とっさのケガも日用品ですぐに対応
身近なもので代用しよう-応急手当-
ケガをしてしまったのに、三角巾や包帯など手当のための道具が手元にない。災害時にはそのような状況になることが多いと思います。そんな時にもあきらめず、身近なものを使って対応しましょう。
レジ袋を三角巾に
両端を切って首からさげれば、三角巾として使える。首と袋の間にハンカチを挟むと首が擦れず痛くないので尚良い。
新聞紙を添え木に
丸めると骨折時の添え木として使える。新聞紙がなければ雑誌でも良い。骨折部分の上下の関節よりも長いものを探そう。
ラップを包帯に
止血後に患部に巻けば包帯として使える。感染予防のため止血時にはポリ袋を手に被せ、血に直接触れないようにしよう。
ペットボトルを洗浄シャワーに
きれいな水は貴重。使いすぎないようにするために、ふたに穴をあけ傷口の洗浄や手洗いに使おう。
キッチンペーパーをマスクに
蛇腹折りにした後、両端に輪ゴムをあて、ホチキスで止めれば簡易マスクに。マスクが足りない時には作ってみよう。
毛布・シーツを担架に
端をクルクル巻き持ち手を作れば簡易の担架に。頭から衝突すると危険なので、足を進行方向に向けてケガ人を運ぼう。
救急隊に引き継ぐまでの一時的な応急処置なので、代用品でも有効です。ケガ人は早めに処置することが大事なので、その場にあるものを活用して対応しましょう。