安全性能
アイサイト
「アイサイト」それはどこまでも“人”を考え抜いた安全テクノロジー。
アイサイトは、主な機能を「ステレオカメラ」による認識と制御によって実現しています。このカメラは常に前方を監視し、人の“目”と同じように距離を測ることが可能。さらにクルマや歩行者、白線などを識別できるほか、広い視野角と視認距離、カラー画像によるブレーキランプの認識など、高い認識性能を誇ります。その情報と走行状況を基に、“頭脳”にあたるソフトウェアが必要な制御を判断し、状況に合わせてクルマの各ユニットを“手足”のように適切に制御します。GR86ではスポーツカー特有の低い車高に合わせた専用設計により、安心・安全な運転を支援します。
街中の走行
ブレーキ制御で衝突回避をサポートする
衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドライバーに注意を喚起。ブレーキによる回避操作があった場合は強い制動力を速やかに発生。回避操作がない場合はブレーキ制御を行い、自動的に減速または停止*1します。前方車両との速度差が約50km/h以下なら衝突回避、または被害を軽減*2します。
車線変更や後退時の危険を知らせる
車体後部に内蔵されたセンサーによって、自車の後側方から接近する車両を検知。衝突の危険があるとシステムが判断した場合、ドアミラー内側のLEDインジケーターや警報音でドライバーに注意を促します。
[死角車両検知]
ドアミラーからは見えにくい、後側方の車両を検知し、インジケーターの点灯によってお知らせ。その状態で方向指示器を操作して車線変更しようとすると、点滅によって注意を促します。
[車線変更支援]
隣車線の後方から高速で近づいてくる車両を検知し、インジケーターの点灯によってお知らせ。その状態で方向指示器を操作して車線変更しようとすると、点滅によって注意を促します。
[後退時支援*]
駐車場などからの後退時、自車の後側方から接近する車両を検知し、インジケーターの点滅と警報音でドライバーにお知らせします。
[RZに標準装備、SZにメーカーオプション]
高速道路の走行
前のクルマについていき、渋滞や高速巡航を快適に
■全車速追従機能付クルーズコントロール
高速道路や自動車専用道路で、0km/h~約120km/hの幅広い車速域*2で定速または先行車に追従走行。高速巡航からノロノロ運転が続く渋滞時まで、アクセルとブレーキ操作のわずらわしさを軽減します。
[AT車に標準装備]
■追従機能付クルーズコントロール
高速道路や自動車専用道路で、30km/h以上*2で走行中に先行車に追従します。25km/hを下回ると自動で解除されます。
[MT車に標準装備]
“うっかり”を注意してくれる
自車のふらつき(高速走行時・約60km/h以上)や車線逸脱(約40km/h以上)を検知した場合、警報音と警告表示でドライバーに注意を促します。また、先行車の発進を音と表示でお知らせします。
夜間の走行
見通しの悪い夜間時の走行に、ひとつ上の安心をプラス
アイサイトのステレオカメラが前方を検知し、状況に応じてハイビーム/ロービームを自動的に切り替え。より明るく安全な夜間視界を確保します。
ステアリング操作に連動して照射する
カーブや交差点を曲がる時、車速とステアリング操作に連動して進行方向の先を照射。車両や歩行者をいち早く認識できるなど、夜間走行の安全性を高めます。
[RZに標準装備]
駐車支援
バックの時の衝突回避をサポートする
■後退時ブレーキアシスト*
後退時、衝突の可能性がある場合は、段階的に注意を喚起。回避操作がない場合はエンジン出力とブレーキの制御により、衝突回避をサポートします。
[AT車に標準装備]
■クリアランスソナー(リヤ)*
後退時に車両後方の障害物を検知し、ブザーとディスプレイ表示でお知らせします。
誤操作による急な飛び出しを防ぐ
駐車スペースから出る時などの、シフトレバーの入れ間違いやペダルの踏み間違いによる急な飛び出しを抑制。「発進」だけでなく「後進」への対応も実現しています。また、後退時の制限速度を設定できる「後退速度リミッター」も備えています。
[AT車に標準装備]
その他の安全機能
セーフティ・サポートカーS〈ワイド〉(サポカーS〈ワイド〉)は、政府が交通事故防止対策の一環として普及啓発しているものです。衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い時加速抑制装置など安全運転を支援する装置を搭載し、高齢者を含むすべてのドライバーの安全をサポートします。