費用、燃費、安全性能など、
自動車ジャーナリスト
藤島知子さんが
様々な角度からミニバン選びで
失敗しないコツを伝授します。
失敗しないクルマ選びの
第一歩は、
普段の利用シーンを
イメージすること。
- クルマ選びの第一歩は
普段の利用シーンをイメージすること。 - ミニバンは多種多様な目的に
対応したクルマ。 - ひと口にミニバンといっても
様々な選択肢がある。
低価格・低燃費でお財布にやさしく、使い勝手が良いサイズのコンパクトカー。アウトドアだけでなく、街乗りでも納得の走りを実現するSUV。乗り心地や居住性を重視してセダンを選ぶ人もいるでしょう。だけど、普段の使い方をイメージしてみてください。車を利用する目的は1つだけでしょうか?車の利用方法は多種多様。だからこそ、「多目的」を追求したボディタイプであるミニバンがオススメです。トヨタのミニバンは、サイズや価格の他に「コンパクトながら大人数を乗せられる」、「居住性や高級感を追求している」など、好みやスタイルに合わせられる幅広い選択肢があり、あなたの要求をきっと満たしてくれるはず。様々な選択肢の中から自分にピッタリの1台を見つけるためにも、以降の項目を参考に、選び方のコツを学んでいきましょう。
安全性のキーワードは、
事故を未然に
防ぐための
「予防安全機能」です。
- 近年、最も進化したのは
クルマの安全性能。 - 予防安全と衝突安全で
安全性を考える。 - 安全機能は事故の被害軽減が
できるようドライバーをサポート。
いま、クルマを購入するなら、見逃せないのが「予防安全装備」。中でも、衝突を回避または事故の被害を軽減する「衝突回避支援ブレーキ」への関心度は高く、実際に購入するユーザーが増えています。その点、トヨタのミニバンは衝突回避支援ブレーキを備えた「プリクラッシュセーフティシステム」、夜間の安全視界を確保する「アダプティブハイビームシステム」、高速走行時の居眠り運転防止などに効果的な「車線逸脱警報」などの予防安全装備を充実させたクルマが続々と登場しています。こうした事故の危険性を減らす装備をはじめ、起こってしまった事故に対する衝突安全性の確保など、「全方位」の安全を充実させているのもポイント。乗っている乗員を守るだけでなく、加害者にならないことも大事なことなのです。更にTOYOTAは高速道路や自動車専用道路の本線上の走行を支援する「アドバンスト ドライブ」、安全・安心でスムーズな駐車支援を行う「アドバンスト パーク」を開発し、搭載された車種も発表されています。
トヨタが誇る先進安全機能が充実した、
安心のミニバン
進化を続ける次世代の予防安全パッケージ
Toyota Safety Sense搭載車
事故が起こりやすい高速度域や夜間、車線逸脱といった様々なシーンをカバーするための機能をパッケージ化。
万が一の時でも事故を回避または被害軽減できるよう、ドライバーをサポートします。
人とクルマの協調を実現する、新たな先進技術トヨタ チームメイト搭載車
購入費用を
節約するには、
「サイズを見直す」ことも
一つの手です。
- 世間の評判よりも、
自分たちの使い方に合わせた選択を。 - 同じ予算でも、車格を下げれば
充実した装備が手に入るメリットも。 - 豊富なラインアップから、
自分に”ちょうどいい”クルマを探す。
「いま人気の車種だから」という理由で、クルマを購入する話を耳にします。世間の評判は良くても、それが自分たちにとってベストな選択なのかは別の話。常に多くの人や荷物を載せるなら、大きいサイズが必要だけど、「普段は2列目までしか使わない」という場合なら、3列目を手軽に格納して荷室として活用できる「シエンタ」という選択肢もあります。ムダを削ぎ落として車格を下げれば、普段は身軽に動きやすいし、同じ予算内で一クラス上の装備を手に入れることだってできる。使い方に合わせて「自分にとってちょうどいい」を見つけることが賢いクルマの選び方。選択肢が豊富なトヨタのミニバンなら、きっとあなたにピッタリの1台に出会えるはずです。
サイズもいろいろ。
選べる、トヨタのミニバン
COMPACT
MIDDLE
LARGE
目先の値段は大事。
でも、もっと大事なのは
5年後の値段です。
- 目先の価格よりも
保有中に満足できるミニバン選びを。 - 価値ある一台を選べば、
未来の売値は高くなる。 - 人気のミニバンを見分けるには、
中古車市場をチェック。
「家族が増えた」、「孫を連れて旅行に出掛けたい」といった理由で購入されることが多いミニバン。子育てを行うライフステージで乗るクルマだと考えるなら、いつか必ず売る時期がやって来るもの。理想は保有期間中に満足感が得られるクルマで、なおかつ、手放す時にいい条件で売り切ることができるミニバンを選ぶこと。最近では「値引きしてくれたから」といった理由でクルマを購入する話をよく耳にしますが、買う瞬間のメリットは大きかったとしても、売却時の下取り価格の値崩れが気になるところ。一方で、購入時に値引きが少ないクルマでも、中古車市場で引き合いが多い価値ある一台であれば、売却時に下取り価格が安定しているメリットが得られます。
人気のミニバン勢揃い!
