ICE(GASOLINE) HEV
地方移住し生活環境が変わった子育て世代カメラマンがハイブリッド車を初体験

地方移住し
生活環境が変わった
子育て世代カメラマンが
ハイブリッド車を初体験

2023.05.26

関東から和歌山へ家族で移住したフォトグラファー、利根川幸秀さん。どこにいくにもクルマが必要な環境で暮らす利根川さんにとって、愛車であるガソリンエンジンのファミリーカーは毎日の生活に欠かせない必需品です。そんな利根川さんの元に、エンジンと電気モーターがそれぞれ得意な領域を補い合って走るHEV(ハイブリッド車)のシエンタがやってきました。HEVによって利根川さんの生活はどう変わるのか。初回レポートをお届けします。

利根川 幸秀(とねがわ ゆきひで)さん

利根川 幸秀(とねがわ ゆきひで)さん

1978年生まれ。1999年からインドや中東、東欧や東南アジアへ、ムエタイのリングに上がるなど現地で旅費を稼ぐスタイルでバックパッカーをした後、写真家のアシスタントに。2010年よりフリーランスのフォトグラファーとして独立し、おもにポートレートや家族写真の撮影、アウトドアなどのルポルタージュを雑誌やWebメディアに寄稿している。2021年より東京から和歌山県田辺市本宮へ家族で移住。

使用頻度
毎日
走行距離
25,000km/年
居住地域
和歌山県
住居環境
戸建て
利用目的
通勤・子供の送迎・レジャー
ご利用いただいている車種
HEV シエンタ
  • グレード
    G
  • ボディカラー
    ホワイトパールクリスタルシャイン〈070〉
  • 主なオプション装備
    アクセサリーコンセント

最寄りのコンビニは38km先クルマは生活必需品

最寄りのコンビニは38km先
クルマは生活必需品

今回の企画の目的は、パワートレーンの違いを感じてもらうこと。普段はガソリン車に乗る利根川さんに、いつも通りの生活の中でHEVを試していただき、違いを体感していただきます。

——利根川さんは和歌山県の本宮エリア、世界遺産として有名な熊野本宮大社の近くに移住されました。こちらに移住した理由を教えてください。

利根川 : 移住してちょうど2年が過ぎ、3年目に入ったところです。最初のきっかけは、知り合いが東北で農業をはじめたので手伝いに行ってみたら、とても楽しくて充実感があったこと。そのときから「いつか田舎暮らしがしたい」という憧れを持つようになりました。その後、娘が小学校に上がるタイミングで「今しかない」と家族で引っ越すことにしました。最寄りのコンビニまで38kmという環境ですが、この不便さがちょうど心地いいですね。東京での暮らしも100%楽しんでいましたが、今の暮らしは120%です。

——今は、どんなクルマに乗っていますか?

利根川:メインで使っているのは、7人乗りですがコンパクトなファミリーカータイプのガソリン車です。もう1台、田んぼや畑作業用に軽トラックも使っています。

——どのようにクルマを使っていますか?

利根川 :ファミリーカーは、ほぼ毎日使っています。買い物や、子どもの習い事、幼稚園や小学校の送り迎えなどにも使います。

普段の買い物は片道3kmくらいの場所でしていますが、月に数回は約50km離れた大型スーパーに買い出しに行きます。また上の子はバレエと陸上をやっているのですが、片道60kmほど離れた場所で、そこは毎週のように送迎しています。

あと、毎日家族で片道10kmほど離れた温泉に通っています。何をするにもクルマが必要な環境ですので、走行距離は合計すると月に1,200km以上いくのではないでしょうか。

——給油はどのくらいの頻度でしていますか。

利根川 : 週に1回はどちらかのクルマに必ず給油しています。3、4km先の最寄りのガソリンスタンドを使うほか、僕が住んでいる本宮エリアから出たときも必ず給油して帰ります。こういう所に住んでいると、ガソリンスタンドの営業時間外に突発的に100km以上の長距離移動が必要になることもありますので、できるだけ満タンをキープするよう心がけています。

毎日のようにクルマを使うからこそ 燃費の良さに期待したい

毎日のようにクルマを使うからこそ
燃費の良さに期待したい

——今回のモニター車である「シエンタ」はHEVですが、ハイブリッド車に乗ってみてどんな印象でしたか。

利根川 : 実は僕、ハイブリッド車を運転するのは今日が初めてでした。乗ってみてまず感じたのは、電気でスーッと走り出すスムーズさでした。いつも乗っているマニュアルの軽トラックとは真逆です(笑)。またモーターとエンジンをクルマが必要なタイミングで自然に切り替えてくれるというのは印象的でしたね。

——クルマ選びで重視するポイントは何ですか。

利根川 : クルマがないと生活できないところに暮らしているので、クルマは生活必需品という感覚です。何をするにもけっこうな距離を走りますので「燃費がいい」というのは僕にとってすごく大きなポイントですね。田舎暮らしって、家賃や食費などは都会と比べて安いのですが、生活コストに占めるガソリン代はとても大きいのです。最近は燃料費の高騰もあり、ますます負担が大きくなっていますので、HEVのシエンタには期待しています。

また日常的に長距離移動をするので、特に子どもたちにとっては「クルマも部屋の1つ」というような感覚になってきます。片道60kmだと、大体1時間以上は過ごすことになりますし、その間を、家族で会話しながら移動するのは、大切な家族団らんの時間なので、少しでも快適に移動できることも大切だなと思います。

帰省などの長距離移動にもトライしたい

帰省などの長距離移動にも
トライしたい

——今後、シエンタをどのように使っていきたいですか。

利根川:自分の使用環境で、どのくらいEVモード、つまり電気の部分が活躍してくれるかは試してみたいです。ちょっと送り迎えするだけでも片道50km以上の山道を走るような環境ですので、そんなある意味過酷な環境でHEVがどれだけ効果的に作用してくれるのか、あるいは作用しないのかに興味があります。

また、今のクルマと比べてとにかく静かでスムーズなので、家族で長距離を移動するときにも乗ってみたいですね。妻の実家がある大阪は、ここからクルマで3時間程度。埼玉の僕の実家は10時間ぐらいかかります。帰省で長距離を走るときにどうなのか、楽しみにしています。特にシエンタは休憩の際にシートをリクライニングできたり、フラットにしたりもできるので、子どもたちもラクに移動できそうだと思っています。