨格を実現し、優れた衝突安全性能を確保しています。
歩行者の頭部や脚部への衝撃を緩和。
[A]衝撃吸収カウル構造
[B]衝撃吸収ワイパーピボット構造
[C]衝撃吸収フェンダー構造
[D]衝撃吸収ボンネット構造
[E]衝撃吸収バンパー構造
同乗するお子様に、大きな安心を。
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