広ければ快適?
いいえ。大事なのは、
自分たちに快適な広さを
見極めること。
- 使う人の目線で、
快適な広さを見極める。 - 座席の幅、足下、室内高など、
ポイントで広さをチェック。 - シートアレンジの使いやすさも
快適性のうち。
初めてミニバンを購入する時、どこに注目して選べばいいのでしょうか? 大事なことは使う人の目線で選ぶこと。例えば、乳幼児の世話をするママにとっては、2列目シートがフラットな8人乗りを選べばおむつ替えが楽ラク。家族で車中泊をする時はフルフラットのベッドにもなってくれます。また、子供が歩けるようになったら、ハンドグリップ付きのスライドドアで乗り込みやすいと嬉しい。一方で、長距離ドライブでくつろぎたいなら、7人乗りがオススメ。独立式の2列目シートは、アームレスト付きの特等席になってくれます。積載性については、アウトドアの荷物を積む、塾のお迎えで自転車を積む場合など、販売店で実際に実車を触って、シートアレンジのしやすさもチェックしてみて。
自分に快適な広さが見つかる、
多彩なミニバンラインアップ!
低床設計とフレキシブルなシートアレンジ
圧倒的な広さとくつろぎの室内空間
運転しやすい
ミニバン選びのポイントは、
運転に不安のある方の視点です。
- 運転のしやすさは、
運転に不安のある方の視点で。 - 視界の良さは車幅感覚の捉えやすさと
小回り性に結びつく。 - 死角を補う電子デバイスが
安心をサポートする。
「クルマのこと良く解らないし……」と、試乗は他の人に任せていませんか? 少しでも運転をする機会があるのなら、運転席に座って確かめてみて。運転視界や運転のしやすさは千差万別。着座位置が高いミニバンは前方の見晴らしはいいけれど、狭い道を走る時や幼い子供がいる場合は自車周辺の状況に注意が必要。周辺の状況が確認しやすいクルマは車幅感覚が捉えやすく、Uターンをする時にハンドルの切り遅れが少なくなります。最近のミニバンには、クルマを頭上から見たようにして自車周辺の状況が確認できる「パノラミックビュー」や車外の状況を透かして見せる「シースルービュー」のようなサポート機能も。運転しやすいクルマは家族の安心に繋がります。
運転のしやすさで人気のラインアップ
小回り重視
運転アシスト重視
(パノラミックビューモニター搭載車)
駐車時や発進時などにおいて運転席からは確認しづらい周囲の状況をリアルタイムに見晴らせ、低速時の運転をアシスト。
ハイブリッドの魅力は
「低燃費」だけでは
ありません。
- ハイブリッドカーの仕組みは
クルマやメーカーで異なる。 - トヨタのハイブリッドカーは
低燃費+静かで快適。 - エンジンで走るクルマも低燃費
技術の向上が目覚ましい。
低燃費技術が注目されているハイブリッドカー。どれも同じだと思っていませんか?「ハイブリッド」の意味は本来、異なる要素のものを組み合わせること。つまり、ハイブリッドカーといっても、実は様々な種類が存在しており、実際に体感する走りは異なります。トヨタのハイブリッドカーのコダワリはモーター走行時の「圧倒的な静粛性」やエンジン+モーターパワーで得られる「ゆとりの走り」、先進性を印象づけるメーター表示も。一歩先の未来に触れ、低燃費+αの価値を得ることが所有する満足感を高めてくれます。車両価格を含めて費用を抑えたい場合は、エンジンのみで走るクルマという選択も。最新のエンジンは燃焼効率が高められているものが多く、エネルギー消費を抑える技術も進化しています。
トヨタが誇るハイブリッドシステムを
搭載したミニバン
■掲載している車両画像および機能は、実際の車両と一部異なる場合がございます。