エンジンオイルは、エンジン内部の潤滑などを行い、エンジンをスムーズに動作させるためのものです。クルマを長く調子よくお使いいただくためにはエンジンオイルの定期的なメンテナンスや交換は大変重要です。また、燃費向上にも寄与します。
トヨタ純正省燃費オイルについて
トヨタ車の性能を最大限に発揮させるために車両と連動して開発したオイルです。トヨタ車を末永く安心してお乗りいただくため、最も信頼できるトヨタ純正オイルです。
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- クルマに備え付けの取扱書で適合するオイルの規格・粘度をご確認の上ご使用ください。
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- 低粘度のオイル品質規格「JASO GLV-1」認定を取得。低摩擦化を実現し、ハイブリッド車の燃費向上に貢献します。
- 商品名:トヨタ純正モーターオイル
ベースオイル:全合成油
JASO:GLV-1
SAE:0W-8
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- 0W-20に比べ、更に低粘度化を進め、燃費を向上。
トヨタのクルマ以外のSP 0W-16推奨車にもお使いいただけます。 - 商品名:トヨタ純正モーターオイル
ベースオイル:全合成油
API:SP
ILSAC:GF-6B
SAE:0W-16
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- 高性能な合成油をベースオイルとして使用し、常温粘度を低減。更に、摩擦抵抗を減少させる添加剤も配合し、燃費向上を実現。
- 商品名:トヨタ純正モーターオイル
ベースオイル:全合成油
API:SP
ILSAC:GF-6A
SAE:0W-20
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GRモーターオイルについて
モータースポーツ活動を通じて得られたノウハウを織り込んで開発した、トヨタ車にマッチした純正プレミアムスポーツオイルです。
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- サーキットでのタイムアップなどレスポンスのよい走りを狙いました。
- 商品名:トヨタ純正GRモーターオイルCircuit
ベースオイル:全合成油
SAE:0W-16、0W-20
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- 上質な走りを目指したプレミアムオイルです。
- 商品名:トヨタ純正GRモーターオイルTouring
ベースオイル:全合成油
SAE:0W-30、5W-40
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- ノンポリマー処方で高耐久なプレミアムオイルです。
- 商品名:トヨタ純正GRモーターオイルEndurance
ベースオイル:全合成油
SAE:0W-20
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チェックポイント
エンジンオイルは劣化すると、右の写真のように黒ずみ、エンジンの性能が落ちます。またエンジンオイルを交換しないまま走行を続けると、故障の原因となる場合があります。
交換時期の目安
| 車種 | 標準交換時期 | シビアコンディション*時の場合 |
|---|---|---|
| ガソリン車(ターボ車除く) | 15,000km、または1年 | 7,500km、または6ヶ月 |
| ガソリンターボ車 | 5,000km~10,000km、または半年~1年 | 2,500km、または3ヶ月 |
| ディーゼル車 | 5,000km~20,000km、または半年~1年ごと | 2,500km~10,000km、または3ヶ月~半年ごと |
- 車種によって異なりますので、詳しくは取扱書を参照いただくか、お近くのトヨタのお店にお問い合わせください。
- あくまでも目安です。早め早めの交換をおすすめいたします。
- 使用状況により劣化状態は変わります。また、エンジンオイルはクルマを使わなくても自然に劣化します。
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- シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等
オイルフィルター(エレメント)について
エンジンオイルをろ過し、汚れを取り除くのがオイルフィルターです。エンジンオイルの交換とともに、オイルフィルターの交換をおすすめします。汚れには、エンジンオイル内の金属粉(削りかす)、カーボンなどがあり、定期的な交換を行わないとフィルターが目詰まりをおこします。フィルターの目詰まりにより汚れの除去ができなくなりエンジンに重大な損傷を与える恐れがあるので、定期的な交換が必要となるのです。
チェックポイント
オイルフィルターは劣化すると、右の写真のように黒ずみます。フィルターが目詰まりした状態ではオイルの汚れの除去ができなくなります。
交換時期の目安
| 車種 | 標準交換時期 | シビアコンディション*時の場合 |
|---|---|---|
| ガソリン車(ターボ車除く) | 15,000km | 7,500km |
| ガソリンターボ車 | 10,000km~15,000km | 5,000km |
| ディーゼル車 | 15,000km~20,000km | 7,500km~10,000km |
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- シビアコンディションの条件:悪路走行が多い、走行距離が多い、山道など上り下りの頻繁な走行等
ディーゼル車用 アドブルーについて
ディーゼル車は、アドブルーの残量がなくなると、エンジンを再始動できなくなります。
チェックポイント
アドブルーの消費量は運転状況や走行環境などにより異なります。以下の場合は、アドブルーの消費量がおおくなりますので、こまめに残量をチェックすることをおススメします。
- トレーラーをけん引しているとき
- アクセルを深く踏み込んでいるとき
- 長い上り坂を走行しているとき
- 排出ガス浄化装置が働いているとき


