事前の準備で被害を軽減
台風前のお家の対策
「台風」は天気予報などで数日前から規模や進路を知ることができます。地震とは異なり予測がつく災害なので、事前に準備しておくことで被害を最小限にすることができます。
NO.1
家の外の対策
風で飛ばされそうなものは固定したり、家の中に入れたりしておく。窓が割れると家の中で過ごせなくなるので、雨戸などを閉め、窓ガラスにものが当たらないようにする。玄関など水が入ってきそうな場所は、土のうや水のう、ブルーシートなどを使ってふさいでおく。家周辺やベランダにある排水溝や側溝にごみがたまっていた場合は、すぐ水があふれるので事前に掃除をして水はけをよくしておく。
NO.2
家の中の対策
「窓ガラス」と「浸水」の対策を。部屋に破片が飛び散るとケガのリスクが格段に上がるので、窓ガラスは「飛散を防止する」という視点が大切。最も有効なのは飛散防止フィルムを貼ることだが、それができないときでもカーテンを閉めれば飛散を防ぐことができる。浸水については1階の水が入ってきそうな場所をブルーシートなどで養生しておくほか、万が一浸水してしまったときのことを考え、大切なものを2階や棚上など高いところに置いておくという対策を。
POINT POINT
台風の場合、風そのものではなく「ものが飛んでくる」ことが危険です。飛びそうなものをしまうこと。それだけでリスクを減らすことができます。
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